【61歳・松田聖子】English Ver.赤いスイートピー『SEIKO JAZZ 3』
こちらはリアルタイム20歳の聖子ちゃん。
あれから41年ですか。
こうして、彼女が活躍されていることが、まるで奇跡のようです。
聖子ちゃんカットから決別して、まっ先にショートにしたときの曲。
他のアイドルとは格の違いを見せつけて差別化を常につけるという彼女ならではの戦略だったのでしょうか。
もちろんオリコンチャート初登場1位。
作詞 松本隆
作曲 松任谷由実(呉田軽穂)
編曲 松任谷正隆
松本さんは慶大中退。
松任谷正隆さんは慶應幼稚舎から同大卒。
ユーミンは美大。
3人ともとにかく富裕層の子女だったことは言うまでもありません。
「アイドルや歌謡曲に全く興味のない私が、 武道館ライブで『赤いスイートピー』を観て気持ちが変わった。ああ、松田聖子という歌手は特別でエバーグリーンな存在なんだと」
上の言葉は、ロッキング・オン編集長・ロック評論家 渋谷陽一さんの発言。
「赤いスイートピー」は、松田聖子の代表曲のひとつで、1982年にリリースされました。作詞は松本隆、作曲は松任谷由実(呉田軽穂というペンネームで)です。
この曲の歌詞のすばらしさは、春色の汽車に乗って海に行きたいという、17、8才の女性の可愛らしい恋心を、情感豊かに表現しているところです。赤いスイートピーという花は、彼女の心の岸辺に咲いた、鮮やかな恋のイメージを象徴しています。
また、この曲は、フォトジェニックな映像が広がる歌詞で、聴く者の五感に訴えかけます。煙草の匂いのシャツ、車窓から入る潮風、遠くに聞こえる波音など、細やかな描写が、ふたりのデートのシーンをリアルに感じさせます。
一緒にいる女の子の気持ちに鈍感な歳上らしき彼氏は、気遣いもせずに時間を確認している。そろそろ帰ろうか?のサインに気づいた女の子は、胸が張り裂けるような悲しみと寂寥感に暮れている。
この神描写は、絶妙過ぎて10代の私も共感しましたね。それで気づくんですね。
『あれ?オレって男だったな。いっけねー』
みたいに。
これが松本マジック🪄
乙女心を鷲掴みにする松本隆さんらしい、アニマアニムス(男性の内面に潜む女性心理)。
フォークデュオのコブクロの小渕健太郎さんや、スピッツの草野マサムネさんもまた、松本さんの持つ歌詞の世界観から影響を受けている。いや、受け過ぎていると語っていました。
そのためか非常に女性的で優しい歌詞ですよね?
❤︎❤︎❤︎
このように、「赤いスイートピー」の歌詞は、春の日差しの下で咲く、膨らみかけのつぼみのような恋心を、美しく切なく歌っていると言えます。🎵
曲調は素朴だけどハイソ。
これこそが他のアイドルにはなかった聖子流セレブ感覚。
ノーブルでプラトニックな曲なのでしょうか。
「赤いスイートピー」は、多くの歌手にカバーされています。例えば、以下のような方々です。
Moopies(ピアノ弾き語り)
Toshl(X JAPANのボーカリスト)
宮本浩次(エレファントカシマシのボーカリスト)
RIKAKO(元モーニング娘。のメンバー)
他にも、様々なジャンルや世代の歌手がこの曲に挑戦しています。あなたはどのカバーが好きですか?🎤
(1) 赤いスイートピー - 松田聖子(カバー) - YouTube. https://www.youtube.com/watch?v=nsOrp5CkvmE.
(2) Toshl「赤いスイートピー」【カバーアルバム『IM A SINGER .... https://www.youtube.com/watch?v=QMm5fN05eEc.
(3) 宮本浩次 赤いスイートピー 歌詞&動画視聴 - 歌ネット. https://www.uta-net.com/movie/293697/.
(4) 【カバー曲まとめ】松田聖子『赤いスイートピー』 - Cover Songs. https://cover-songs.jp/matsudaseiko/akaisweetpea/.
しかし、聖子ちゃんは音楽の成績は3で、ピアノも苦手、プロになっても音符も読めないという、音楽よりもむしろ他の勉強や運動の方が得意だったそうですよ。
しかもラブレター一つももらえず、転入生の長身イケメンをおっかけるという、今時のフツーの女の子。よくぞアイドルの頂点に立てたものですね。。。
それが歌手として成功するということに、またまた奇跡を感じざるを得ません。憧れていた川崎真世さんは・・・郷ひろみさんは・・・・いったい?
因みにひろみさんのお母様は「聖子」というお名前でした。
これは確かにやりずらいですな・・・・
丁度、この頃ですか。
フジテレビのオールナイトフジという、とんねるずや片岡鶴太郎さんの司会の番組にゲスト参加しました。
出演者していた女子大生たちがキャーキャーと大騒ぎして、聖子ちゃんを羨ましがりました。同年代ですからね。
みんなが、どうしたら歌手やアイドルになれるのでしか? と質問攻めです。
すると、聖子ちゃんは。
『私は女子大生になりたかったんです。ですから、皆さんが羨ましいんですよー』とニコニコ☺️
バブル以前の話ですが、女子大生の価値は今の何倍もあったということです。
松本隆さんは、当時を振り返り、こう言います。
『若い女の子たちの性が乱れている。それはよく知ってるし分かっています。ならばぼくは敢えて、プラトニックで恋愛至上主義みたいなことを歌詞にしようと思ったんです』
近年、「女子大生の4人に1人はパパ活」をして、「2人に1人は整形している」と識者に聞きました。
そういうご時世なのですね。
もう恋愛も結婚も、「カネ」「カネ」「カネ」
それがなければ、デートもキスもエッチも、何事も進展しないという世界なのでしょう。恐ろしいことです。
政治経済の凋落が若者の青春を退廃させているのです。
この、赤いスイートピーの歌詞を今、松本隆さん。
そして当の松田聖子さんはどう思われているのでしょうか。
❤︎❤︎❤︎
現在では、彼女は旦那さんと2人で母親と神田正輝さんの介護をしているそうです。
旦那さんが在学していた東北大と慶大准教授時代の医師の人脈があるので、かなり真剣に治療をしているとか。
20代から60代までの男女世代が選んだ永遠のアイドル。1位。
OLが選んだ永遠のアイドル。1位。
専業主婦が選んだ永遠のアイドル。1位。
女性社長が選んだ永遠のアイドル。1位。
全て女性の属性のアンケートで1位になった聖子さん。
しかも、モーニング娘。やAKB、乃木坂に相当な差をつけて、ライバル中森明菜さんにも大差で破る結果でした。
私は20歳の時に聖子さんのボディガードを務めました。
ライブ終了後のこと。
楽屋から、群がるファンを遮り、車まで誘導するのが役目。
たった3分ほどの出来事でした。
二人だけで歩いている・・・
こ、これってデート🧡みたいじゃん。
そう思いました。(勝手な妄想)
隣を一緒に歩く私はチラチラと見たのですが、色の白さ、顔の小ささに驚きました。
思いのほか小柄でしたね。
22歳の彼女は黒のスーツにサングラス🕶️ワンレンショートヘア。
別れ際に、声を掛けました。
仕事中は私語はもちろん、ファンバレは御法度です。
ですから、冷静を装って。
『松田さん、お車にお乗り下さい。お気をつけて』
後部座席のドアをわたしが開けて誘導したその瞬間に・・・・・
『大学生のアルバイトさんですか?寒い中ありがとうございました』
お、オレに声かけてくれてる!!
しかも、お礼言われたよー!
ああ、オレ、もう彼女も要らない。結婚もしない。生涯この人のファンでいよう!
そう誓ったのですが、結婚してしまいました。😅 許せ、聖子ちゃん。
はなからお前は相手にされとらんがなwww
ハイ。
❤︎❤︎❤︎
その後、妻を含めた歴代彼女は皆、聖子ファンでした。婚活で出会った方々も皆そうでしたね。
わたしの担当の女医さんも娘さんと歌うそうです。
で、カラオケで🎤歌ってくれるんです。
🎵春色の汽車に乗って 海に連れて行ってよ
今でも彼女はわたしの青春です。
聖子ちゃん、ありがとう😊
心の岸辺に咲いた 赤いスイートピー💐
※赤いスイートピーは本来存在しない色。
この曲の人気により、品種改良されて、赤色のスイートピーが実現しました。
神田沙也加さんの命日に、ご冥福を祈る為に訪れた札幌からのご報告でした。
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