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QAエンジニアとしてのリリース活動

良いサービスを提供したい、新機能をできるだけ早くリリースしたい、リリースできない機能についてはリリースを見送りたいなどなど。

昨今、QAエンジニアが関わる領域は広く、どうしたら良いか。
品質というものは、企画書品質コード品質テスト品質リリース品質など多くあります。まだまだあります。しかし、どう対象すべきか考えていく必要があります。

1.リリース品質とは?UXなのかUIなのか、機能が動くことなのか。

エンゲージメントなのか、何を一番としているのか

2.何でもかんでもリリースブランチに詰め込まない。

QAエンジニアがリリースチケットを確認。
リリース前だからといって、機能の詰め込みは不具合の原因となります。

3.環境による役割の分散

テスト環境では開発エンジニア、Stagingでは、QAエンジニア、本番では、QAエンジニアや
モニターなどそれぞれ確認

4.ペアリリース。開発エンジニアとQAエンジニアがセットでリリース作業に。

開発エンジニアのリリース作業品質を監視する。
バージョンであったり、対象インスタンスであったり、対象DBのテーブルであったり。
リリース完了後、すぐに探索的テストで問題がないか簡易チェックもできる
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リリース活動は、ルールを決めて、開発やインフラ、QAがお互い補完できるような動きが必要では無いだろうか。サービスやターゲットによってリリースは変わってくるので正解は無いですが、インパクトのない不具合。

サブスクでは、解約に結びついたり、また返金や企業イメージのダウンがあってはならないので。

そしてリリース判定をする。
リリース品質基準に沿ってリリースOKかNGかを決める。
リリース品質基準は予め作成しておく。

BtoB、BtoCによって基準も当然変わってきますが、一例になります。

1.現状の不具合改善
2.リリース優先度
3.テスト品質(機能、非機能)
4.リリースすることのリスク把握
5.リリースコスト