デンマーク人の時間の過ごし方
デンマークに来て約1ヶ月。少しづつ生活に慣れてきた。
今日からデンマークのフォルケホイスクールの夏のコースに参加する。デンマーク人と親密な関係になれば彼らの特徴的な考え方や日本人との違いがわかると思ったからだ。
今日は特にイベントはなくコースの説明と自己紹介だけだったが、今までの1ヶ月間の滞在でデンマーク人に対してなんとなく思っていたことが少しづつはっきりした。
レストランや、公園に行くとデンマーク人はいつも楽しそうで、仕事のことは忘れていわゆる「幸せ」そうに見える。それも日本の楽しい居酒屋とは違う何かユニークさがある。その独特な雰囲気はなんだろうと思っていた。
しかし、今日のコースの説明やディナー、そのあとのヒュッゲタイムを通して少しづつわかってきた。彼らはその場を共に楽しみたいという目的を”共有”し、楽しむことを目的とした場所と機会を提供する人がいる。
ここで重要なのは私たちのために場所や機会誰かが作っているという点。それらを用意するのはレストランのオーナーや学校の先生、国家など。我々市民が楽しむためだけの場所がすぐそばにあることがデンマークの「余計なことは考えず楽しく過ごす独特な雰囲気」を作り出しているのかもしれない。
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