令和の営業スタイル(笑)

先日とある地方都市でタクシーを利用したとき、そのドライバーさんの運転や対応は気持ち良くて快適だった。 実はそのタクシー会社は以前にも何度か利用していて、荒いドライバーさんに当たったりよい思い出はない。今回も迎車を依頼した方の対応は酷かった笑 この街のタクシー業界はだめだな、この会社はダメだなと感じていた。よいドライバーさんもいたんですね笑

私のお付き合いある会社に優れたシステムを提供する会社があります。このシステム無しにはビジネス継続は難しいくらい大切なシステムを提供されていてすごく成長もされている。1人ひとりのメンバーは魅力的なのだが組織としてビジネスパートナーとしてはもう一歩,時によっては怒りすら覚えることもあります。☜複数社ある笑

とある決済システムを導入しようと、営業と商談して即日決断して手続きを始めた。決済システムを導入するには代表者のパスポートの用意などが必要でカンタンではないながらスムーズに進行していた。が、最初に話した営業から「手続きはしてますか?」と催促のメールが。神経質すぎるかもしれないが、急にその会社が嫌になり手続きは保留にしています。その決済システムは非常に魅力的で、本心はいれたい。(この事件から3週間経って、静かに審査を再開していただきました。)

ニュースを騒がす大会社の不祥事、今回のタクシー、私の身の周りを鑑みるに、人は組織で判断するのか、担当者で判断するのか、プロダクトで判断するのか。

最終的にはプロダクトで判断するし、そうあるべきだけれど、人や組織で判断される場合も多い。どちらかというと人で判断したり、されたりすることも多いように感じています。私は長く営業をしているので、あえて「人」にフォーカスしますと、「最初の担当者」が重要だという説。あの人と出会わなかったら、いまの◎◎は無い…のような。営業に限らず「最初の遭遇者」は一生の関係性を作ります。

常に自分が会社の一員として、最初の遭遇者になっているという意識を持てと言われたら、毎日ネクタイをして七三に分けて資料を持ち歩くという風に捉えるのは相当に古い。ここ数年で私が出会って好印象だった方々を思い起こすと、今の時代(2023年現在)の理想の最初の遭遇者はこんな方。

①見た目のインパクト
  髪型、髭、眼鏡、服などで印象が残る。
  初めましてがONLINEの場合もまだ多いので。あえて1位にしている。
  ここでの印象で話を聞くか聞かないか結構決まります。
  派手ならいいという話ではないです。

②お話は丁寧
  売り込み重視ではなくてヒアリング重視。
  商談の99%お話し続ける方もおられますが、
  話と聞くが50:50になるような進め方の方は印象に残ります。

③自社プロダクトへの精通、導入時のサポート
  導入時のサポートがなかったり、担当が変わったり。
  導入までは熱心でも導入時のサポートが薄いパターンは多いです。
  真の関係性は導入前の商談ではなく、導入時のサポートで作られる。

④成果を出す。
  いわずもがな。

タイトルからずれてきていますが…

たまに組織は個人を守ってくれます。
組織を守るのも作るのも、組織の一員の役目。
組織がクライアントに支持され続けるためにはプロダクトやサービスの質の向上はもちろんだが「最初の遭遇者」としての①②③④を意識し続けること。実は③がすごーーーーーーーく重要。

最初の遭遇者の積み重ねで今の組織がある場合でも、
うまくいっていないクライアントにしっかり向き合えば③④は作り出せます。

令和の営業は
③④に行くために①②を整える。
③が実は一番大切。





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