NEWS LIVE TOUR 2020 “STORY”②

昨日投稿した記事から引き続き、本日からはツアーの内容について語りたいと思います。
まずは、四部作のおさらい。
2017年     NEVERLAND(夢の国)
2018年     EPCOTIA(宇宙の旅)
2019年     WORDISTA(仮想空間)
2020年(2021年) STORY(物語) 
NからはじまってNEWSを完成させて、4年後にもうワンステップ上にいけたらいいね、そんなこと言って2017年に始まったクセ強ライブ。やっぱり平坦な道ではなかったけれど、そんなところすらもNEWSらしく愛おしい。
心の底から完走ができてよかった。おめでとうございます。

さて、探せば普通に出てくるんですけど、やっぱりセットリストなしでは語れないでしょう・・・ということで書いてみました。

1.STORY
2.SUPERSTAR
3.トップガン
4.SEVEN
5.「生きろ」
6.Perfect Lover
7.U R not alone
8.戀(こい/増田貴久ソロ)
9.Narrative(加藤シゲアキソロ)
10.チャンカパーナ
11.君の言葉に笑みを
MC
12.STAY WITH ME
13.何度でも
14.Silent Love
15.Love Story
16.STAY ALIVE(小山慶一郎ソロ)
17.Dragonism
18.夜よ踊れ
19.FIGHTERS.COM
20.エス
21.4+FAN
22.希望~Yell~
23.クローバー
24.NEVERLAND(メドレー)
25.EPCOTIA(メドレー)
26.WORLDISTA(メドレー)
27.STORY(メドレー)
28.NEW STORY

こうみると、全体的に物語になっているのがよく分かりますね。
盛り上がる曲を集めてみたり、恋の曲を集めてみたり、かっこよ&エロ曲を集めてみたり、応援歌から、締めはNEWSからのNEW STORY。クラウドでも言ってた通り、どこまでも物語尽くし(と、“S”尽くし)の構成。クセ強アルバムの集大成の名に恥じない作りです。
あと、メドレーとはいえ同じ曲(STORY)が本編中に2回も入ることは、NEWS史上初なのではないでしょうか?でも、もちろん意味合いは変わってくるので、同じ曲といえど、どちらも欠けさすことはできませんが。
(最初のSTORYは物語の始まりを告げている。メドレーでのSTORYはNEWSのSを担っている。)

もう本当に、そろそろ本題に入ろうと思います。笑
まず会場入ってすぐに思ったことは、ステージのシンプルさ。今までと違って舞台上の昇降機以外何もないことが一目見てすぐ分かった。
アリーナ中央に四角形のメインステージ、そこから左右に伸びる通路、メインステージの上には四角形のモニター、のみ。
いつもは客席に近づくトロッコがあったり、スタンド席が近く感じられるような仕掛けがあったりしていた感じだけど、ステージを見ただけで「無いな。」と思った。(もちろんこんな時期での開催なので、もしあったとしても抜粋されていたかもしれないとは思っている。)
このシンプルすぎる作りのステージで彼らは物語を作り出すのかと思うと、すごく挑戦的だと感じた。
それに背後がないのも面白かった。ステージにいる限り、すべての位置からすべての恰好のNEWSが見えるのだ。
4部作の集大成に彼らが持てる全ての力をつぎこんできたのが、開演前から感じられた。パフォーマンス見なくてもわかるよ、そんなこと。
始まる前からこんな挑戦的なステージで、どのように彼らがパフォーマンスしてくれるのかすごく楽しみだった。

そして始まった1曲目。てっきり真ん中から出てくるのかと思ったら、まさかのアリーナのドアから入場。3か所のドアからそれぞれが入場してきた。(入場する位置は各会場ごとに違うみたい。)
3人は、ボクシングのリングへ上がるような「やってやるぞ」という言葉がきこえるような堂々とした顔つきでステージにあがってきた。そしてぐるりと客席をみまわしてふっと顔を緩めた気がした。会場に駆け付けたたくさんのファンの顔をみて、すごく嬉しそうだった。そしてそのまま歌唱パートへ。

増田さんから入り、小山さん、加藤さんと続きそれぞれが歌い始める。
「そして僕ら2020 夢見たあの場所へ」
本当だったら2020年に終わるはずだった。2017年からはじまったNEWSの挑戦は2020を夢見て、そしてたどり着いた。
1番のこの部分は増田さんの歌唱パートだったけれど、この時に「夢見たこの場所へ」と歌い替えてたのが印象的だった。
おそらく全会場でやってたのかな?と思う。
だって、今、この瞬間、この会場が、NEWSがたどり着きたかった場所だから。
でもいつ頃、誰から変えようと言い出したのだろうか。増田さん自身が、自分の歌唱パートになったときから変えようと思ってたのかもしれないな(原曲では手越さんパート)。そうだとしたら、嬉しすぎる替え歌だね。
いろいろあって本当の2020年内には終わらせられなかったけど。
2021年になってしまってもタイトルだけは変えなかった。2020でやると決めた。
当時のまま、セットも曲もタイトルもすべて2020で冷凍保存。
(まあ物理的に完全に当時のまま、にはできなかったけどそれは仕方ない。)
乗り越えて、この場所にたどり着いたよ、とこの曲のこの一瞬にすごく協調されて伝わってきた。
サビの「超えろ(N)NEVERLAND いま(E)EPCOTIA This is the WORLDISTA
仰ぎ見た宇宙(ソラ) 繋がってく 点が線になるように STORY」
「N」「E」は実際の歌詞には書いてないんだけど、絶対こう言ってるのがわかるし、必要だからあえて記載しています。
今までやってきた公演(“N”EVERLAND、“E”PCOTIA、“W”ORLDISTA)が点だったのが繋がって、“S”TORYをやることで一つの線(=NEWS)になる。
ここの振り付けが(加藤さんしか見てなかったから、加藤さんのみかもだけど)指先でてん、てん、てんって空中に点を打っていて(多分右上、左少し下、右下)、また右上からSを描くように同じ場所をなぞるような振り付けだった。気づいたときは、こんなところまで“S”にこだわってるんだとすごい感動したし、本当にようやく繋がってNEWSになったねという気持ちでいっぱいだった。次はどのS?どういう物語?なんだか隠れミッキーを探してる気分になってきたよ。笑

アルバムツアーの表題曲「STORY」
本当にこの1曲の歌詞が意味ありすぎて、いろんなことがこめられすぎて、この曲を作ってくれたヒロイズムさんと中西さんありがとうございます。
過去の三作で大事だったキーワードが歌詞中にたくさん入ってて、何も考えずに、言葉通りそのままの意味でとらえてもいい歌詞なんだけど、さらに四部作の完結まで考えて深読みすると、もう5年越しの想いが溢れてふれてとまらない。シゲさんのライナーノーツを見た方がうん百倍面白いのだけれど、まあちょっと私も考えたからきいてやっておくれ。
そもそもSTORY=物語ではあるが、歌詞やタイトルで出現するSTORYは、人生や想い、旅などいろんな意味があてはめられると思う。
この曲の歌いだしの「胸に抱えたSTORY」では、「胸に抱えた思い出(後悔した思い出のほう)やつらい記憶、感情、言えないこと」というニュアンスに意訳ができるだろう。そのあとに「誰にも言えずに 行き場所をなくしても」と続くのだから。
でもさらに続き「孤独かき消すように 驚異は待ってる この世界はだれのモノ」を見ると、孤独をかき消してくれるのはこの場合、物語の作り手のNEWSだろう。NEWSが驚異(=まだ見たこともない場所。希望の場所)に連れてってくれる。「この世界は誰のモノ」は、誰のもの(人生)?あなたのもの(人生)だよ。そんな風に背中を押してくれると捉えられる。
四部作の視点からみると、「驚異」というのはNEVERLANDのこと(NEVERLANDのサビ「7つの驚異がそこに待ってる」)。この世界は誰のモノもNEVERLANDの歌詞を受けて入ってると思う。1番のAメロはNEVERLANDについての歌詞でもある。

「声あげた2003 旅ははじまり」は間違いなくNEWSの結成年であり、そこからNEWSの旅ははじまったということ。
そしてこの西暦の言い方は間違いなくEPCOTIAを受けて、合わせてきたに違いない。バックコーラスで惑星について歌ってるしね。(クラウドのライナーノーツにも記載済み)

そしてサビへ移るのだけど、「仰ぎみた宇宙(ソラ)」は「宇宙」と言っているし、間違いなくEPCOTIAのこと。ここでもEPCOTIAが出てくるけど、おそらくこれは1番Aメロの夢の国から、サビの宇宙へ、そして2番Aメロの仮想空間へと繋がってる。そんな構成にもなってる気がして、解釈が何通りもできる。
実際の曲を聴くとわかるんだけど、サビの後ろで「N E W S」とC&Rがあるところも、実はかなり好き。
昔からNEWSの大事な時期の曲(希望~Yell~とか、4+FANとか)にはN・E・W・SのC&Rがはいってる。だから、このSTORYにも入ってることがすごい嬉しいし、2020も間違いなくNEWSのターニングポイントになるのが曲だけでわかる。

さらにサビは続き、「(略)超えろ(N)NEVERLAND 時は満ちて ここに、辿りついたNEWS 続くSTORY」
この辺もそのままの意味だけど、夢を超えて時空を旅してここ(=現実)に戻ってきた(=辿りついた)NEWSの旅(=物語=STORY)は、これからもまだまだ続いていくよ、という暗示だよね。

2番「未来(アス)を描くSTORY 声に出してみて 想像を超えたImainary」
明日という近未来から将来は続いていく、明日を描くためにはイメージすることが道しるべ・・・と、どこかで聞いたことがある言葉。WORLDISTAのキーワードが振られていて、やはり懐かしさを感じる。たくさん想像しよう、良いことも悪いことも・・・という気持ちにさせられる。WORDISTAあたりから少しずつ現実に戻ってきてる感じがして、Sで現実に戻る。自分の将来やこれからの人生を考えて(=想像して。限りなくいいイメージで)、今日を生きてゆこうという気にさせられる。四部作のことを詰め込みながら、実は応援歌にもなっている気がして、応援歌生まれ応援歌育ちのNEWSにはピッタリな1曲に仕上がっている。

そして続く2曲目。まあ全曲そうなんですけど、歌割が変わったのがよくわかってしまう。でも3人の歌割もすごくしっくりきてて、半年くらいでものにするNEWS君たちがすごいなと。歌に対してすごく自信をもってるのがわかるし、この布陣でいけるぞって伝わってくる。
本当に本当にすごい成長したな・・・(誰目線w)。
加藤さんが手越さんの大サビを引き継いでて、かなりビックリした。あの歌割少なかった青年が、気付けば大サビ任せてもらえるようになって・・・成長したんだなと密かに感動した(誰目線2回目)。ちょっと前までなら、たぶん増田さん担当になってたよ・・・。

3曲目のトップガンはなんと大サビまで、シゲが寸分違わず目線の先に!!(・・・と言いつつ、めっちゃ近くではない。これは土曜日夜でした。)シゲ担としてなんという奇跡!地面に「すき」と書くあの場面ももちろん目の前だったので、なんか告白された気分で有頂天でした!笑(まだ3曲目)しかし、大サビで180°ターンをしてまさかのお尻とご対面。それでもぷりぷりなお尻を見ることができて大興奮でした。
私はシゲが出す高音が好きで、高音を出すときの口の形もすごく好きなんだけど、「そ背中追いかけたいと~」の一番高い音「の」を目の前で見れて耳も目も発狂。「の」の次が「せ」だから必然と笑顔になるような口の形だったから、余計に美しかった・・・。美しいというか、卒倒した。本当に好き。
この曲は振り付けも独特的で覚えやすいから、みんなペンラもって踊ってたのも印象が強い。
サビの「恋焦がれた~」でペンラの光が左から右に動くの。そんな世界をつくるファンすらもかわいい()踊りやすいよね。数回見れば覚えちゃう振付よね。NEWSと一緒に踊れる曲がまた1曲増えてありがとう。
そしてこの曲の大サビもシゲの歌唱。2曲続けてシゲの圧倒的成長度合いを見せつけられてしまった。

4曲目のSEVENは移動がすごくかわいかった。コサックダンスみたいに、足上げてステップ踏みながらメンステに動いていくの(主にまっすー)。2日間ともそのかわいさにやられて、ほぼまっすーしか見てないというオチ。だってかわいかったんだもん。
この曲はC&Rが多いから、声出せたらもっと盛り上がったんだろうな。
まあ声出せなくても散々煽られた気はしますが・・・笑 声だせないのに「もっと!」って言われるとちょっとどうしていいか分からなくなります。笑
でも、後ろの人の邪魔にならないくらいで、精いっぱい手はあげたよ。気持ちは伝わったかしら?
間奏のC&Rのところで、軽い挨拶もあった。
“ただいま。おかえり。たくさん心を震わせたよ”

「生きろ」の演出はすごいMV見てる感じだった。NEWSの周りの電飾も込みで一気に幻想的な空間に変わった。
日曜夜に見たときに、サビの「仲間の絆を~」のところで小山さんが、加藤さんと増田さんに手を向けてるのに気づいて、泣いた。
テレビ番組で「生きろ」を歌ったとき増田さんが、小山さんと加藤さんのほうに手を向けてて胸が熱くなったのを思い出した。でも、同じ演出だけど行う人によって少し意味合いが変わる気がする。増田さんが小山さん、加藤さんに向けて仲間の絆って手を向けると“NEWSを守ってくれた仲間”になるし、日曜の小山さんが増田さん、加藤さんに向けて仲間の絆って手を向けると“つらい時は助けてくれる仲間”って気がした。
本当にどの場面を見ても3人が強く結びついてるのが分かってしまって、ちょっとだけ手越さんのこと思い出してしまって泣いた。
4人の時もすごくいい感じにNEWSを創りあげてたけれども、3人でも3人なりのNEWSを創っていくんだといく気概を受け取った。
もうこの曲だけでも出し切った!!!っていうくらいのパフォーマンスをしてくれてたのに、この次の次にURがきて、一瞬「え?STORYはじまったばかりで、もう終わった・・・・??????(それはない)」っていう葛藤が私の中で起こったのは、もう少しあとの話です。笑

続いてPerfect Lover。好きな曲なんだけど2日間とも少し遠かったから、周りの映像を見てたよね。だって座席から一番遠いところで歌うんだもん。しゃーなし。多分ヒゲアキかっこいいとか思ってたんだろうな。知らんけど。
でも小山さんの「I'm your love/You're my love」の低音イケボパート。てっきりCDのような囁きで来ると思ってたのでそのギャップと、小山さんが大得意とする低音分野で直にしかけられて、もちろん倒れないわけがなかった。こんなんすぐに手を挙げて降参ですよ(鼻血)。それで最後に「永遠のPerfect Lovers(完璧な永遠の恋人)」って言われるわけですか?ちょっとクールダウンの時間が欲しいですね。
ところで、全然ライブ関係ないけど1番サビの「Ah」は小山さん、2番サビの「Ah」は加藤さん、大サビの「Ah」は手越さんという情報(クラウド情報)を仕入れてから、イヤホンでこの曲を聴くたびに死んでます。吐息だけのAhはエロい。殺傷能力高い。夜もこんな声で囁いて鳴くのかしら・・・・・(妄想止めろ)

少し前でも書いたけど、U R not aloneのイントロを聴いた瞬間の私「終わった・・・・」からの思考フリーズ。いいから帰ってこい。まだ終わるわけねえだろ。
何が言いたいかというと、この曲の記憶があまりないんですよね。あ、もちろん心の中で全国に届くくらいに大きな声で大合唱した記憶はあります。
ハピライ(Johnny’s World Happy LIVE with YOU/以下ハピライ)の時には歌わなかったところ(「あの日つまずいて しゃがみこんでしまうほどの痛みさえ」は、原曲では手越さんパート)も歌ってて、こうやって彼が抜けた空白を埋めていくんだなと思って、寂しさが少しだけ滲んだ。
曲に関して言えばNEVERLANDから歌っているけれど、本当にキーが高い。大サビなんて女性でも出すのがしんどいんじゃないかな?とすら思う。声が高いほうといわれる私でも歌うのがしんどい音を、力強く歌うNEWSがかっこいい。この曲を歌うたびに魂削ってる。すごい好きなんだけど、短命にならないかな?とちょっぴり見当違いな心配を抱いてしまう。
さっきハピライで歌わなかったといったところ、このライブでは増田さんが歌ってけど「の日つまづいて」の「あ」の音。増田さんにはちょっとやっぱり高い気がしてて。でも、今までの増田さんなら「あ⤴」ってしゃくりあげるように持っていってたのが、このツアーではこの「あ」の音にパッと入ってるのに気づいて、人知れず感動した。もともと歌がうまいのに、どんどんうまくなるし、どんどん音域もあがるし、一体どこまで成長するのだろうか。
他の人のライブレポでもあったけど、2番Aメロ。増田さんはずっと歌ってて、加藤さん、小山さんはメンステ左右の通路で別れて歌ったとき「誰かのせいにして逃げて」でまっすーがシゲから逃げてったのが可愛かった。それまでシゲの肩に手を置いてニコニコからの、まっすーとシゲと歌い終わったところにかぶせるように小山さんが「まっすぅーーー!」って呼ぶと、急いで走って小山さんのところに向かうまっすーがかわいかった。
この「まっすー!」って呼ぶ前に、増田さんの順番待ちをしているときの小山さんの顔よ。「シゲマスが楽しそうに歌ってる。僕も行きたい・・・・でも待ってるの・・僕この場所で増田さんのこと待ってるの・・・」って顔に出てた笑 強火すぎる笑
「まっすー」って呼ばれて増田さんがとんでった時のシゲさんの顔は「小山さん。待たせたね、まっすーをどうぞ。」と優しめなまなざしで小山さんを見た後、超特急でとんでったまっすーを見て「まっすー飛んでったな。犬だな。尻尾振ってるな。」って心の声が聞こえてきた。コヤシゲ夫婦でマスダ犬を飼ってた。とんだ茶番劇を見せられました笑
でも、今までの演出だと、命削ってなんとかここ(ステージ)に立ってます、という気迫を感じたのだけれど、STORYのU R not aloneはこんな風に可愛くアレンジできるのかと茶番劇を見たときに思って、曲に対するアプローチの仕方がいくつあるんだとNEWSのポテンシャルの高さを見せつけられた気がした。
もちろんイントロの「うぉーうおおー」っていう大合唱の部分は、両手広げてみんなの声を聴かせてよ、やってやるぞ!という気迫が感じられたからこそ、私も「終わったぁ?!」と思ったわけです。そこから2番での茶番劇。「茶番劇wかわいいw」と笑っているけれど、背負い込んで背負い込みすぎて歌うU R not aloneから、ふっと息抜きができる、NEVERLANDの時にはできなかったけど、歌い続けて歌いなれた今なら、少し肩の力を抜くことができる。そんな風にも捉えられなくはない。これも、NEWSが歌に対して自信をつけてきた結果なのだとしたら、すごく頼もしいね。

ここまで歌い切ったところでマスダの物語が入った気がするのですが、自信がないのでInterの物語については最後にまとめて書きたいと思います。
誰かInterが入ったところがわかる人がいたら、教えてください。

なんとなくライブの1/4が終了したところで、増田さんのソロ。さすがにU R not aloneを歌ったあとだからか、周りにペットボトルが置いてあった。本当にU R not aloneは身を削ってるよね・・・・。
終始、増田さんの柔らかい歌声を聴かせてもらって、思わず目を閉じて聴き入ってしまった。歌声から優しさやあったかさが伝わってきた。毛布に包まれるような心地良さからはじまって、サビで力強く歌って、まっすーの魅力が凝縮された歌だった。
サビの「んでもない」の入りの「な」の声が優しすぎて、とろけそうになった。たった一音なのに、胸がジーンとして世界中の優しさを今ここに集めたといっても過言ではないような気がした。でも、そこから「僕から」にあがるときの男らしさと力強さ。たった数言でこんなにも移り変わる増田さんの表現力の高さといったら・・・・。
大サビの「なんもなくない君へ 明日も会たい」の「で」は今まで通りの力強い勢いでいったのに、会いたいの「い」で急に裏声使うのはずるい。裏声大好きマンは死にました。原曲では裏声使ってなさそうだったけど、実際のライブでは多分その音でないだろうなあ、原曲通りでいくのかな?裏声使うのかな?とソワソワしてたので、裏声で来られて音合わせに来たなと思うのと同時にノックアウト。
・・・そういえば最初のほうの公演はどうだったんだろう?勢いだったのだろうか。ところで円盤はどの公演を持ってくるんだろうね?(横浜公演説が濃厚かな。)

そして次は待ってました自担のソロ「Narrative」。曲だけだと、あやめを彷彿とさせるような、不思議な音楽だなと思っていたので、演出が楽しみで仕方なかった1曲。
結論から言うと、すごく衝撃的だった。今回でもソロで挑戦をかましてきたなと。
リフレインで入ってる「Narrativeー」のところの振りがすごく特徴的で、なんとなく内から外に引っ掛かりながらもあふれ出る何か・・・という印象を受けた。物語るときにはそんなスラスラ語れないよね。「漂う砂 拾い集めて~」の振りは、何か逃げていくものを「まってー」と追い求めるような振りだった。本人もライナーノーツで“浮かんだ砂を集める”ようなことを言ってたし、つまりはそういういことを体現しているのだろうな。
歌詞とすごくリンクした振り付けで、やっぱりどこかあやめ的で美しい舞台を見ているような感覚に陥る。バレエとかそういう芸術的な踊りの美しさがあった。
後半あたりから、メンステ上に螺旋階段ができて、やっぱりどこかあやめのドラクロワを彷彿させるような振りで、これは最後どう落とすんだ?と思ったら、まさかの本人が落下した。うそでしょ????????し・・・・・げ・・・・・?
螺旋階段の中央の穴に加藤シゲアキが背中から吸い込まれてった。マットかな?とも思ったけど、手を広げながら落ちてたから、チアリーディングみたいに人が下で受け止めたんじゃないかな?なんて思ってる。でもやっぱりマットかしら・・?それとも別の・・・?いつかのシゲ部で語ってくれると嬉しいな。
そもそも、普通背中から落ちるなんて芸当できないんですよ。見えない恐怖とかあるし。バンジージャンプやったことあるけど、ハーネスで守られてるって思っても万一とか考えると結構怖い。飛んでしまえばそれまでなんだけど。だから、どうなってるかわからない(安全に安全を期してるだろうけど)ところにおちるシゲの心臓が半端じゃない。
でもね。落ちる前に正面向いたときのシゲの顔がね、一瞬意を決した顔をした気がしたんだよね。でも落ちてくときにはもう死んでいくような、けだるさを含んだ虚ろな目で落ちてった。
そういえばピンクとグレーで、ごっちのお姉ちゃんがコンテンポラリーダンスで頂上から落ちる(恣意的に?)っていうのがあったけど、ひょっとしてもしかしてオマージュした????????
「Narrative」はコンテンポラリーダンスらしいし。最後のほうにあった転がって足を上げる振りも、「足を高く上げて―」のお姉さんみたいな気がしてきた。
これは想像の域を超えないが、結果的にごっちのお姉ちゃんが死んだことをふまえると、シゲもSTORYを行って次に行くためには一度“死ぬ”ことが必要だったんじゃないだろうか。

「チャンカパーナ」・・・・まあ、どのライブでも今日が初めてのNEWSですー!!という人はいると思ってたから、チャンカパーナかweeeekはほぼ外さないかと思ってた(weeeekは入ってなかった)けど、セリフが四分割されているし、どうするんだろう?と思って、ある意味聴くのが楽しみだった曲。まさかの加藤さんが手越さんのセリフを言うとは思わなんだ。私は、まっすー→シゲ→慶ちゃん→全員orまっすーかなという想像でした笑
シゲ担としては、加藤さんのセリフが増えてうっきゃあああなのだが、他の担当としてはどうなんだろう・・・笑 まあ、そこは私の考えることではないな。
2番がJr.君たちだったので、本人じゃない歌声でこの曲を聴くのは(生で)新鮮で、すごい楽しかった!しっかりサビは「チャンカパーナアアアアァァァァァ」って伸ばしてて、しかも公演を追うごとに長くなっていってたらしい笑 
いいぞ、もっと伸ばせ!もっとやれ!←
サビの「抱きしめた」のところで、慶ちゃんだけ毎回左足がぴょこんってあがってるのが可愛すぎて、何回目かの死を迎えました。Digital Loveを思い出してしまったよ・・・アレも本当かわいい振り付けだった。またどこかでやってほしいけど、シングルじゃないし厳しいかなあ。
あと2番Aメロの「恭しく服を脱ぎ~」で慶ちゃんだけいそいそと服のすそを持ったと思ったら、するするとすそ上げ始めて半分くらいまで脱いだんじゃないかってくらいお腹見えてて、思わずヨダレがでてきた。わりとカッチリした服だから脱ぎにくそうなのに脱いでくれてありがとう!シゲマスもいつでも脱いでええんやで!(自重しろ)
この曲も振り付けが独特だから、みんな一緒に踊ってて、とにかく楽しかったという思い出でいっぱい。そして、大サビ最後の手越さんパート「チャンカパーナーーーーーーーーーーー」のところ、まあ増田さんだろうなあとは思ってたけど、その通り増田さんで、手越さんに負けず劣らず(むしろより長い?)めっちゃくちゃ伸ばしてて、そこに全力を注ぎすぎ!というくらい伸ばしててびっくりした。体感的に2分くらい・・。オーラスのときは「息が続かなかった」とい言っていたけど、名古屋の土曜日はまじで長すぎて、逆に心配になった。案の定、歌い終わったときに肩でぜえぜえ息をしていて、時折マイクにも「はぁはぁ」と本気の呼吸が入るくらいだった。腹筋めっちゃ使っただろうな。もう次は受け答えができるくらいでいいからね!
伸ばした後のくだりは変わらなくて、小山さんが「まだその辺に漂ってます。今、そこ」って言って、まっすーが「アァー」と言いながらマイクに近づいたり遠ざかったりして遊んでた。それをシゲは生暖かい目と呆れた笑いをして見守ってた。末っ子よ、ちょっとは反応してやれよ笑 お兄さん方が全力のボケをしているんだぞ笑

チャンカパーナのあとはJr.たちと絡みながら、Jr.の紹介。オーラスで渡辺大輝(はるき)くんがJr.卒業を発表。友達いわく無所属の子の進退を公で知ることはなかなか無いらしい・・・。この場を設けてくれたNEWSありがとう。みんなで送り出せて本当によかった。渡辺くんはこのSTORYが終わってから卒業しようと決めていたらしく、その心意気に感動。こんな、先の読めない中STORYは必ずやると信じて待っててくれてありがとう。
そういえば、ふと思い返すと他人の人生のターニングポイントを見ることってあまりないなと思った。この貴重で大事な瞬間に立ち会わせてもらえて、ありがとう。
こんなちゃんと筋通す子だもん、ジャニーズじゃなくてもやっていけるよ。絶対違うところで大活躍してるよ。彼の未来は、そんな明るい未来しか見えない。

次の曲は「君の言葉に笑みを」。メンステ中央が丸く高くなって、そのステージの端に3人ぎゅって固まって座り込んでて、すごくかわいかった。まっすーは足をブラブラさせてて、慶ちゃんとシゲはあぐらをかいて。
みんなの夢が流れるところでは、本当に幸せそうに大切そうに耳を傾けてて、その顔がすごく印象的だった。これだけでもファンのことを、心の底から大切な存在と思ってくれているんだなっていうのが伝わってきて、それが嬉しくて泣けた。
曲の半ばから耳の横に手をあてて目を閉じて、聴き入るような振り付けになってて、Jr.の子たちも合わせてみんなでその振りをしていて、それだけで優しく受け止めてもらえる気がした。
本当にこの時のNEWSの3人の顔よ・・・・どこまでも幸せそうだったなぁ。
でも、最後のまっすーのボケですべてを持っていかれた笑
各公演でボケが違うみたく、「大きくなったらもっと大きくなりたい」とか「大きくなったらジャニーさんになりたい」が個人的にお気に入りです笑
まじで意味わかんねぇよ笑(ちなみに、毎回何も考えずにやってるらしく、この曲になって「あ!ボケなきゃ!」と思い出すみたいです。慶ちゃんのフォローも然り。シゲが「こええよ。これ配信でやるのこえええよw毎回やってるんだから、ちゃんと決めてきてよ!」と注文してました(土曜日))
それを受けてか、もともと最後はこう言うって決めてたのか知らないけれど、オーラスでは「シゲと小山とずっと歌っていたい」という(おそらく)増田さんの本当の夢が聞けました。泣けるポイントそのn回目・・・・。
その未来、一緒に見させてもらってもいいですか・・・?

この次にMCがきますが、ここまででもかなり書いてしまった気がするので明日に回そうと思います。ぎゃんばれ私。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?