NEWS LIVE TOUR 2020 “STORY”③

2つめの記事でMC前まで書いたので、今日はその続きから書いていこうと思います。

前回までの記事はこちら。

ようやくやってきたMC。メンステに3人で三角形になって、オーラスにはMC中にJr.呼んで再度紹介もしていた。Jr.は脇役ではなく、一緒に創り上げてくれた仲間だと実感する。
そして名古屋昼でもぽろり・・・があったらしいが、オーラスという全国配信中にBURN(新シングル)の情報を引き出そうと小山さんをいじり倒し、「こいつ口かりーぞ!」なんて盛大な慶ちゃんいじりを見せてくれていつものわちゃわちゃMCも健在。でもさすがにオーラスではちょっと真面目な話していた気がする。

MC明けの次の曲からはラブソング特集。STAY WITH MEは衣装チェンジしていた。加藤さんが黄色みたいなクリーム色みたいなおしゃれスーツを着てて、外にトレンチコートを羽織ってて、かなりイケ散らかしてて衣装だけで死にそうだった。(多分死んでる)
アルバムで聞いたときから、1番のシゲパート「君がいる昨日と今日は違う」の「ちがぁあう」って歌い方がものすごく好きで好きでたまらなくって、すっごくライブを楽しみにしてたので、こんなおしゃれデートかっこよな衣装で一緒にディナー行きます?って今にも言われそうな衣装で、この盛大な片想いラブソングを歌われて、そしてこのパート。永遠に墓入りして眠っていたい・・・。
そしてサビの「Just Stay・・・Stay with me」の「Stay」の歌い方ね。好きな曲だからカラオケでよく歌うんだけど、すっごい難しいのよ。「すてぇぇぇええい」ってのぼる音ね。まっすーはすごい滑らかにあがるね。綺麗だね。生で聴いても美しかった。まっすーのソロとはまた違う美しさがあったね。「うぅう~」の裏声(?)も綺麗だった。
ライナーノーツでも言ってたように、引き算の歌声が響き渡る1曲。

そのままの流れで「何度でも」にうつって。「1プラスから 2よりもっと 3on the show~」の振りが手話だったみたいで、振り付けに慶ちゃんの得意分野(?)をいれてくれたのがすごい嬉しかった。慶ちゃんの生手話。なんだか嬉しい。
シゲの「この心 痛むほど さみしさを思い出すけれど ただいまと 言える場所 失くしたくはないよ」の「けれど」で裏声きました!裏声ハンターは敏感に反応しました!そのあとに続く歌詞「言える」で口を「え」の形にしたときに、笑う口元みたいに口角がきゅってあがる流れまであって最高でした。その歌い方本当に好きなんです(n回目)。ゴチになります。
サビは「悔やんだ時間は戻らないけれど 今を生きてる僕らがいる 過去が 未来が 僕らを繋げる 何度でもまた 立ち上がれる」って歌詞が、ライブだとより沁みた。言い方は全然違うけど、NEVERLANDのシゲが声でなかった時に書いたクラウドと親近感を覚えた。今回のクラウドでも書いてたけど、次に進まなきゃって思いが似てるなあと感じたポイントだろうな。なんだかシゲみたいな考え方する歌詞だな、なあんて思いながら聴いてた。
でも、全体的にはすごくNEWSのことを言ってる歌詞だと思う。もちろんこの曲は、応援歌だと思うんだけどね。NEWSがNEWS自身の歴史(history/ここでもまたSTORY!)を歌い、また、作詞者からNEWSに対する応援歌。まだやれる、まだ立ち止まるときじゃない。不屈の精神で立ち上がって進んでいく。そんなNEWSに対する応援歌。一人称は「僕」を使ってるから、男性目線だってことがわかるしね。
「何度でもまた立ち上がれる」や「ただいまと言える場所 失くしたくはないよ」「何度でも 何度でも 僕らなら進んでいける 悲しみや 別れまで 笑顔に変えるから」
メンバーが減って、活動休止になって、幾度も折れそうになったNEWSだけど、何度でも立ち上がって歩いていく。シゲは君(=ファン)に向けた応援歌だって言ってたけれど、実はNEWSの歴史(=history)を歌った曲なのではないかな、と私は解釈した。最初の数字も・・・・ね。(分からない人は、クラウドのライナーノーツ参照してください。NEWSにとって「9」といえば・・・)
ところで、オーラスのときの大サビ、「今を生きてる僕らがいる」のところで、シゲちゃん「ど」って歌詞間違えてたのを私の耳は聞き逃しませんでした。これも生だからこそ。かわいいなぁ。

さらにラブソングは続き、まさかの「Silent Love」がきましたね。NEVERLAND以来で、この曲がセトリに組まれてるとは思ってもなかったので、またここで聴けて嬉しかった。なんたって増田さんのラップが響き渡りますからね!サビの落ち着いた感じから、「どこにあるKEY」とオラオラに豹変する増田さんの歌声。「Thunder」を彷彿させるような豹変ぶり。(変わりようはThunderのほうが激しいのだけど笑)
サビの振りが特徴的で、NEVERLANDで最初見た時は「不思議な振り付けだな」としか思わなかったのだけど(それよりもピンクと黒の衣装と演出がよすぎた)、今回の演出でもう一回見たときに、あれは言おうと思って言いかけるけど、やっぱりやめちゃう(引いちゃう)っていう心境を表してるのかな、なんて思った。そんな揺れ動く心境を表現しているのであれば、air:manさんも粋なことなするなあ。

そしてダメ押しのように、今度はNEWS1王道ラブソングの「Love Story」。ファンの声入れちゃうくらいだもん、ファンが最初に歌った曲で、NEWSが歌ってくれる。渡して、受け取って。相思相愛かよ。ファンの声のところに、NEWSからのメッセージが入ってるところもラブレターの返事をもらった気分で、なんだかこそばゆい。それくらい純粋なラブバラード。
これもみんなで踊れる曲で、もうコロナ予見してたんじゃないの?レベルで踊る曲多すぎ。声出せない分、一緒に踊って、ペンラ振りまくった。
このあたりでシゲさんがさっきまで着ていたトレンチコートを脱いで、なんと完全スーツ姿。え、愛の告白をその恰好でなさるんですか?これはもはやプロポーズ・・・。と、妄想爆発させて、全身で愛を受け取りました。シゲ担的には幸せすぎる。振りにも投げキッスみたいな振りがあるし、たくさんキスもらった。キス顔いっぱい見てしまった。何度目かの死亡。いいのかこんなに甘々で。今後大丈夫か。まあ、この曲くらいは甘々すぎるくらいがちょうどいいのかな?増田さんもカチッとした格好だったし、きっと小山さんも・・・(加藤さんしか見てなくて、ちょっとかなり記憶が曖昧なのは許してほしい)。

ここまでを流れで聴くと、初恋(STAY WITH ME)→別れたor告白して振られた(何度でも)→それでも気持ち届けたい(Silent Love)→大ハッピー(Love Story)なんて別視点STORYも見えてくるのかもね。各章ごとのSTORYを想像するのも結構楽しい。

折り返しもすぎて、ここで小山さんのソロ曲。「踊る曲にしたい」って小山さんが言ってたように、踊る曲だったけど。ちょっと想像と違って、いや、むしろいい!シゲのソロはハッと息をのむような驚きだったけど、小山さんのは思わず笑顔になる驚き。
めちゃくちゃ可愛かったんだけど、イントロよ、イントロ。なんだよあの吐息エロボイス。37歳大人の小山慶一郎。ベッドインして、その後の流れが分かってしまうようなシチュエーションが似合いそうなセクシー慶ちゃん。衣装も胸元がわりとあいてて、小山さんのコヤマみえないかな?ってオペラグラスで覗き込んだりした(やめとけ)
でもなんたってサビの「wo o o o o・・・」の部分よ!!なにあのダンス!何ダンスっていうんですか?猫?ウサギ?鼠年だしネズミか!手をグーにして頭の上にミッキーみたいにあてて、前後にピョコピョコ・・・・・っぐはあ・・・眼福と耳福。
小山さんのソロ曲だから、小山さんが歌いやすいキーであることは間違いないんだけど、だからこそセクシー小山とかわいい小山がこの1曲に混在してて、胸中はグルグルするわ、「君のこと かき混ぜたいんだ」ってシゲじゃないのにピッタリくるし、気持ちの揺れ動きの幅がさすがに広すぎて見入ってしまった・・・。ナニコレホント。小山さん全部セットですか?っていうレベルで小山さんの魅力がたっぷりはいった曲だった。あざといとは常々思ってたけど、ほんとにあざとすぎる。
しかし2日目にはしっかり耐性をつけて、一緒にピョコピョコ踊りました笑(耐性はやい)
そうじゃなくても自然と体が動く軽快なナンバーだったことは間違いない。

本当は小山さんのあとに手越さんのソロ曲があったんだろうな、と。ちょっぴり手越さんの声じゃなくても「プロポーズ」聴きたかったと思いました。

「Dragonism」。正直CDで聴いたとき、よくわかんなくて、表現が難しそうな曲だな、リズムが不思議な曲だな、くらいにしか思ってなかった曲。なにもピンときてなかったの。でも、WORLDISTAで登場したドラゴンがでてきて、演出をみてとても感動した。そして理解した。
歌詞をしっかり見ると、実はすごい覚悟と信念の曲だってことに後から気付いたりして。ドラゴンという架空の生物に例えて、先駆者の意志の強さを思わせる激しい曲だった。
「生きた証を この世界に 君の目に 刻みこめ」最後の歌詞が力強すぎる。これの言葉を背負って歌うNEWSの覚悟は、凡人には推察できない。

さて待ってましたといわんばかりの次曲。イントロが流れた瞬間に「これが巷で、よくぞ3人でやってくれた曲!!」と言われてるものかとすぐに理解した。夜よ踊れが世界に発信されたとき、なんだこのNEWSの大人の雰囲気、と誰もが思ったことだろう。そして、これはライブだとどう転ぶんだ?と歌唱が楽しみにもなった1曲。Strawberryで披露されたときは大歓喜だったんだろうな・・・(円盤まだみてない)
私もいつかは生で聴きたいと思っていたけれど、4人の時には願い叶わず。しばらくお蔵入りだなーとうすうす感じていたので、こんなに早くお目にするとは思いませんでした!ありがとう!これをセトリに組み込んでくれてありがとう!これを3人で歌ってくれでありがとう!NEWSありがとう!
しかし、最初から問題が。Aメロからテゴちゃんパートじゃん、だれが歌うのか?とライブ中どこか冷静な私がいた。答えは小山さんだった。「愛に浸る者たちには 窮屈すぎる摩天楼さ」と情緒的に歌う小山さんに心臓をわしづかみされた。鳥肌がたった。
CD音源だと、わりとテゴちゃんの歌唱力の高さと表現力の高さも魅力のひとつだから、コアがいなくなって聴き劣りするんじゃないかって思ってた私がいたの。ごめんなさい。NEWSの歌唱力の高さを完全になめてました。
そこからはもう聴き入ることしかできなかった。当たり前だけどCDなんかより圧倒的にいい。4人で聴きたいとかちょっと思って本当にごめんStrawberry見るわ。
鈍い遮光で輝いて」の「にぶい」の部分、まっすーにしては少しぶれる感じがして、珍しい声質に思えて、やっぱり難しい曲なんだなと感じた。(まっすーもミックスボイス使ったのかな?増田さんならこの音程は裏声使わなくても出せるからね。だからあんまり聞いたことない声だと感じたのかな。)
そしてシゲの「飾られた虚構ー」えっとこれはミックスボイスというやつですか?高音探知機が再び高音を検知しました。つまりですね、めちゃくちゃ好きな声色なんですよココ。シゲのこのパートを聴いたときに心臓がぎゅぅってなった。鳥肌もたった。甘くて、ちょっとだけ切なくて、でもウェッティではないシゲの乾燥した歌声で、大好きな曲を、大好きな音を歌ってもらえた。それだけで、STORY入れてよかったって心の底から思った。嬉しすぎてまさかのこのタイミングで泣いた。
そこから1番のサビを超えてラップになると小山さんと増田さんはかっこよ路線なのに、加藤さんはあんまりかっこよ路線じゃなくて、それだけでこの曲の駆け引きのうまさを改めて思い知らされた。
「微笑みのマリアに」も原曲だとテゴちゃんがバシッて入ってきて引き締まったのだけど、増田さん歌唱になってて何が驚いたかというと、最初の「ほ」の音に増田さんがあわせてきたこと。IGTVでグッズを売りつける増田さんみたいな声だったけど(この場合決して馬鹿にしてるわけじゃない笑)、「え、この音もあわせてくるんですか!すごい!!!」ってまたここで鳥肌が立った。
そしてなんといっても、この曲の醍醐味シゲのセリフ。またもや私が死んだ。本日何回目かの死亡。いや、これはシゲ担も死んだし、そうじゃなくても死ぬでしょ。死因「加藤シゲアキの声がエロすぎるため」。ちびるかと思ったし(いや、多分ちょっとちびってる笑)、卒倒しそうだった。きっとマスクの中で鼻血でてた。もう無理。この曲にくるまでにライフゴリゴリ削られてるのに、仕留めるつもりでセトリ考えたでしょ?ファンを自分のものにするために、じっくりなぶり殺しておいしくいただくために、遠慮なく殺す気でセトリ考えたでしょう???ねえNEWSくんたちよ。答えてくれ。
なのにさらに追い打ちかけてきて、最後の小山さんのセリフ「微かに残ったあの夜のナンバー」で呼吸が止まった。なんなら「あの夜のナンッバー」って小さい「っ」が入ったことによってエロさ増し増し。吐息のほうが多いくらいでしゃべるから、セクシーすぎるんですよ。小山×低音は禁断の組み合わせなのに、さらに小山×低音×吐息のコンボ。本当にこの曲は死ぬポイントが多すぎる・・・。

もう「夜よ踊れ」で殺されてゾンビになってるのに、ここから「FIGHTERS.COM」と「エス」がくるなんて。もう私ゾンビだってば。そんなに連チャンコンボ決めないでくれ。頼む。
「FIGHTERS.COM」はシゲが声の出せる限りの強さでめちゃくちゃハイトーンボイスを響かせてた。前曲とのギャップ。あと、最後の「イエイエイエイ イエエイ」のフェイクでこんなに高い音出せるの?!WORLDISTAの時でも喉大丈夫?って思ったのに、さらに高い音出して大丈夫?!あなたNEVERLANDで一回喉やってるんだからもうちょっと大事にして!とシゲ担の私は思ってしまった(まあ余計なお世話)。でも、もともとここはテゴちゃんのパートだったから、本来だったらシゲは歌わなかった。テゴちゃんが抜けてくれたおかげで、このパートを引き継ぐことになった、と思うと、不謹慎だけどテゴちゃんありがとう。抜けなかったらシゲのこんなおなかの底からの高音を聴くことができなかった。
あと左の通路から歩いてきて、メンステでのパフォーマンスの時に炎がいっぱい出てきて、最後ど真ん中から一番強い炎が噴き出てその音にちょっとびっくりした。だってボフンって小爆発みたいな音が聞こえたんだもん。よく誰も燃えなかったわ(燃えたら大事故)。
「行くぜ Top of top Tonight' the night~」の移動が足をピってあげてめっちゃ軍隊の行進かよと思った。途中の「Fighter's Vanguard」ってとこ、ひょっとして加藤さんデスボしました?加藤さんが歌ってるような気がしたんだよね。加藤さんのデスボも聴けて、最高音も聴けて、私得凝縮たっぷり。気持ちは果汁100%よりシゲ1000%くらい濃縮されてました。もうしんどい・・・。

ゾンビの私に遠慮なく叩きつけてきた最後の曲「エス」。まあアルバムの曲だからやらないわけがない。もうここまで来たら煮るなり焼くなり揚げるなり、好きに調理してくれ。私ゾンビだけど()
どこからか箱型の椅子がでてきて、Jr.もあわせて10人がメンステ上に円形に座って歌が始まった。ちなみにこの時にはシゲの衣装のズボンが少し端切れ調で、だぼ、すってしたので衣装だけでもドタイプすぎた。タカヒサマスダ最高。
サビのダンスが、前かがみになって足をあげる特徴的なダンスで、体感つええなって思いながら、これで歌ってるの半端じゃない。マイク手持ちだし。あとみんな体柔らかいね。そりゃダンスしてる人たちなんだから、怪我しない程度に柔らかいとは思うしストレッチめっちゃしてると思うけど。
サビは小山さんが下で加藤さんが上。増田さん歌ってたかな?というくらいコヤシゲシンメの上下が決まっててかっこいい曲なのに心地よさを感じた。
「世界はHe or She 御伽噺」の小山さんがかっこよかったし、そこから「手を繋いで輪になって[エス]Going around Going around&around」でまったく小山さんの独壇場よ。セカイはコヤマの手にあると本気で思った。あと、小山さんを中心にNEWSとJr.で手を繋いでくるくるまわるのが幻想的だった。「かもめかもめかごの中の鳥は・・」を思い出すのに、そこからパってはじけて椅子取りゲームを始めたみたいに椅子に座るの。動と静の動きが絶妙にマッチしてて、一気に目が覚めた。
「俺が見たいのはもっと奥さ 君のことかき混ぜたいんだ」は言わずもがな。メンステで正面むいて言い切る加藤さんを、オペラグラスでガン見したはずなのに表情覚えてなくて草しか生えない。記憶レスにもほどがある。ただ声はすごく覚えてて、「かき混ぜたいんだ」を囁き声じゃなく、つなぎで喋るみたいにぼそっと言った。かなりはっきりと言い切ってた。私の事誘ってる?ねえ、これ言うときどういう気持ちなの?どういう気持ちでファンかき混ぜてんの?もっと奥ってどこ?と質問攻めにしたいのは置いといて。その一言で瞬きもできなくなるし、脳みそはフリーズするし、首から下の体は、本当に口から体の中に手突っ込まれて内臓ひっかき混ぜられた気分だった。そのせいで胃は下に行くし小腸は肩や肺に動き回るし、心臓は口から取り出されるし。どうしてくれんだよ私の体。とりあえず責任とってくれ。

夜よ踊れからの3曲は本当に罪。心奪いすぎ。それでも惚れこみすぎて逮捕できないからNEWSの好き勝手したい放題。いろんな場所に連れまわされて、ぐちゃぐちゃにされて、好きなように弄ばれてポイって捨てられた。
でも大好きな人にされることだから幸せだったと受け止めてしまう。被害届を出すことを忘れてしまうくらいに圧倒されてた。
何度でも言う。そんなNEWSが大好きだ。

そんなゾンビで2020年を終えた私、「4+FAN」で急に2021年になり無事人間に戻りました。ぱちぱち。メンステに箱が3,4段積み上げられて上に黒、赤、緑、黄色のスプレー缶が置いてあって「なんだろう?」と思ったら、片面に“S”TORYと描き始めた!なんて素敵な演出なの!リアルペイント!!描きながらもきちんと歌うNEWSすごい。右手も左手も動かしてる!器用すぎる!
最後に黒スプレーで2020とシゲが付け足して無事に完成。シゲは特等席なのか、箱の一番てっぺんに腰かけてご満悦そうでした。慶ちゃんはいそいそと自撮り棒とカメラを取り出し、みんなで写真撮ってました(映像かな?)そんな小山さんは37歳には全然見えず、17歳現役JK。時空のゆがみがここでも発生してます。なんでもありすぎる笑
声出せない分、いっぱいペンラ振り上げて手拍子もいつもの2倍くらの大きさでたたいて、NEWSに届けーーーって思いながらC&Rに参加してた。
ノリがよくてタイトルの通りで、NEWSのアルバムの時からめちゃくちゃ大好きな曲なので、STORYに組み込まれてて嬉しかった。
ペイント、オーラスでは2020に赤文字で2021と付け足してくれて、個人的にはこの曲のイントロちょうどに2021年0時00分の気持ちなのであった。それ以降はNEW STORYなので2021年の曲。まさかの年越しカウントダウンライブが急に開催されました。一緒に年越せて幸せだよーー!蕎麦たべるよー!
オーラス、もう一か所普段と違うところがあって、箱の上段に「STORY完走おめでとう!」の文字が乗ってた。ほんとよ・・・完走おめでとう(涙)
どこまでも粋な演出をしてくれるNEWSでした。

そのままの流れで「希望~Yell~」へ。イントロで慶ちゃんが「一緒に踊ろうねー!」と声高に伝えてくれたので、サビはまた踊りの時間へ。
この曲がきたからには次の曲は・・・と予想できるけれど、もうそんなのどうだだっていい。今ここにいられるのが幸せなんだー!
私は「NEWSの未来に幸あれ」という気持ちで踊ってました。振りすぎてペンラがどっかにとんでかなくて良かった・・・。

そしてクローバーへ。3人がメンステに固まって、踊りもなく、歌だけでの直球勝負。シンプルすぎるからこそ、NEWSがつくった歌詞がストレートに胸に響いた。
メンステから伸びる左右の通路には歌詞だけの映像が流れていて、その歌詞はそれぞれが手書きした文字だった。
まっすーはすごく力強く歌ってて、「いつでもいつもココに来て 俺に甘えていいんだよ」その一言を伝えるだけために歌ってくれてると感じて、他の言葉なんて全て修飾語のようにすら思えた。またNEWSのライブに来たい、NEWSに会いたい、辛いことがあったらこの曲を聴いて乗り越えたい。NEWSにはいろんな形の応援歌がある、と本人たちも言っていたが、これほどまでに私たちに寄り添って、遠いはずのNEWSをすぐ隣に感じられる歌はなかったと思う。
そんな中にも隠れてる「NEVERLAND(晴れたら北の汽車に乗ろう)」「EPCOTIA(東の空をもっと感じてよ)」「WORLDISTA(西 出会う Dragonも)」「STORY(南に向かう君に)」の4部作。どこにいてもNEWSは一緒だよ、そんな声すら聞こえてきそうだ。からの「僕からの Yell of hope」そう、これはNEWSからの応援歌。いってこい、君ならやれると力強く押し出してくれた。
「西 出会う Dragonも 南に向かう君に 僕からの Yell of hope」その時に増田さんが左右を指さしていて、方位磁針のコンパスを思い出した。
シゲは本当につらそうな表情で眉間にしわを寄せて歌ってた。そこからのサビの伸び。何かから解放されたように、大きく羽ばたいてった。
「手を握っていて」というシゲはたくましく、片手を絶対放してくれなくて、露頭に迷って迷子になりそうな時でも絶対俺がいるから、俺が君の光になるからと言ってくれた。「みんなの夢でいつづけること」そう語ってくれたシゲが私の未来を照らしてくれる感じがした。手を握るかどうかの選択肢も選ばせてくれる、一歩離れた位置で目的地を示してくれる、君は自分の足でここに辿り着くんだよ、でもどんな道も選ぶことができるよ、とどこまでも現実主義なシゲらしい歌詞だと思う。
小山さんパートは「愛情」。「▢♡△〇の愛みんなと合わせて ひとつの大きな愛になる これが僕の居場所」と、くしくも増田さんの歌詞「優しい君が探してた場所が 僕らの愛したココだといいが」とリンクしてるように感じて、別々につくってるのに示し合わせたように重なってるのが、運命を感じた。加藤さんのサビの最後の音程と、手越さんのサビの最後の音程も同じだから、それでも運命感じていたけど。NEWSは奇跡の集合体であることは間違いなさそうだ。
小山さんの歌詞は、本当に私たちを守ってあげたい、寄り添いたい、そんな気持ちが強く感じられた。希望と愛がある場所(NEWSがいる場所)、その手を放さないで。また会おうね。十分すぎるほどに伝わってるよ、その想い。
そして本当は手越さんのパート。ハピライと同じくサビだけ歌った演出をみて、ここにもどうしても手越さんの姿を見出してしまって、もう2度と誰の声からも歌われることがないんだと思って悲しくなった。
メロディの部分はステージが螺旋階段状になって、それを登っていくというハピライまんまの演出だった。だから、余計に思い出してしまうんだろうな。
だって、手越さんのパートは「幸福」。NEWSのことを歌ってるのは誰が聴いても明らかで、この瞬間だけファンも立ち入ることができなくて、3つ葉のクローバーになってしまった。
「ずっと同じ景色見てきたね 君がいるから幸せ 幾千の悲しみや別れ乗り越えて 永遠に君に幸あれ」サビのこの場所はNEWSから、手越さんへの応援歌。小山さんまではファンへのメッセージだったけど、最後だけ、少し早くに旅立ってしまった手越さんへの餞別。手越さんがいたから幸せだよ、いろんなこと一緒に乗り越えてきたね、頑張ってね、応援してるよ、お前ならやれる。手越祐也の未来に幸あれ。

ここからラストに向けて、N(EVERLAND)、E(PCOTIA)、W(ORLDISTA)、S(TORY)のメドレーと、NEWSがその先へでNEW STORYと物語の終わりへと続く。練って練って、考えつくされた構成だということが本当によくわかる。
(実は個人的に、4部作だし全部の曲やってくれないかな?と思ってたけど、絶対最初の曲でSTORY歌うから同じ曲2回歌うのはないな、とボツにした案だった。読みが当たって嬉しかったのもあるけど、これでNEWSがそろった!と思った。この流れは4部作の最終章であるSTORYでしか聴けない貴重な並び。)
EPCOTIAに行ってない身としては、表題曲のEPCOTIAを聴けてすごく興奮した。メロディからサビに気持ちが高まるのがわかって、「世界は群青」で本当に晴天!NEWSの行く先曇りなし!と3年前なのに先を見越したような曲。夢の国は秘密の鍵でドアを開けて誘われるように入国して、そこからエプコティアライナーに搭乗して一緒に宇宙を旅して青い地球をみて、戻ってきたらアイギアを装着して仮想空間にログインしてゲームして、アイギアを外したら現実のにもどってきてそれぞれの物語がはじまる。
メドレーの感じもC&Rが多いところを選んでる感じがして、最後の最後までファン参加型のライブだなと思った。
振付は過去の作品と同じ振付だっったから、余計に前の3作品を思い出して懐古して、当時の気持ちを思い出すことができた。初めてNEWSを生でみたNEVERLAND。本当にNEWSって存在しているんだ、私は夢の国に来て夢を見てるんじゃないかとつねった頬の痛み、なぜか流れた涙、ライブハウスでバンドの演奏しか見たことのなかった瞳に写ったキラキラした電飾、Jr.の主役を最高に引き立てる圧倒的なパフォーマンス、スタンドトロッコで目の前にきたNEWSたち、お尻を向けてたのに私の前を通るタイミングで振り返ってくれたシゲアキ(絶対に目が合ったと思った)、夢の国で夢を見て楽しすぎた2時間半の感覚が全てよみがえってきた。
EPCOTIAは就活で行けなくてFC会員でもないしと諦めてしまったライブ、今思えば諦めることなんてしなければよかったのにとかなり後悔している。でも就活中、辛くて、少し当てがあるからと本気のつもりになってた気持ち、自己分析なんてどうやったらいいかわからないし、自分のことはわかってるつもりになってたあの日、ある会社の面接に行くときに靴擦れした痛い思い出、本当はエプコティアライナー搭乗したかった(エンドレス)・・・・。WORLDISTAはメンステにバっとうつった4人のNEWSのシルエットのかっこよさ、その姿を見た瞬間私はまたココに戻ってこれたんだという嬉しさ、DEAD ENDで終始わちゃわちゃして楽しそうなNEWS、Digital Loveの映像とリンクした可愛さ、さくらガールの演出の美しさ、終わったばかりの春が来た・・・と思った。リボンを歌うNEWSの歌唱力の高さ、DoLLsのテゴちゃんのカッコよさ、世界を泥臭くギターで弾き語りしたシゲ、4分割されたタワー、もっと使うのかと思ったら1回しか使われなかった・・・けど、シゲがきてくれた時の自分の運の強さを感じた瞬間、Love Storyで愛を語られて、愛情としての幸せってこういうことを言うんだ知った。
2回目に歌われた「STORY」は2番を切り取ったみたいで、シゲが「夢見たあの場所で」を歌っててまっすーじゃない!と謎の感動をした。ここまでの演出を思い出して、また泣けて、次の曲はもう1曲しかないと物語の終わりを感じて、それでまた泣けて、終わる前から号泣だった。

そしてNEW STORYへ・・・だけど、オーラスはファンからのサプライズ。
ずっと聞きたかったと言ってくれたファンの声でNEW STORYの合唱を聴いたNEWS君たち号泣。
まっすーはタオルもって顔うずめてずっと泣いてたし、でも泣きながらもモニター見ようとしてて器用なことしてたし、慶ちゃんは放心したように見上げてて、シゲは泣くまいといつもよりも険しい顔になってた。
サプライズを仕掛けた私たちも、どんなふうに最終形になるのか知らなかったから、想像以上のものができあがってて泣けた。ファンからNEWSへメッセージが、知らない他人の言葉なのに、まるで全て自分の中から沸いた言葉のようにシンクロしてしまった。個人的には「NEWSを守ってくれてありがとう」という言葉がすごく響いて、まっすーがずっと「NEWSを守る」と言い続けてきてくれたことへの最高の返事。それでもなお「守り切れなかったものもある」と責任を感じてる増田さん。
映像が終わった後もしばらく誰も何もしゃべらなくて、ファンの拍手だけが会場内にこだましていた。
増田さんが「俺まだあと20分くらい喋れないから、小山よろしく」と小山さんに振り、小山さんが「今、俺じゃないよ。シゲだよ・・・」と答えた会話。何気ない会話だけど、この瞬間から、困ったときには慶ちゃん頼るっていう増田さんの甘えが見え隠れしてるし、小山さんはどんなに一緒にボケかましてても、俺がMCまわさなきゃと頭の片隅にあるのに、「俺じゃないよシゲだよ」と、MCをシゲにパスした。この3人の関係性が今、どれほどバランスがいいのかを物語っていた瞬間だろう。頼って頼られて、時に背中を預けて。そんな関係に3人がなれたことがいちファンとして素直に嬉しいし、尊敬する。そしてそんな仲間がいることが羨ましい。
最後までこらえてたシゲちゃん、NEW STORYを歌ってこらえきれずに涙流してたっていうのをきいて、どこまでも崇高で美しい加藤シゲアキが散った。

NEW STORYはNEVERLANDで歌ってたU R not aloneよりも100倍くらい強く太く逞しくて、やっぱり命を削って歌っていた。特にオーラスなんてガイシの会場に亀裂はいったよ。
そして今までまっすーがあんまりハモりに入らなかったのに、「大事なもの失うたび~」で小山さんの下に入って、「人は出会い別れてく~」で加藤さんの上ハモに入って、まっすーの上ハモとか珍しいじゃんと思って全然関係ないところで人知れず感動した。

最後の挨拶で小山さんは「次に会う時まで幸せでいてください」、増田さんは「次はみんなの声聞かせてね」、シゲは「生きてまた必ず会おう」。できすぎてる・・・。ライブができるのは当たり前じゃない、と過去の彼らは語っていたけれど、もう次のライブがあるし、絶対やるし、だから、どうかそれまでみんなも元気でね、という切実な願い。
シゲ担の私としては、「生きてまた必ず会おう」っていう強力すぎる延命措置をかけられて、まだまだ死ぬに死ねなくなってしまった。・・・と、思ってたけど、あとからSTORYのライナーノーツを見たらその最後は「生きて、また会いましょう」で締めくくられていた。2020年4月でもその一言を言ってたのに気づいて、このころからのシゲの願いだったのか、と思った。さらりと流してしまっていたけれど、強力な爆弾発言を遺していた。
これは死んじゃダメだし、絶望には絶対手を出さないし、自分の人生に嫌気がさすこともあるけれど、何があっても絶対に絶対にシゲの、NEWSの手をはなさないと固く誓った。
そして小山さんの喉のこと。心配ではあるけれど、慶ちゃんの後ろには最強の2人がいるから大丈夫。

退場する前にステージ上を歩いて挨拶をしてるNEWSの背中が、なぜか急に小さく見えた。私たちファンはこんなにも小さな背中に何十万人もの想いをのせてしまっているのかと申し訳なくなった。ごめん。小山さんもKEIICHIROで言ってたように、プレッシャー半端なかったよね、怖いわけがなかったよね。本当ごめんね。
それでも、このSTORYをやり遂げた3人は大きな自信にもなったはず。
そして任し、任されることができるようになった3人なら、私たちの想いも3等分してうまく分けられるかな、ってまたファンの勝手な想像をしてしまった。

そしてNEWSが退場したあとに残された、最後のNEWSからのメッセージ。
小山さん「伝え続けること」
増田さん「ずっとNEWSでいること」
加藤さん「みんなの夢でいつづけること」
このライブで痛いほど感じてるのに、NEWSの想いを改めて言語化されて、ただただ涙を流すことしかできなかった。
私の命が続く限り、NEWSのSTORYを見続けるよ。
これは夢というか私の宣誓。

たくさん愛が詰まったライブだったし、NEWSとの絆がぐっと強くなったライブでもあった。心の底から、完走おめでとう。

個人的後日談ですが、STORYが終わった直後は終わったという安心感と、終わってしまったという悲しみと寂しさと、楽しかったということと幸せだったということいっぱい色んな感情が重なって織り交ざっていたけれど、次の日はすごく楽しかったライブだったという、プラスな感情しか沸いてこなかった。
悲しいや寂しいといったマイナスな感情もあった中で、私が覚えていたいと思ったのは「楽しかった」だった。その事実がまた嬉しかったし、余韻冷めやらぬと思ったのも嬉しかった。きっと永遠にとけない魔法をNEWSにかけてもらったんだろうね。

また、KEIICHIROで自分の今の状態や、それにしっかり向きあっていくこと、メンバーに伝えられたこと、ステージに立つときに怖かったこと、STORYがおわったあとのKEIICHIROで語ってくれたことは全て愛。毛布に包むよりあったかい愛。

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