NEWS LIVE TOUR 2020 “STORY”④

NEWS LIVE TOUR 2020 “STORY”について3回にわけて書いてきました。
(過去記事は下のリンクからどうぞ!)

記事の③までで、ほぼ終わってるのですが、Interであった物語について触れてないのと(どのタイミングでInterがあったか覚えてないため。汗)、少し感想も書きたいと思ったので、それを今回まとめてみました。
なので、もう少しだけお付き合いください。

Inter最初は、マスダの物語。マスダは剣をもつ勇敢な騎士。(この後にカトウ、コヤマ、彼(本来ならテゴシ)と物語が続くが、手に持っているものはNEVERLANDのオープニングでそれぞれが持っていたアイテム。)
果実を取りに行きたい少年と、森へ入るとそこには険しい道がありました。マスダは剣をふるって少年を守ります。やっとのことで果実がなる木に辿り着くと、果実を横取りしようとしている敵がおりました。マスダは一生懸命剣を振るいますが、力が足りません。そこでファンの力を借り、さらに戦いました。(「X字にペンライトを振って」の字幕があらわれる。)マスダとファンの力のおかげて敵を倒し、無事に果実を手に入れることができました。そして、そのお返しに地図のかけらを手に入れました。
(ペンラを振ってた時、なんだかすごい速さでホタルが飛んでるような気になってた。ビュンビュン。)

その後カトウの物語があった。雲に覆われてしまった村を救うために、カトウは一生懸命旗を振って雲を取り除きます。たくさんの雲が消え去ると、そこにはなんと悪い人たちと鎖につながれてしまった太陽が現れたのだった。さらに力強く旗を振るカトウ、そしてカトウを助けるためにペンラを左右に振って応援するファン・・・。ついに太陽の鎖は解け、村に光が差しこみ平穏に戻りました。悪い人たちは飛んできました。
(倒す=殺すとしないところが優しい展開。)
(今、ドラクエ7をやってるのでこれはドラクエ的展開・・と少しばかり思ったり思わなかったり・・・。)

3番目はコヤマの物語。杖を使って魔法をかけて、ある夫婦を素直にする物語。心のバリアを破るために、ペンラを円を描くように振って一緒に魔法をかけた。
老人が「ごめんね」といい、老婦人が「いやだよ」でも「こちらこそごめんね」「いいよ」のどれでもなくて、「来てくれてありがとう。」。まだ許すことはできないけど、でも、勇気を持ってきてくれてありがとう。その勇気と行動力に敬意を払います。そんな老婦人の声が聞こえてきそうだった。
現実でも、一歩踏み出す勇気と行動力。すごく大事だと思う。
あと、すごく深読みすると増田さんが、なにかで(文脈は全く覚えてない)「ごめんなさいが言える人」みたいなことを言ってた気がするけど、ちょっと手越さんに向けての言葉にも見えなくはないかな。やっぱり深読みしすぎだね。(このタイミングで、あと一つの物語、ペンライトどうやって使うんだ?と思ったw)

最後は“彼”の物語。犬と猫の結婚式で、ウェディングケーキに火をつけるのをお手伝い。ペンラにはセンサーがあるから一斉点灯なんてコンピュータでできるのに、わざわざ手動なところが、みんなで点けるんだ!という気持ちを助長していた。語り手に合わせて一斉にペンラを点灯、そしてメンステ真ん中の電球に光が灯り、下から順にてっぺんも点灯。ただ電気をつけただけなのに、すごく大きなことを成し遂げた気がして感動した。

このライブでは声出せない分、たくさん踊ったり、ペンライト振ったり、手上げたり、いつもと同じように参加できた気がしたのが、すごい嬉しかった。
各物語がはいるとみんな座席に座るのも、後ろの方の人も見えるようにってファン同士の配慮が感じられたし、NEWSの各メンバーと何かを成し遂げたときに自然発生的に拍手が沸き起こるのもすごく感動した。

何千人の気持ちが1つの同じ方向をむいてて、これを束ねてトップにいるNEWSはかっこいい。


実は今回は今まで私が入った、NEVERLANDやWORLDISTAへ一緒に行った人とは行くことはなかった。でも、本当は、一番一緒に行きたかった人だ。手越担の彼女は6人のときから4人へ、そしてQUARTETTOあたりがきっと最高潮だっただろう。それでもライブに行けば楽しいといい、NEWSの沼にはまり込んだ私をさらに泥沼へとひきずりこんでくれた。
なぜ、私がここまでSTORYにこだわるのか。それはSTORYが現実だからだ。NEVERLAND、EPCOTIA、WORDISTAはどこまでいっても架空のおはなしでしかない。しかし、最終章のSTORYは違う。夢の続きに思えるが、決して夢なんかではなく現実なのだ。このSTORYだけは私たちが迎える明日と、同じ世界線の物語なのだ。だからこそ見てほしかったと強く思うライブだった。
手越担の彼女はきっと今は現実すぎる現実の中で格闘していると思う。彼女は折れやすい。そんなときの心の支えにNEWSが少しでもなれたら・・・NEWSなら届くだろうか・・・そう願わざるを得ない。流されずに、諦めずに今をもがいてほしい。
それで、離れてほしかった。きっと今の彼女にはこのNEWSのスタイルは合わないだろう。それでもどこかでこのライブを思い出してやけっぱちなんかになって欲しくない、という私の我がままだ。貴女の人生は親に絡み取られる人生ではないし、もちろん運もあるけれど、自分の選択や考え方次第でどうにかなることも多い。そんなことを伝えてくれたライブだから。そして私も伝えたいのだ。貴女のSTORYを描いてほしい、と。
・・・ただ、まあ、心に響くかどうかは、自分が受け入れる準備ができてるかどうかということもあるし、だからどんなにいい曲やいい言葉をきいても響かないかもしれない、とちょっと冷めた気持ちもある。

最後に私の話をすると、私は普段の生活であまり「ずっと」「一生」とか未来に対する言葉を使わないようにしている。けれども今回のライブをみて少し考えを改めた。
だって、この18年間いろんな出会いや別れがあって、ほかのグループにはないような経験をたくさんして、うまくは進まなくて、本当に1歩進んだと思ったら2歩さがってしまって後退もしているかのようなグループだったのに、そのNEWSたちがめげずに前を向いてて、これからのことを最も大切なファンの前で言葉にして伝えてくれる。だから、そのNEWSから力をもらった。自分の言葉に大きく責任を持つことはできないし、そんな自信はまだないけれど、NEWSに対してだけは自分の中で譲っちゃダメだという声が聞こえた。正直ちょっと怖い。普通の人のこの先なんて不透明だし、選択してもどうしても後悔するし、何が正解かわからない人生だし、好きが続かなくて飽きっぽい性格だし、でも、NEWSだけは絶対に好きでい続けたい。希望的観測でも、その一筋の光に賭けたい。小さな1歩かもしれないけど、私はこのSTORYを見て少し変わった。
たった一人の人生だけど、たった1回のライブ(オーラス)で変化させることができるNEWSは最高のエンターテイナーだ。

このSTORYを見られた私は、本当に幸せ者だ。ありがとうNEWS。

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