見出し画像

勉強は強制しない方が良い話


塾には毎年、とんでもなく勉強ができる生徒が数人入会してきます。

その子たちに共通しているのが、

「親に勉強しろって言われたことがない」

ということ。


驚きましたが、自分のことを振り返ってみたら納得できました。

私も親に「勉強しろ」なんて言われたことがありません。


もちろん勉強に必要な教材や文房具は沢山与えてくれました。

でもほとんどが私が欲しい・やりたいと言ったからです。


おそらく私の親は、(良い意味で)勉強ができることにそれほどの価値を見出していなかったのだと思います。

「学校には友達を作りに行ってほしい」とよく言っていました。


そして私は昔から、強制されるということは大嫌いです。

「早く起きろ」と言われたら起きたくなくなるタイプ。笑


多分親がガミガミ「勉強しろ」って言うタイプだったら、勉強がキライになっていたと思います。



自然に勉強に興味を持って自由にやらせてもらっていたので、

「勉強は楽しいもの」

という認識でしかありませんでした。




逆に生徒で勉強がキライな子の話を聞くと、

「親が勉強しろってうるさい。」

「勉強は苦痛。やらないと楽しいことをさせてもらえない。」

って感じの返答が返ってきます。



自ら興味を持つか、人に強制されるのかでここまで違うのか。

北風と太陽みたいな話ですね。




自分から勉強ができるから親が言う必要がないのか、

勉強を強制されなかったからできるようになったのか…


どちらも真実だと思います。




ただ本当に勉強してほしいなら、《勉強=苦痛》という考えは持たせるべきではありませんね。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?