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極力円満な中学受験のために②

こんにちは。

中学受験コンサルティングタカベルの高畑です。


前号に引き続き、「円満な中学受験のために」シリーズをお送りいたします。


④タスクの後出しはしない


今日は予定よりも進みが早く、1日のタスクが全て終了した。よし、過去のデイチェの見直しを追加でさせよう。これは勉強への目的意識がしっかりしているお子さん以外はやめましょう。組み込むならば、1日の勉強が始まる前にタスクとして設定しておきます。これもダブルスタンダードに繋がってしまいます。


⑤叱る時は1対1で、理由付けと事後フォローを


叱るな叱るなと言われていても、実のお子さんだったら叱りたくなる時もあることでしょう。そもそもご家庭の教育方針で、中学受験以外の部分でも叱らなければならない局面は必ずあると思います。その際は1対1で、理由付けと事後フォローを忘れずに。例えば、家族会議なるものを開き、家族で非難をしてしまうことはオススメできません。(事の程度にもよりますが)極力1対1の中で、なぜあなたのとった行動は望ましくないのかを理由を添えて説明をし、事後フォローを大切に。叱りっぱなしで終わってすぐに切り替えられる子はそうそういません。叱ったら、それ以上にほめるか前向きになるセリフで終わらせることが重要です。


⑥ほめることはハイリターン


自らを発信をする時代に生きている今の子達は特に、認められたいという願望が渦巻いています。そこで大切なことは、プロセスでほめてあげることです。結果でほめることも悪くはありませんが、良かった時はほめられるけど、悪かった時はほめてあげられないということに陥ります。したがって、結果でほめる場合もあくまでも視点はプロセスで。「毎日計算ミスをしないように意識して取り組んでいたから、良かったんだと思うよ」ほめると、やる気が上がったり、リラックス効果が得られることは証明されているようです。ほめることはハイリターンという意識で接すると、活路を見出だせるかと思います。2回に渡って記してまいりましたが、・ルールを共同で作る・後出しとダブルスタンダードをやめる・コミュニケーションはほめと疑問形で・子どものプライベートタイムは尊重・叱った後の対応これらが極力円満に中学受験を乗り切る処方箋かなと。

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