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【義務教育+独学のみ】中1で英語を始めた僕が高2で英検1級に一発合格した勉強法 (後半)

こんにちは!Parusです。後半では、英検準1級・1級レベルを目指す方を対象に、実際にどうやって英語力を上げていくのかを解説していきます!2級以前の方に向けての勉強法は前半で解説しているので、そちらもご覧ください。それでは早速いきましょう!


準1級以上は、2級とは全く違う戦略が必要

英検2級を取得した後、1級や準1級を目指す段階になると、勉強の内容とアプローチは大きく変わります。基本的な文法や単語、発音はすでに身についている前提で、より高度な文章を迅速に理解し、速く正確に聞き取る能力が求められます。ここでは、リーディング、リスニング、ライティング、スピーキングの各スキルに焦点を当てた対策を紹介します。

リーディング対策:大量の文章を素早く読む

英検1級・準1級のリーディングでは、複雑で高度な内容の長文を短時間で正確に読み解く力が求められます。僕が実践したリーディング対策は、次のような3ステップのアプローチです。

  1. スピード重視の1周目
    800字程度の文章をまずは素早く読み、全体感を掴むことに集中します。この段階では、細部にこだわらず、文章の流れや主要なポイントを捉えることを意識しつつ、スピードにこだわりながら速読していきます。

  2. 完全理解の2周目
    2周目では、日本語訳を読んで実際の文章を完全に理解します。ここでは、細かい文法や単語の意味をしっかり確認し、文章全体の意味を捉えることが重要です。

  3. 照合しながらの3周目
    最後に、日本語の意味と照らし合わせながら再度英文を読みます。これにより、文章のニュアンスや微妙な違いを理解し、深い理解が得られます。

この3ステップを1セットとして、毎日行うことを習慣にしました。準1級以上では、文章に登場する単語も難しくなってくるので、単語の勉強も欠かせません。単語の勉強に関しても、前半で解説しています。


リスニング対策:速い英語に慣れる

リスニングは、1級・準1級において非常に重要なスキルです。本番のリスニングよりも早いスピードで英語を聞く練習をすることで、試験本番の音声がゆっくり聞こえ、余裕を持って対応できるようになります。

僕が取り入れた方法は、隙間時間を有効活用してポッドキャストのニュースなどを1.5倍速で聞くことでした。お風呂に入っている時や皿洗いをしている時など、日常の中で意識的に英語に触れる時間を増やしました。この倍速機能を使ったリスニング練習により、通常のスピードの英語がより聞き取りやすく感じられるようになりました。

ライティング対策:英語の論理構成を学ぶ

英検1級・準1級のライティングでは、英語の論理構成を理解することが非常に重要です。日本語とは異なる英語の文章構成をしっかりと学び、ただ単純に正確な英訳を行うだけでなく、論理的に一貫した文章を書く練習を重ねました。

ライティングのポイント

ライティングのポイントについては、別で解説しているのでご覧ください。

2級まではライティング対策なしでも合格可能ですが、準1級以上になるとそうはいきません。


スピーキング対策:独り言で英語を話す

スピーキング対策として、僕が特に効果を感じたのは「独り言英語」です。日常の中で、今日あったことや考えたことを英語で独り言のように振り返ることで、英語を使う練習を続けました。

この方法により、次第に英語が自然に口から出るようになり、スピーキング試験でもスムーズに自分の意見を伝えられるようになりました。独り言英語は、実際の会話とは違ってプレッシャーがなく、リラックスして取り組めるので、英語力を伸ばすのに効果的です。


ここまで、英検1級・準1級の勉強方法概要を解説してきました。いかがでしたでしょうか。

普段は現役理系東大生として、高校時代の勉強法や大学生活の実態、起業家として学んだことを発信しています。取り上げてほしい分野や内容などありましたら、1週間以内に解説しますので、リクエストお待ちしています!

前半では2級までの合格に向けた勉強法も解説していますので、ぜひご覧ください!


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