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第6回:ラジオの普及と自己満足

【疑似ラジオ】
そう名付けた、ラジオリハビリ企画をやった。
ルールは簡単。
テーマ(コーナーメール)を出して、身内に送ってもらい、
ラジオ形式で動画を配るという、シンプルな形。

しかしながら、この形式を知っているのもラジオリスナーだからであり、
意外とラジオの形を知らない人が多い。
送り方から最終どうするのかをすべて説明し、
そこからテーマを提起、選定、編集という流れでこの疑似ラジオを始めた。

テーマだが、いつかの土日をすべて費やし考えた。
ここまで難しいとは…
会話の脈略から生まれることの多いコーナーを考えることに要する時間とすれば、
妥当な時間だったのかもしれないが。
2日かけて作ったコーナーが、【耳打ち】と【最後の曲】
【耳打ち】は、大声で言わなくてもいいことを耳打ちで教えてください。
【最後の曲】は、ライブの最後の曲を、誰がどんな曲を歌うのかを教えてください。
恐らく、身内のラジオを聴いている人間だけが送ってくるだろうと思い、
投稿はかなり少ないだろうと思っていたが、
その予想を反し、かなりの数の連絡と投稿が来た。
(僕が周囲に投稿を煽ったのも含めます)
期限を迎え、さっそく選定、編集と順次作業を進め、
15分ほどのラジオを一本作り上げた。
編集を進めるうえでかなり不安だったのが、
パーソナリティが素人の僕であるかつ、フリートークなどがかなりフワフワしていた。
何度、「メインは投稿メール」と言い聞かせたことか。

完成したラジオを配布。
送ってくれた人や、欲しいと言ってくれた人に対して配布し、
「寝る前にでも聞いてください」の一言を添えて投げた。

するとかなりの反響があった。
こんなにうれしいことはない。

自分で完成したラジオを聴いていると、「一回でもラジオを聴いてみてください。」
という文言を数回言っている自分がいた。

どうやら知らず知らずのうちに、ラジオの普及活動を行っていたらしい。
ステイホームの新しい遊び、と照れ隠しのように連呼して始めたこの疑似ラジオ、
第二回も近々あるかもわかりません。

ラジオを聴くことが僕の生活の一部となっている今、
こんな楽しい遊びはないです。
そして欲を言えば、僕も投稿する側がいいのですが、
それが贅沢だということはこの遊びを通じて知ってしまいました。

企画の発想や、それを読むパーソナリティ、支えるスタッフさんなど、
聴いているラジオがかなりえぐいことを知ったつもりでいます。
ましてや生放送だなんて、想像もつきません。

今後、僕もラジオへの投稿を再度、初めてみようかと思います。
読まれた時の嬉しさと、読まれへんかった時のあかんかったかぁ…は、
ラジオリスナーの醍醐味と思っていますので。

遊びで始めた疑似ラジオで、
僕はリスペクトを覚えたようです。
是非、みなさんもラジオを聴いてみてください。

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