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台湾の現状〜政治的観点から〜

こんばんは。書道家珠花です。

2020年1月末に台湾大学の友達が、選挙の話を基に台湾の現状を教えてくれました。

なかなか教科書では教えてくれない内容だと思うので、興味のある方はぜひ読んでみてください。

まず2020年1月の選挙の概要から。

・[民主党]緑(蔡英文)vs [国民党]青(韓國瑜)
・結果800万票と500万票で蔡政権が継続 。
・大体30年くらい今の政党が続いている。

それぞれの主張は、
・[民主党]緑…台湾独立、同性愛支持
・[国民党]青…中国とは対等な立場、平和、協力

そして支持層はというと、
・[民主党]緑…若者とお年寄り
・[国民党]青…中年

では、それぞれ年代別の考え方を見てみましょう。

・若者…とにかく中国が嫌いだから独立したい。独立できるなら別に戦争してもいい。とにかく独立!
→緑
・中年…もう戦争はしたくない。中国とうまくやって平和を守りたい。現在の政権の権力が強すぎることによる官僚の汚職(公金問題)について反対。
→青
・お年寄り…昔台湾が日本に統治支配されていた頃、台湾の人たちにとって日本人は警察や学校の先生などとても尊敬する人たちであり、そこから国民政府(中国政府)に切り替わった時に弾圧が激しかったため、青が嫌。日本大好き。2.28事件。
→緑

そして最後に台湾の政治的特徴。

・若者の投票率が高い…一見するといいこと?
・若者はネットを使う→ネットの中で若者を緑側へと誘導するようなものも少し問題視された。
・年を取っている人ほど、昔をよく知っているし経験が豊富。だから若者の投票だけが増えると無知な人たちが政治を動かすことになるため逆に危ないのでは?
・政治冷感 : 政治が冷たく感じる=政治に無関心

いかがだったでしょうか?
私の感想としては、台湾では結構若者がしっかりと選挙に行って政治に参加してるんだな〜と。ただ、若者が政治に参加するからこそ、先ほど挙げたネットでの誘導問題なども出てくることを知りました。

台湾は民主的で中国とはまた違った印象を受ける国なので、早く国連に認められて一つの国として世界の中で生きていってほしいと私は思いますが、かと言って中国と対立はしてほしくないなとも思います。共に平和に生きていけたらそれがベストです。
だから私がもしこの選挙でどちらかを選ぶとしたら、相当迷ったんだろうなと今では感じますね。

また、コロナウイルスの件についても、世界は台湾の対策をとっても称賛していましたよね。
それだけ今の政権がしっかり立ってたことを再認識できたのは良かったです。

はい!ということで、これからも台湾に関する面白かった文化の違いや、台湾で見つけた日本文化など、様々なことを紹介していこうと思っていますので、もし興味を持っていただけたら「スキ」と「フォロー」よろしくお願いします!