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妊娠への好奇心①

20年以上毎月生理がきてその度に腹を痛めている
これって毎回子供を宿す準備を体がしているというのを
恥ずかしながら30代になってから知った…というか今まで
知ってはいても、この生理現象に興味がなかった

興味が湧いたのはピルの存在を知った時
セックス頻繁にする人用の避妊薬と思っていたけれど、
生理不順を整える面や人によっては生理痛が軽くなる代物と知って
処方する事にした時

その時に生理とはどんなものなのか改めて知り
わかってたつもりが改めて驚愕する

なんじゃそりゃ!?

私の体は子を宿す準備を私の意思に関係なく
毎月毎月行なっているのか…そのせいで今まで何千枚のナプキンを購入していたんだ?
痛み止めを何百錠も飲んで、その度仕事を休んで、稼げたはずのお金を逃してきた…


女性として生きる理不尽を突きつけられて何だか凹んだのを覚えている。

ピルの処方はひと月2,000円はかかる薬だ。しかも毎日飲まなきゃいけない
月額2,000円のピル+1年に一回の血液検査+一週間分のナプキン+日々の織物シート
生理になるだけで月額5,000円くらいかかって、しかも体調不良で休めば減給…
マイナスしかない

日本の政治家の皆さんは国民の半数である女性が負い続けてるこのリスクにいい加減焦点当てて、保険適用するなりの対策をして欲しい

そんな思いに怒りで震えつつも、
私の存じぬ己の体の中で勝手に起こっているこの生理現象に「あぁ私って人間という生物なんだわ」という
不思議な感覚も生まれた

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