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"「循環」を感じる旅" let us all stay JUICY!


- 産地に近づく "JUICY JOURNEY"


以前にも書いたように自分の中でよりエネルギーの高いジュースを作るにはどうしたらいいんだろう?という問いに対しての答えのひとつが、自分が産地に近づき、その植物が育った環境で採れたての素材をできるだけ時間を置かずにジュースにすることでした。
そんな産地に近づいてジュースを作る旅"JUICY JOURNEY"について詳しくはこちら。

先日も機会を頂き、自分がやっているこの"JUICY JOURNEY"をthe North Faceの新ランニングライン "FREE RUN"の撮影のために高知にて開催してきました。

その模様はこんな素晴らしい記事とムービーコンテンツになりました!



自分が調子良く生きていく上で欠かすことのできない、「ジュース」と「ランニング」。
この2つを軸にして、今回の旅で「循環」ってなんだろう、色々と感じてきました。

- ランニングとジュースとで感じる自然覚醒感。


3日間と短い旅程の中で、高知のローカルの友人が勧めてくれる自然が美しいスポットの中で美しい光の中を走り、素晴らしい生産者の方々を紹介してもらい訪問して話を聞き、畑を見て実際に畑で味わってジュースにする素材を選ぶ。五感すべてで高知の環境を感じ、最終日には出会ってきた素材だけを使ってジュースを搾り、そのイベントに来てくれた方々とジュースを通して高知の自然とリンクして、体の中で自然のエネルギーによって細胞から盛り上がるあの感覺を共有しました。

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高知の大好きな文化である日曜市でたくさんの生産者の方から、そして訪問した下村ファームさんと中里自然農園さんではそれぞれの素晴らしい環境を体感し、また彼らの自然に対しての考え方を聞き、学び、ました。その時期にしか採れない旬の素材をたくさん頂きました。これまでにジュースに使ったことのなかった、自然栽培のブルーベリーや、山から収穫する山桃、そして生のトウモロコシなど分けていただき、それらをメインにジュースを作りましたが本当においしいジュースになりました。特に年間でもその1−2週間しか生食できないトウモロコシのジュースはびっくりの甘さで、その瞬間にそこにいてその植物の「旬」をジュースで味わうことができて幸せでした。そんな風に使う素材全てがどこでどう育ってきているのか、そしてどうしてそれらを使うのか、どんな人が作っているのか、を知った上でジュースを体感してもらえるとより自然の力を体で強く感じてもらえるのではないかと思っています。

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最終日は大好きな友人の中上潤哉さんが営むレストラン、”yoiyo”にて見つけた素材でジュースを搾りました。植物が自然界で持っているエネルギーを壊さず体に取り込む行為を通して、その植物がこれまでに育ってきた環境、太陽や畑の土、作る人の想いやその土地に存在する水など、すべてを体に取り入れることができて細胞に染み渡っていきます。自然とダイレクトにリンクできる感覺で覚醒します。

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ー「循環」ってなんだろう?「オーガニック」ってなんだろう?

(自分がそうだったように)あの感覚を通して、自然に対して、食べることに対して、健康に対して、環境に対して、小さくてもいいから何かしら感じ考えるきっかけになると嬉しいと思っています。食の安全や安心はとても重要でそれらを担保するために様々な施策や認証制度があります。でも、今回も感じたのは、(食だけの話ではないですが)生産から消費までの大きな流れの中でできるだけ、ブラックボックスになる、目に見えない事がなく、きちんとわかる形で繋がりあうことが重要なんだと思いました。誰がどんな環境で作っているのか、どのように流通して、誰がどう加工して、それをどのように楽しみ(消費して)さらにその受け取ったバイブスをどうやって次の人に伝えていくのか。「循環」という言葉だけで感じることではなく、実際に体感して思うのが、こういったことが伝染していくことが「循環」につながっていくんじゃないかなと。

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そんな考えを巡らせている時に、高知から世界に発信!尊敬して大好きな友人でもある映画監督の安藤桃子さんのFM高知のラジオ番組「ひらけ、チャクラ!」の7/19の放送でわかりやすく素晴らしい内容の放送を聴きました。桃子さんが考える、「オーガニックとは」 こちらから聞いてみてください。

ラジオで桃子さんが言っていて次のようなことにすごく共感しました。

「オーガニックとは(google などで調べてでてくる定義だけではなく)自然のままに!」ということではないか」

「オーガニックを”専門的”に語るのではなく、それ(その言葉としての定義)だけじゃないということを共感したい。(オーガニックという)ネーミングが生まれたことでオーガニックが一人歩きしている印象で、何かをカテゴライズするのは悪くはないが、それによって”括った”印象が生まれてしまう。オーガニックという言葉が生まれると”そうである、そうではない”になってしまうけれどもっと本質に近づけないか!」

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ー感謝、感謝、感謝です!

今回も産地に近づきジュースを搾る旅、"JUICY JOURNEY"を通じて自分自身でも感じ、そしてたくさんのみなさんとシェアしたいのは、そんな「本能的な」感覚で感じる「健康」「自然」「循環」なんじゃないかな。と感じました。ジュースというシンプルなフォーマットで、皆さんと本能的な感覚をシェアできたら、それは僕にとってすごく嬉しい「循環」の形かなと思いました。

長くなりました、最後に今回の高知旅でお世話になった、the North Face のランヨウさん、フォトグラファーの雷さん、ムービーグラファーのじゅんさん、編集のえりさん。一緒に旅ができてうれしかったです。

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高知でまたまたとてもお世話になった、遠藤青汁のブラザーカツミくん、そしてUTMBランナーで詩人のu2kくん、ありがとう。

訪問させてもらった下村ファームのセキさん、中里自然農園の中里さん、ありがとうございました。

JUICY JOURNEYに遊びにきてくれた高知のみなさんもありがとうございました。いつも会えて嬉しいです。

そして最後に、いつも高知に行く度に、色々な話ができて、沢山を共有できて、僕が高知を大好きな理由でもある、本当に太陽の様な、yoiyo の潤哉さん、曜子さん、中上ファミリーのみんなに大きな大きな感謝!


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#stayjuicy


のり

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