レイヴン

くらしの中で感じること、日々想うことを視点を変えて綴っています。 気に入ったらのぞいて…

レイヴン

くらしの中で感じること、日々想うことを視点を変えて綴っています。 気に入ったらのぞいてみてください。 くすっと笑える記事もありです。 ルアーフィッシングと風景写真、そしてアウトドアも楽しんでいますのでその情報も、 あ、ちょっと文化財のことも書いていきます。

最近の記事

ブランド症候群②

いくつになっても子供な私は 「ブランド」という言葉に とっても弱いのが欠点なのだが そんなちっぽけな話じゃなくて 歴史の中のブランドはどうなのだろう 特に古代国家レベルのブランドは どのようなものがあって どう利用されたのだろう 目次 1、 もらった鏡は 2、ブランド化成功! 3、ブランドは無くならない 1、もらった鏡は さて、考古学の分野で贈り物というと「三角縁神獣鏡(さんかくぶちしんじゅうきょう)」が最も有名 この鏡は魏(ぎ・約一千八百年ほど前に黄河流域を支配してい

    • ブランド症候群

      いくつになっても アナタは「子供」だと言われる まぁ、根が単純なので仕方がないのかも でもちょっぴり反論したい 私は心の感じるところに素直なのだと思う 良いものは「欲しい‥‥」と感じる でもそれは、やっぱり「子供」なのか‥‥ 目次 1、 砂漠をカッ飛ぶクルマ… 2、おいしいブランド品 1、砂漠をカッ飛ぶクルマ… 昨年末、 長らく私と艱難辛苦を共にしてきた 愛車が壊れた‥‥。 一部の方々からは「おまえの使い方が荒いから壊れた」とのご意見をいただいたが SUVでも24万

      • うまくいかない日には

        時々、何をやってもうまくいかない日がある 自分で考えた最良のことをやっているのだけれど それが、今、組織から求められている 最良のことではないみたい 組織の中にいると いつの間にか変な立場に置かれてしまっている そんなときに運悪く何か問題が起こってしまう 自分なりに考えて 良かれと思ってやっているのだけれど どうも求められていることとは違う 「こんなんじゃだめだ」と思って いろいろ自分なりにやってみるけど、 螺旋の深みにハマって行く やればやるほどドツボになってしまう。 そ

        • 春は名のみの

          春は名のみの 風の寒さや… で始まる「早春賦」は長野県安曇野あたりのまだ春浅い時期を謳ったものらしいけど 確かに今の時期の安曇野はまだまだ寒いみたい そういえば、 私の街にもちょっぴり安曇野に似た景色がある トップの写真でも 連なる山々が滋賀県との境にそびえている 平野では川の水もぬるみ始めているのに 峰々にはまだ雪が残っている 左側の雲の下にある山は 「三十三間山」という変わった名前の山だけど そのいわれは、京都七条にある蓮華王院の 「三十三間堂」の柱材を、この山から切

        ブランド症候群②

          バス停の小さな春たち

          私の家のキッチンから小さなバス停が見える。 堤防わきの道路にたたずむようにある、 バス停名と時刻表だけのバス停だが もうすぐそこに小さな春がやってくる。 目次 1、にぎやかなバス停 2、不釣り合いなランドセル 3、背筋を伸ばして 4、静かなバス停 5、そして笑顔が 1、にぎやかなバス停 堤防に張り付くように設置されたバス停には 1日で往復4便しかバスが来ない 今どきの田舎ではよくある風景だ。 朝と昼に1便ずつ、そして夕方に2便 最低限のバス運行なので ほとんど利用する

          バス停の小さな春たち

          難しい仕事は先送り…

          もう三月半ばになってしまった。 ばたばたと仕事に追われて、気がつけばもう年度末。そう、「もう」なのだ。とにかく一年が早い こういう感覚を持つのは、一定の年齢を越えた方々らしい。「らしい…」と書いたのは、人それぞれ個人差があるからなのだが、まあ、あまり気にしてもどうにもならないので、この辺はさらっと逃げよう…。 目次 1、春の始まり 2、八百万の神々 3、いい加減な参拝者 4、平安京のスーパースター 5、難しい仕事は先送り… 1、春の始まり 先日、若狭では「お水送

          難しい仕事は先送り…

          過去は変えられるの?

          生きていれば…どんな世代だろうが、どこに住んでいようがそれぞれの「過去」にはさまざまな彩があります 良いこともあれば、心が押しつぶされそうな嫌なこともあります そこで、今回は「過去」について ちょっと考えてみようと思います。 目次 1、過去を思い出してみよう 2、「嫌な過去」の記憶 3、「嬉しい過去」の記憶 4、記憶は変えられる! 1、過去を思い出してみよう 過去を思い出すと、次から次へといろんなことが出てきます。楽しかったこと、つまらなかったこと、嬉しかったこと、嫌

          過去は変えられるの?

          つくし誰の子‥‥

          「つくし誰の子スギナの子」という言葉を聞いたことがあるだろうか この言葉は昭和初期の詩の一部らしいのだが、私には幼い頃に見たドラマの題名である「つくし誰の子…」の方が馴染み深い。 目次 1、つくしを見て思い出した 2、「あんたは市長か」 3、根治は不可能 4、情報は生もの 5、温暖化の影響かな 1、つくしを見て思い出した そんな「つくし」のことだが、ちょっとタイムスリップして、まだ私が30代だった頃へ… 春の若狭地方に珍しく大雪が降る前、田んぼの真ん中をユンボで掘って

          つくし誰の子‥‥

          やっぱり南風が好き

          私はサーフでヒラメ釣りをやっていますが 私の住むところには、肝心のいいサーフが無く 県内のサーフや、勢い近県のサーフまで足を延ばしていますが やっぱり気になるのは海況と天候です。 今回はどんな時にサーフに行ってるのかな? と考えてみました。 目次 1、やっぱり南風が好き 2、愛しい低気圧 3、荒れる前の荒食い…? 4、底荒れしたら大変です 1、やっぱり南風が好き 今回は日本海側に住むサーフアングラーにとってはアルアルのお話です。 やっぱり南風が好き! と言っても春や夏

          やっぱり南風が好き

          サクラ、三月、散歩道

          さて、今回は日々想うことを エッセイ風にまとめたのでお付き合いを 目次 1、ううっ、まだ寒い… 2、「お水送り」という神事 3、なぜ「水」なの? 4、そんな時に釣りに行かなくても 1、ううっ、まだ寒い… 水ぬるむ弥生の初めには、私の住む若狭にも時々寒波がやってくる。 この寒波は「もうすぐ春やぁ」と思っていた身体を戒めるようなものになっているし、膨らみ始めたサクラのつぼみも心なしか身を縮めているように見える。 季語にも「残寒」という言葉があり、「残暑」と同じく季節の揺り戻

          サクラ、三月、散歩道