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できたことを数える

ここ最近、一日の終わりに今日できたことを思い返して自分を褒めるようにしている。
完璧主義というわけではないけれど比較的自分に厳しい方なので、一日の終わりに考えることが、目標まで進められなかったとか全然できなかったとか後悔して自分を責めるものが多かった。

最近noteにて色んな方の文章を見ているうちに、もっと自分にやさしくした方がいいのではと思い始めた。
帰宅するとすぐ反省大会になるし、何か失敗するとずっと一日中自分を責め続けたり。
あとは、将来に対して不安になりすぎることも多くて。起こってもないトラブルや将来の危機を勝手に妄想してはこのままではいけないと思い込みすぎたり…。
考えれば、一日の多くの時間を自分への非難に使っていたなぁと最近になってようやく気が付いた。

ちゃんとできなければ自分に価値がないと思っていたからかもしれない。
何もしなくても、いい事しなくても、失敗ばかりしても愛してくれる人がいるってことにもようやく気が付いた。
生きているだけで偉いのだ。奇跡なのだ。
なので、まず帰ってきて生きていることを褒める、そしてできたことを見つけ出す。
目標まで進まなくたって取り組めたこだけで百点満点。もし目標まで到達したら一億点ぐらいのボーナスあげちゃう。

少しは肩肘はらないで生きていけるようになった気がする。
きっと普通の人よりはずっと遠回りの道だったのだ。
思春期や青年期に至る過程で、色んな人と触れ合って色んな経験をして大人になって社会に出て数年経つと『まあいいか。なんとかなる。』の精神が身に着く。

私は、いわゆる青春時代になかなか人に溶け込めず、孤独に過ごすことが多かった。
別に特段いじめられてたわけではないけれど、なんとなく自分はみんなから嫌われているのではと思い込んでいて殻に閉じこもっていた。

その数年の経験値の足りなさ故、この歳になるまで結構生きづらい生き方をしてしまっていたなぁと思う。
だけど、それでもいのだ。時間がかかっても自分なりの心が楽になる生き方を見つけられたのだから。
幸いにして、まだ寿命は残されているようなので、より自分にやさしく他人にもやさしく生きていきたい。
どうせ私なんかはもう封印しよう。自分を褒めて気分を上げながらご機嫌に過ごしていけたらいいなと思う。

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