交縁少女AYA 第7話
「おタク、相手が15歳の小娘だと思って、ナメてませんか?」
机の対面に座って電話で話す五十嵐を、椅子に座る綾がジッと見ている。
「この件は、検察官に話しますから…――、え?…、関係なくないでしょ!」
顔をしかめて怒声を上げる五十嵐を、少しビビって見ている綾である…
しばし痴漢の弁護士と通話していた五十嵐は、ふぅ~ッと一息ついて、受話器を置く。
「――ど、どう…、だった?」
上目遣いで綾が、五十嵐を見ている。
「じゃあこれで、立ちんぼすんの、止めてくれっかなぁ?」
「なっ?