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読む本がなければ辞書を読めばいいのよ!

赤川次郎さんの文庫本を、友達と貸し借りしながら読んでいた。
いつしか近くの書店で手に入る全てを読み尽くし、新刊を心待ちにしていた。

表紙の黒光りと、題名のカッコよさに魅かれて読み始めた、森村誠一さんも読破してしまった。

新刊が出るまで耐えられない。

未だ並んでいないと分かっているのに
フラフラと書店に入り、真っすぐに棚に向かい
勝手に凹む。病んでるな。

国語の先生に、症状を伝えた。
どうぞ処方箋をください…

「 国語の辞書を読めばいいのよ 」

さすが、国語の先生の言うことは違う。

他の作者に手を伸ばしたら? 
などと、生ぬるい対処療法は指示しない。

面白いぞ、紙の辞書の読書。

全然ページが進まないんだ。

やってみて、よく眠れるから。