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ICT✖️学級経営

みなさん、こんにちは! 

みなさんのおすすめのタブレットを使った授業事例を教えてください!

突然にすみません。
さて、文部科学省から数年前GIGAスクール構想のお達しがあり、児童一人ひとりにタブレット端末が配布され、自治体によってタイムラグはありましたが、ほぼ全国の学校にいきわたっています。そんな中タブレット端末を使った授業や活動を計画し、実践するのに悪戦苦闘したと思います。私もそのうちの一人です。
 しかし、使っていく中で便利で有効活用できる場面も増え、今ではICTが良き相棒となっています。

今回は、ICT×学級経営=?

について、考えていきたいと思います。
 みなさんは普段どのようにICTを使用し、活用していますか?
 GIGAスクール構想が叫ばれてから数年経ちましたが、ここ2,3年だけでもICTを使った授業が多種多様な方法で存在し、取捨選択するのも一苦労です。
 ですので、ここでは、気軽に楽しく使える活用方法を紹介します。ICTを活用することで、学級経営も円滑に進めることができると感じています。
 では、具体的にタブレット端末を使ってどのようなことをしているのか、ご紹介します。

ICTのテーマ
1 自信をつけさることができるKahoot!
2 友達をつなぐCanva
3 クラスの帰属意識を高めるAI

【自信をつけさることができるKahoot!】
 みんなが大好きKahoot! Kahoot!とは、一言でいうとクイズアプリのことで、使ったことがある方も多いと思います。このKahoot!は楽しく学習できる最強アプリでよく使用しており、おすすめです。(詳しい使い方を知りたい方は下記のnote投稿をご覧ください。)
 では、このKahoot!を使ってどのようにして、児童の自信をつけさせることができるのか?
それは、「割り当て」と「反復練習モード」を活用することです。
「割り当て」とは、自分のペースで問題を解くことができることで、簡単にいうと子どもたちにプリント配布し解かせていることと同様です。大概Kahootを使う時は、みんな一斉に競い合いながら楽しみますが、早押しに特化してしまいがちで、学習の定着が不十分なところがあります。しかし、この割り当て機能を使うことで、自分のペースで取り組むことができますし、この機能で素晴らしいのが、間違えた問題をもう一度解かせるので全問正解するまで終われません。
 やり方は簡単で、割り当てのところをタップし、クイズをクラスの子どもにTeams等のところにURLを張り付けるのみです。

 次は「反復練習モード」を使います。
クラシックモードではなく、「カラーキングダム」「サブマリン」等のモードで行います。クラシックモードは一問一答で一度のみの回答ですが、カラーキングダム等は、制限時間を3分、5分と設定し、その制限時間内にひたすら問題を繰り返し解くといった違いがあります。

 私は、この2つの方法をテスト前日等によく活用しています。特に理科や社会の知識分野との親和性が高く、テストの点数をアップさせることができています。点数がアップすると子どもたちもやはり嬉しいので、それが自信につながっています。勿論普段の学習が重要ですが、Kahootを利用し、児童の自信になるのならば、使わない手はないですよね。

【友達とつながるCanva】
 Canvaを知らない方もいると思うので簡単に説明させてもらうと、Canvaとは、ポスターやロゴ、動画など、様々なものを誰でも簡単に作ることができるデザインツールです。(詳しい使い方を知りたい方は下記のnote投稿をご覧ください。)
 Canvaの使い方は、無限大で授業、委員会、学級通信等あらゆる場面で活躍してくれています。その中でも私がおすすめする使い方は、係活動の係紹介です。たぶんみなさんの学級でも係活動や〇〇会社といった名称でクラスを盛り上げてくれる活動があると思います。
 そこでCanvaを使って係を紹介するカード作成がおすすめです。Canvaは共同編集できるので、グループみんなで相談したり、試行錯誤したりするなどして作り上げるので達成感を感じることが出来るうえ、完成したカードを友達同士でスタンプやコメントをして相互評価し合うこともできます。
 また、完成したカードは学級の係のコーナーに貼って掲示物の一部となり児童、保護者にも見てもらえます

 他にも、始めに紹介したKahootでも友達との協力プレイでつなげられます。「チームモード」を使ってペアもしくは班対抗のクイズ大会にすることで、グループみんなで答えを導くために、必然的に話し合ったり、相談したりするようになります。
 特に、席替えをした際にやるのがおすすめで、今まで話したことがない隣同士でもKahootのチームモードを終わるころには打ち解けます。
こんな感じでICTを使っても友達同士をつなげることができています。

【クラスの帰属意識を高めるAI】
 私は毎年クラスを受け持つに度に最大級に力を入れているのが”クラスへの帰属意識“です。このクラスでよかったなーと思うことで、クラスの一員であることに喜びや誇りを少しでも持つことが、学級を経営する上で大切だと考えているからです。
 では、どのようにして帰属意識を高めているのかというと、教室に普段の授業の様子や行事(運動会や遠足等)の写真を掲示したり、席替えをする度に、隣だった児童の素敵なところを書いてそれをまとめて貼り出したりしています。
 肝心のICTの活用法はというと、クラスのいいところをアンケートにして書いてもらい(データ上)それらを、テキストマイニングで表現し、掲示します。やり方はとっても簡単でネットで「AIテキストマイニング」と検索し、そこに子どものアンケートを張り付ければ出来上がりです。アンケートで最も多かったワードが大きく表示されます。(私のクラスでは明るい、優しいが多かったです)そして、出来上がったものを掲示すれば、子どもたちはいつでも目にすることができ、自分のクラスの良さを再認識します。

 以上のように、自分の実践を書き連ねてきましたが、毎回意識していることがあります。それは、ICT活用が目的化しないことです。
 その授業、活動のねらいを達成するために一つの手段としてタブレットを使うのであって、何でもかんでもICTを活用すればよいわけではありません。
 つい、タブレット端末を使用していれば満足しまいがちですが、ICTを生かすことで児童にとってどんなメリットや還元があるのかを考慮しなくてはならないと思っています。

ICT×学級経営=Happy☆

最後まで読んでくださりありがとうございます!
マッキー(西牧雅有)

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