見出し画像

サピエンス全史【面白かった内容まとめ】

今回の記事では、
最近読んで一番面白かった
”サピエンス全史”のメモを紹介していきたいと思います!

✓ 人間の赤ん坊は何もできない期間が、他の生物に比べて長い

人間は進化の過程で直立二足歩行をするようになった。

そして、直立二足歩行で歩くためには、腰回りを細める必要があった。

この進化の過程において、胎児が小さい時に出産する女性の方が、産後も生き延びやすく、そのような女性の方が多くの子を残した。
(胎児の頭や体が小さく、柔らかかったので、母体に出産の影響がかかりにくかったから)

→胎児が小さい時に出産する女性が増えた

→他の生物とは異なり、人間は未熟な状態で、出産されるようになった

✓ ホモサピエンスは他のホモ属とも交配していた

PCR検査で調べたところ、

▶ 中東とヨーロッパの現代人の特定のDNAのうち、1~4%がネアンデルタール人のDNA

▶ 現代のメラネシア人とオーストラリア先住民の特定のDNAのうち、最大6%がデニワソ人のDNA

であった。

✓ なぜ人類は我々ホモサピエンスだけが生き残ったのか?

DNAの突然変異により、認知革命が起きたから

※認知革命とは
→虚構(架空の物事)を語ることができ、信じることが出来るようになる

150以上の個体で協力が出来るようになる
(他の人類は150以上の個体数で協力できなかった)

→ホモサピエンスが他の人類を絶滅させ、生き残った

✓ 農業を始めたことで、人間の脳は小さくなった

狩猟時代では、たくさんの情報を覚えておかないてはならなかった
(例)食べられるキノコの種類、よくイノシシが現れる場所 …

しかし、農業革命後は、自分の専門の知識だけを知っていれば良かった

→ 脳が縮小

✓ 今の人間の体は狩猟文化に適応している

200万年前 ホモサピエンスの出現
1万年前 農業革命

農業革命は、ホモサピエンスの歴史の中では、比較的最近起きた

→ 人間の体はこの変化に追いつけていない

(例)生活習慣病・ヘルニア・鬱病 etc

つまり、今の生活に人間の体は適応していない

✓ 人間は過ごす文化によって、欲求が大きく変わる

昔のエジプト → 大きなピラミッド(自分用の墓)を建てたい
このような欲求は現代人にはない

現代人 → ロマン主義を信じることから、旅行がしたいという欲を持つ
このような欲求は、昔のエジプト人にはなかった

▶ 人間は過ごす文化によって、欲求が大きく変わる

この記事が参加している募集

最近の学び

サポートして頂けたら、 脳筋Do喜びます!!! 寄付して頂いたお金は、 すべてプロテインに使わせて頂きます💪 (記事向上のためじゃないんかーい)