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理系の卒論って、どれくらい大変なの?

僕は、
今年の2月10日に、
卒業論文を提出することが出来ました!!!

なので、
留年なしで、
大学を卒業できるのです!(泣)


今回の記事では、
これから卒論を書く人のために、

”どれくらい卒論は大変か”

を紹介していきます!

では、内容へ。

1. 脳筋Doの研究内容

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僕は、
岡山大学で、
生物を専攻しています。

そして、
研究内容は、

”ハエの脳と同性愛行動”

です!!!

ぶっちゃけ、
意味不明ですよねwww

同性愛行動とは、
オスからオスに求愛をする、
ホモセクシュアルな行動
です。

実験手法を
超大雑把にまとめると、

遺伝的手法を用いて、
バエの脳の特定部位を破壊

このハエの行動を観察
(同性愛行動をするかどうか)

オスからオスへの求愛を
抑制している脳や神経を発見

こんな研究をしています!

2. 大学3年10月~大学4年2月15日

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ここからは、
時系列に沿って、
どのような研究をしたかを紹介していきます!

① 大学3年10月

僕の大学では、
通常大学4年4月から
研究室が始まります。

しかし、
僕の学科は、
大学3年の後期から始まるんですよ。。。

なので、
3年の10月から、
僕の研究生活が始まりました。


僕の研究室の
コアタイム(研究室にいるべき時間)は、

"平日 10am~19pm"

ぶっちゃけ超長いのですが、
僕の研究室のコアは、
とても緩かった(笑)

なので、
ほとんどの日は、
19時まで研究室にはおらず、
17時 or 18時には帰っていましたwww


研究室に入って、
最初にしたことは、

”先輩から、
  基礎知識・基礎実験工程を教えて貰う”

あと、
過去の先輩方が残された
修論・卒論を読んだり、
英語論文を読んだりもしていました!

所属した先輩・同期は、
みんな優しく、
本当に助けられたな~と感じていますw

② 大学3年12月~3月

最初の2か月くらいは、
実験基礎を叩き込まれました。

しかし、
大学3年の12月くらいからは、
本格的な実験を始めました。

僕で言うと、
ハエの解剖をしたり、
行動実験をしたり
です。


また、
自分の実験経過や、
論文の要約紹介も始まり、
かなり忙しかった覚えがありますw

あと、
先輩の修論の
お手伝いなんかもしていました!

③ 大学4年4月~

いつも色々教えて下さっていた、
院生の先輩が卒業したため、
ここからは僕1人で研究をするようになりました。

とは言っても、
分からないことがあれば、
他の先輩や
ラボのボスに聞きながらでしたが(笑)

しかし、
基本的には
1人での実験がスタートです!

厳しかった院生の先輩が
いなくなったことをいいことに、
かなり研究をサボったような覚えがあります。。。

④ 大学4年10月~12月

大学4年の10月になると、
3年生が研究室に所属をし始めます。

このくらいの時期から、
少しづつ”卒論”を意識し始めました。

✓ 本当に自分は卒論を書けるのか?
✓ 研究成果は、こんなもんでいいの?

漠然とした悩みを抱えながら、
日々研究をしていたのを覚えています。

⑤ 大学4年1月~

ここら辺から、
”卒論マジモード”です。

土日休日関係なく、
研究室に行き、
研究をしたり、
卒論の書ける部分を書き始めました。
(要旨・研究背景・実験手法・実験材料 etc)

そして、
1月冒頭での、
研究達成度は、、、

たったの”5割”www


なので、
毎日死ぬほど研究をし、
解析をしていた覚えがあります。

↑ これが一番苦しかった

⑥ 大学4年2月~

2月に入ると、
実験が一段落し、
卒論のマジ書きが始まりました。

題名や要旨※は、
提出期限が早かったため、
日々、期限に追われていました。

※要旨とは
 研究をA4一枚にまとめたもの


また、
うちの研究室は、
結果・考察・図案などを、
分けて提出し、
それぞれ、ボスに添削をして貰うスタイルです。

なので、
毎日卒論の一部を提出し、
添削して貰い、それを修正し、再度提出。

これを、
死ぬほど、
繰り返していました。
(多いものは、5回くらい添削して貰ったw)

これもなかなか、
精神に来るものでした(笑)

⑦ 大学4年2月9日

卒論の提出の前々日2月7日に、
ボスからOKが出た。。。

つまり、

卒論が終わったのです!!!

死ぬほど、
嬉しかったのを、
覚えています。

そこから、
すべてをPDFに直し、
印刷して、卒論提出を完了しました。

⑧ 大学4年2月15日

卒論を提出したからといって、
卒論が終わった訳ではありません。

何故なら、
卒論の最後には、
卒論発表があるのです。

なので、
卒論を出した日から、
急いでパワポを作り、
ひたすら練習をする。

こんなことをしていました。


また、
この卒論発表では、
自分の持ち時間は、
たった”7分”です。

自分の”1年半”を、
たったの"7分"にまとめるのです。。。

なんか、
今までの研究が、
馬鹿らしく思えたのを、
覚えていますwww


ボスの添削も含め、
合計20~30回のプレゼン練習を経て、
卒業発表に臨みました。

ちなみに、
発表は余裕でした(笑)

むしろ、
研究・卒論を書いた過程の方が、
100倍きつかったですwww

3. 卒論を終えて

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卒論を終えてみて、
思ったこと。

それは、

”意外となんとかなる”

です!!!

しんどかったのは、
しんどかったけど、
柔道や大学受験ほどでは、
なかったかと。

また、
卒論のクオリティーは
人それぞれで、
凄い人もいれば、
中身がスカスカな人もいました。
(ちなにみ、僕の中身はショボかったw)

また、
もう1つ卒論を終えて感じたことは、

”卒論は所詮、参加証”

です。


研究を頑張った人は、
濃い研究をしているし、
頑張っていない人は、
ほとんど成果が出ていない。

しかし、
平等に卒業する権利が与えられる。

なので、

「自分は研究職に就かず、
 卒業がしたいだけだ!」

と思っている人は、
そこまで本気で
研究をする必要はないのかな、
とも思いました。

4. これから卒論を書く人へ、伝えたいこと

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✅ 脳筋が伝えたいこと
① 卒論前から、
  真面目に研究すべき
② 良い成果が出なくても、
  卒業は出来る
③ 卒論はしんどいけど、
  何とかなるwww

以上が、
これから卒論がある、
理系大学生に向けたアドバイスですw
(参考になるか分かりませんが)


まだ研究室に入っていない人で、

「卒論ヤバいな~」
「自分、本当に書けるのかな?」

と、
不安を感じている方も
いるかもしれませんが、
ぶっちゃけ、何とかなりますwww


以上で、
本日の記事を終ります!

では、また明日!

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