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おはようボンジュール♪

エリカおはようダンス
(作詞:広井王子  作曲:田中公平  歌:日髙のり子)

おはよー   おはよー  ボンジュール
おはよー   おはよー  ボンジュール
(中略)
はやく おきてよっ      ボンジュール
きょうも げんきにっ  ボンジュール
くるくる  くるくる  くるくる  まわって
ボンジュー ボンジュー ボンジュー ボンジュール
おはよう  おおがみさん   ヘイッ!

「エリカおはようダンス」は、「サクラ大戦3~巴里は燃えているか~」のヒロインの一人「エリカ・フォンティーヌ」の持ち歌の一つです(通称「おはボン」です。私は「エリカ」のキャラソンでは「祈り」が一番好きです)。

上の歌詞はうろ覚えで書きました。「サクラ大戦」の楽曲は全て、作詞を広井さん(総合プロデューサー)が、作曲を田中先生(ワンピースなど数多くのアニメ作品の音楽制作に携わる作曲家)がされています。
全曲集にあった広井さんのコメント『簡単なメモしか書いてないと思います。こんなウケるとは思いませんでした。』に、「おはボン」の全てが詰まっていると思います。

「サクラ大戦3」は、巴里華撃団(ぱりかげきだん)に、帝国海軍中尉 兼 帝国華撃団花組隊長の「大神一郎」が派遣され、パリの平和を守るための活躍が描かれたアドベンチャーゲーム(テレビゲーム)です。
なお、「サクラ大戦」は太正時代(架空の大正時代で、蒸気機関が発達した世界)を舞台にしています。


私は、「サクラ大戦」シリーズについては、「ドリームキャスト」の名作として高い評価がされていた「サクラ大戦3」からプレイを始めました。
最初のうちは、「サクラ大戦3」のOPアニメに出てくる「光武」(主人公達が搭乗するロボット)のバトルシーンのカッコよさに惹かれていたので、美少女ゲームというよりは、面白いアニメを見るのと戦略ゲームをやるのが合わさった感覚でプレイしていました。

私が、ゲーム(アニメ)のヒロインが好きになった原因が、この「おはボン」です。これを聴いて「エリカ」のファンになりました。
ストーリー的には「どうすんだよ…」というシリアスな状況があってから、いきなりの「おはボン」でした。「エリカ」が立ち直って、いつもどおりのアホな子(面白い子)に戻ってくれたのが単純に嬉しく、私の心を打ちました。

行方が分からなくなった「エリカ」を夜通し探したために、疲れ果てて普段着姿のまま床で寝ていた「大神隊長」は、最後まで「おはボン」を聴いてあげて偉いなと思いました。
起こされたあげく、手作り朝食(酷い見た目)を食べさせられますが、朝食を食べる姿に喜んでいる「エリカ」がとても可愛いらしかったのが印象深いです。


「エリカ」を好きになったために、中の人や作り手にも私は興味を持ちました。
今でも私が一番好きな(尊敬する)声優は、「日髙のり子」さんです。最近のアニメでも「ひぐらしのなく頃に業」に出演されていて、相変わらずの声質の良さと演技力の高さでした。
日髙さん自身もマラカスを持ち「おはボン」を歌っていたそうです。「エリカ」の明るい感じは日髙さんの声質に合っており、最初から「エリカ」を演じるのを想定していたかのようで、違和感がありません(「エリカ」の行動は街中で十字架型マシンガンを撃つ等ぶっ飛んでいますが…)。
「エリカ」はドジっ娘でよく看板にぶつかっている、おもしろ可愛い系ヒロインです。
なお、日髙さんは「私はここまでじゃないです」といった趣旨の発言をしていましたが、誰からも擁護されていませんでした。

「サクラ大戦3」は私に強い影響力のあった作品で、この作品のおかげで大学では第二外国語にフランス語を選択し、仏検をとるほど勉強しました。
パリの名所にも詳しくなれるので、パリ旅行に行きたいなと思わせてくれる作品です。

「凱旋門」はリボルバーカノンに魔改造されました。
「ノートルダム大聖堂」や「バッキンガム宮殿」などの名所も、日常パートや戦闘パートに出てきます。
この文章を書いていて、某生徒会副会長の名ダジャレ「罰金バッキンガムよ!」をふと思い出しました…。

興味がある方は、ぜひ「サクラ大戦3」をプレイしてみてください。

「エリカ」の可愛いらしさとアホっぽさは「おはボン」のアニメシーンを視聴するだけで十分に分かると思いますが、「おはボン」に至るストーリーを知るとより良さが分かると思います。
ただ、プレイ時間が結構かかります。
「サクラ大戦3」については、当時の最高峰のアニメーションである「御旗のもとに」のOPアニメだけでも視聴してもらえると嬉しいです。

ぴっかりPさんがニコニコ動画で公開しているアイドルマスターのアイドルたちによる「御旗のもとに」も素晴らしいです(「美希のもとに」とか細かいネタが散りばめられていて好きです)。

アイドルマスターシンデレラガールズスターライトステージ(デレステ)で、「砂塚あきら」のソロ曲である「#HE4DSHOT」が実装されました(ヘッドショットと読みます。4は誤字じゃないです…FPS用語です)。
「あきら」ちゃんの言うとおり「アガる曲」で、「サメてないで」の言葉どおりノリノリのダンスミュージック(テクノポップ)でした。15歳の若さと流行の先端さを感じられる曲調と歌詞だなと思いました。

「#HE4DSHOT」のコミュ(ストーリー)では、「辻野あかり」が「あきら」との買い物に一日付きあっていました。「Brand new!」のストーリーでは「あきら」が思い通りのダンスができない「あかり」を励ましていましたが、「#HE4DSHOT」では「あかり」がライブが中止になった「あきら」を励ましていて、いい関係性だと思いました(落ち込む理由も好きです)。
「夢見りあむ」は冒頭だけの登場でしたが、「あきら」との掛け合いでは、相変わらず発言の面白さが際立っていました。

「#HE4DSHOT」のストーリーで、「あかり」が「ぼんじゅーる」と言い、フレちゃんの影響を受けてアホみたいに「ぽむぽむ」言っている姿がとても可愛いらしく、この「あかり」の可愛い言動で「エリカ」の「おはボン」を思い出しました。
なお、「あきら」がツッコミをちゃんと入れてくれたおかげで、「あかり」の会話の語尾が「んご」から「ぽむ」に変わることは防がれました。
ちなみに、「あかり」の地元である山形は、ラ・フランス(西洋なし)の生産量が日本一です。

急に思いついて書いたので、日記のような文章になりました。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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