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【お菓子の材料のおはなし #1】ユーハイムオリジナルチョコレート・チョコレートコーチング

ユーハイムのお菓子づくりは 「< /0(スラッシュゼロ)>のお菓子をつくる」こと。

お店や、商品で伝えきれないお菓子の熱い思いをこちらでご紹介します。

< /0(スラッシュゼロ)とは>:食品表示の「原材料名」に食品添加物を表す「/(スラッシュ)」以降がないこと。

ユーハイムのバウムクーヘンといえば、周りについているホワイトチョコレート!これはユーハイムオリジナルの材料です。

今回は、こだわりのチョコレートについてご紹介します。

■「チョコレート」と「チョコレートコーチング」

ユーハイムでは大きく分けて、2つのチョコレートを使用しています。

1つが「チョコレート」、もう1つが「チョコレートコーチング」です。

この2つは、カカオ分などの違いによって規約で分けられています。

①チョコレート

アーモンド&マカダミア ショコラサブレや、純正バターパウンドケーキ(チョコケーキ)や、冬季限定のバウムバトンに主に使用しているのが、「チョコレート」

「チョコレート」は、「チョコレートコーチング」に比べて、カカオの風味や芳醇な香り、まろやかな口溶けが楽しめます

種類は、スウィート、ミルク、ホワイトの3種類。

ユーハイムのお菓子の中でも、チョコレートが主役!なお菓子に使うことが多いです。

スウィートチョコレートは、カカオ分52%。
ガーナを中心とした西アフリカ産のカカオに、中南米産をブレンド。しっかりしたカカオ感に、華やかな香りをプラスしています。
ホワイトチョコレートは、濃厚なミルク感が味わえる、
原材料のバランスにこだわりました。
純正バターパウンドケーキ(チョコケーキ)は、チョコレートを生地に混ぜる+チョコチップとしても使用していて、
とても濃厚な味わい!
バウムバトンは、チョコレートの風味に負けないよう、
ベーシックなバウムクーヘンと比べて、
よりリッチな味わいの生地にしています。

②チョコレートコーチング

主にバウムクーヘンの周りについているのが、「チョコレートコーチング」

バウムクーヘンの美味しさを引き立たせ、
生地の乾燥を防ぐ役割があります。

チョコレートコーチングは、チョコレートよりもカカオ分が少なく、油脂が多め。

メインのバウムクーヘンの風味を邪魔しない素朴な味わい、また、油脂が多いと扱いがしやすいため、その名の通りバウムクーヘンを薄くコーティングすることに長けています。

■/0を実現するために

一般的なチョコレートコーチング、チョコレートは、乳化剤や香料を使用していることが多いです。

ユーハイムでは/0を実現するために、材料メーカーさんのご協力により、/0のオリジナルチョコレートをつくりました。

/0が実現したのは、
チョコレートコーチングが 2020年 (2000年から開発スタート)、チョコレートが 2021年。
それまでは、大豆由来の乳化剤(レシチン)を使用していました。

乳化剤を抜くことで何が起こるのかというと、
簡単に言うと、安定しなくなります。
滑らかさが減り、粘度が高くなるなど、たくさんの問題が発生しました。

その問題を1つずつ解決するために、
少量でのテーブルテスト ⇔ 大容量でのテスト ⇔ 実際の製造ラインでのテストを何度も繰り返し、改善していきました。

例えば、
チョコレートの粘度が高くなると、お菓子をコーティングしたときにチョコレートが厚くついてしまいます。
風を送って余分なチョコレートを落とす機械を調整したり、口当たりの滑らかさ、光沢を維持するための温度などを調整しました。

ユーハイムでは、チョコレートコーチングやチョコレート以外にも、さまざまな/0の材料を使用しています。

食品添加物を使用しているものに比べると、使い方に工夫や技術がいるものも、、、

ユーハイムの職人たちは、長年の技術で補い、美味しいお菓子を作り続けています。

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