不眠症のぼやき


とりあえず私の不眠症の最高にクールでエキサイティングなボヤキでも書こうかしら。

不眠症とは長い付き合いだ、と思う。
でも、はた迷惑なこいつとはいったいいつから一緒にいただろうか。
具体的な始まりは分からないけれど、少なくとも20代前半の頃に眠れなくて困ったような記憶は無い。嫌な仕事の嫌な出来事で鬱々とした気分の日ですらベットに入れば朝だった(それはそれで気が滅入った。もっと寝かせてくれ)。

スカスカの記憶を掘り返してみれば、なんとなく20代後半の頃に初めて市販の睡眠薬を買ったことが思い出される。初めて買ったのは漢方で、頻繁にあの苦い顆粒をガブ飲みメロンソーダの如くがぶ飲みしたものだ。
ガブ飲みしても満足する効果が得られないものだから、イルカの絵が描かれた(描かれていたような)睡眠導入剤に切り替えた。こいつはガブ飲みすると寝起きが最悪になるのですぐ辞めた。

上記の頼りない記憶にその他の頼りない記憶を絡めてこねくり回して、なんとか時期的な目星をつけるなら、26歳が私とコイツが出会った頃だ。

今が〇〇歳だし、もう〇年の付き合いになるのだなぁ。
中学の同級生で未だ交流のある斎藤くんの次に長い付き合いだ。

仕事ストレスと人間ストレスが静かに結びつけた私たち。
まさかこんな長い付き合いになるとはなあ。
不眠症くん?ちゃん?がどう思っているかは知らないが、私は君と縁を切りたくて仕方ないよ。
中学、高校、大学、転職、転勤、全てのイベントで関係性のリセットを可能としてきた手腕が君に対して一切の効果が無いのはどうしてだろう。

期せずして随分一緒に過ごしてきたけど、君のこと好きになれそうに無いよ。

それでも君は僕のことが好きなの?
好きなんだね。
ありがとう、死ね。

明日睡眠外来行きます。

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