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Slackを補完する仮想オフィスツールを作り、3か月使ってみたその後

コロナ禍で各社、在宅ワーク率が高まっているかもしれません。その中で、Slack中心のリモートワーク生活をさらに楽しくするために実施した、社内におけるこの3か月の取り組みをご紹介します。

こんにちは、ジェイテックジャパンの広瀬です。

前回は、社内で作成し運用している、仮想オフィスツール Koos(クース)について、以下の記事を投稿させていただきました。

要約しますと、

● リモートワークを実践する中で、今 誰が働いているか各メンバーの様子や気持ちプロジェクトや働く場所が異なるメンバーの顔やパーソナリティー、などがよく分からないという状況が生じていた。

● そのため、社内全体やチームとしての一体感が感じにくいメンバーのパーソナリティーがよく分からないため自由で率直なコミュニケーションが取りづらい一日誰にも合わず仕事をしていると寂しい、などの問題が生じていた。

● Slackにおけるステータスの設定絵文字&リアクションの積極的な利用雑談用チャンネルなどの仕組みはそれなりに機能しているが、問題を解決するまでには至らず。

● これらの問題を解決するために、「どんな時も、どこにいても、もっとチームでつながり・楽しく効率的に・支え合うためのコミュニケーションツール」をコンセプトに、自分たちで仮想オフィス的なツールを作り、Koos(クース)と名付けた。

● 社内メンバーの反応もよく、コメント機能を使って状況や気持ちを自由につぶやいたり、プロジェクトや働く場所が異なり今まではあまり知り合えていなかったメンバーも含めて、気軽にリアクションのやり取りをしたりするようになった。

● 特に、各地で一人リモートワークしているメンバーには「一緒に仕事をしている実感が出てきた」と喜んでもらえた。

というようなことを書かせていただきました。

Koosのその後

その後、この自社製仮想オフィスツールKoosを、社内で3か月運用しています。

今回は、その後の動きについて記したいと思います。

● 引き続き、メンバー皆が使い続けている。コメントやリアクションについては、積極的に活用しているメンバーとあまり使わないメンバーの二極化してきているが、それぞれの性格や状況に合う形で、ほど良い距離感でゆるくつながる場が形成されてきた。それが、安心感心地よさを生んでいる。

● 複数のクライアントにKoosをデモしたところ、興味や関心を示されることが多く、ぜひ自分たちも使ってみたい、というクライアントも現れ、クライアントにKoosを導入した。

● あるクライアントには、Koosを使って社内の様子を案内でき、顔見知りのメンバーとのコメントやリアクションによるやり取りを楽しんでもらえた。このようなに、Koosを使って仮想的なオフィス案内を行えることも分かった。

● あるクライアントからは、36協定対応のような、よりきめ細かな勤怠管理をできるようにして欲しい、というリクエストをいただいた。

このように、つながりのあったクライアントにも興味や関心を示していただく中で、「ぜひ社外の皆さんにもKoosを使っていただきたい!」と思い、Koosのシステムやデータベースをマルチテナント化しました。(今まで幾度もマルチテナント方式のWebサービスを受託開発してきた経験がここで活きました。)

そして、シンプルながらも、Koos専用サイトや招待コードによるプライベートテストの仕組みも実装・公開しました。以下がサイトとなります。

また、Koosの大きな特長である動きや音の楽しさを、直感的に理解してもらえるよう紹介動画も作成しました。よろしければご覧ください。

まとめ

3か月前に、社内向けの仮想オフィスツールとして作成したKoosですが、社内においてSlackを補完するツールとして引き続き活用されつつ、つながりのあるクライアントにも少しずつご利用いただいているという状況となっています。

読者の皆さまにおいても、もしKoosや当社の受託開発に興味や関心を持っていただけるようでしたら、以下のページの「お問い合わせ」から気軽にご連絡ください。お待ちしております。

Koos公式サイト(プライベートテスト中)

貴重なお時間を割いて、最後までお読みくださり、ありがとうございました!

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