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【4】いい治療はお金次第???~『がん保険』のトリセツ~

前回は、『がん保険』は何の保険?ということを考えてみました。その中で、『がん保険』に加入する目的は、

お金がかかってでも『いい治療』を受けて、がんを治したい

ということでした。ですので、今回は、その『いい治療』というところに触れていきたいと思います。

いい治療って何???

みなさま『いい治療』とはどんな治療でしょうか?今回は、がんがテーマなので、がんになってしまった時に、

最新の医療技術を駆使して
からだへの負担も少なく
がんをきっちり消し去ってくれて
完治させてくれる夢の新しい治療

そんなイメージでしょうか?でも、最新の医療技術だから、お値段は少々お高い・・・みたいな。

一般的に値段が高い方が品質も高い

私たちが何か物を買う時、例えばバッグを買う時であれば、

『量販店で売っている激安バッグ』より『ヴィトンのバッグ』

車を買う時であれば、

『14年経過している中古のヴィッツ』よりも『新車のレクサス』

の方が、

価格も高いけども、その分品質もいい

ということが当てはまると思います。ちなみに私の車は、

14年経過しているヴィッツ

です。まだまだ元気です!

では、がん治療も???

品質の高いものの方が値段も高いということは、当然のような感じがします。では、がんも値段(治療費)と品質(治療効果)は、比例しているのか?私たち患者になる立場の人間からすると、

値段は高いけど、治る確率が高い、新しい治療が『いい治療』

というイメージはないでしょうか?詳しいことはまた別のパートでお伝えしますが、

国やお医者さんから推奨される『いい治療』

は、私たちのイメージとは少しズレていることがあります(もちろん正確な情報を得て、お医者さんと同じ見解の方もいらっしゃいます)。

がんは、お金を積むほど治るというものではありません

今回のパートの結論としては、正確ながん治療情報を持っていない人にとっては、

治療費が高いから、治る確率が高い

と考えますが、国やお医者さんからは、『そうではないですよ』ということになる。そして、このズレを認識できないまま治療が進んでしまうと、どこかのタイミングで、

お医者さんと患者さんでの間で、ミスコミュニケーションが起こったり、不信感が生じてしまう

恐れがあります。

今後のパートで、日本のがん治療の実態に触れていきますが、現時点においては、がん治療に関しては、物を買う時とはイメージが違うというように思っていただければと思います。

次回は、『がんはそんなにお金がかかるのか?』ということに触れてまいります。今回もお読みいただき、ありがとうございました。

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