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路地裏旅行社

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路地裏旅行社は「旅」のことを何でも書き込める空間です。
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#海外個人旅行

路地裏旅行社: 「絵はがき倶楽部」

そういえば、昔やっていた「絵はがき倶楽部」はおもしろかったな。これは住所氏名を登録しておくと、その倶楽部の中の誰かが海外(国内でも)に行ったとき、そこから絵はがきを出してくれるんだ。で、自分が海外に行ったときは会員に絵はがきを送ること、というもの。 ある日突然、全く知らない土地から絵はがきが届くって楽しいですよ。私もラトビアのリガから絵はがきをもらったときはうれしかったな。 また海外で街角のカフェなんかでせっせと絵はがきを書くのも楽しいです。絵はがきを選ぶのも、郵便局でき

路地裏旅行社:路地裏旅行のすすめ

●もっと自由に気楽に旅を楽しもう  ゆっくりともう一度、好きな所を歩いてみよう。もっといろんなところに行ってみたい。友達と、夫婦と、親子で、独りきりで。旅をもっと自由でシンプルなものにしよう。「観光客」ではなく「旅行者」として旅をしたい。それが路地裏旅行だ。 ●旅はお金を掛けない方がいい お金を掛けない方が地元の人に密着した旅行が出来る。ホテルの中はお金で作られた特殊な世界だ。その中では何でも出来るけれども、それは「ホテルの中の街」であって、あなたが旅行に来た街ではない。本

いつか行く26の旅 trip00

いつかは行ってみたい旅のプランが沢山ある。ここはそれを入れておくバケツだ。英語では「Bucket List」という。死ぬまでにしておきたいことを書いたカードを入れておくバケツだ。 映画にもなった。「最高の人生の見つけ方」、ジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマンが共演した映画で、原題を「The Bucket List」(棺桶のリスト)という。(日本でも吉永小百合、天海祐希共演でリメークされた)。 ■1 アメリカ大陸を高速道路を使わずに「ブルーハイウェイ」二車線の国道で横

路地裏旅行社: 【ベネチア】 道に迷う

ベネチアは四方4kmほどの小さい街だし、周りは海と運河に囲まれているので、歩いていてどこか他の街に行ってしまって迷子になることはない。この街で一番おもしろいのは「道に迷う」ことなんだ。自動車が入ってこれないこの街では、歩いて狭い道の奥にどんどん入って行くのが最良の街の歩き方だ。 ベネチアではどうやってゴミを出すのか、引越はどうするのか、路地裏の小さなお店、屋台、市場、街路ごとにあるバル、広場にはカフェ。歩いていると次々にいろんなものが出て来て興味は尽きない。路地を探検しよう

路地裏旅行社: 旅程表を作る

私は旅に出るときは必ず一日ごとの旅程表を必ず立てていく。それが出張であろうと個人旅行であろうと、海外であろうと国内であろうと、泊まりの旅はこれなくしては始まらない。 旅程表を作る 旅程表(英語ではITINERARY、アイティナラリという。いまだにうまく言えないのだが、旅行中よく出てくるので参考までに)は次のように作る。 まず、横に「日付け」「曜日」「午前」「午後」「夜」「宿泊地」をとる。 縦に予定している日数分だけの欄をとる。縦に日付と曜日を入れていく。深夜便で行くの

路地裏旅行社: 旅程の立て方のコツ(2)

●「祭り」に行こう 行く先の国の祭日、国の祝日、お祭り、宗教的な祭事、催事、芸術祭などをチェックしておこう。祭日は年によって日が違うため、各国の観光協会のサイトで確認をする。 タイミング良くうまい具合に祭りに居合わせると旅の楽しみがうんと違う。旅が深くなる。旅がきらめいてくる。日程の中に一回は「祭り」を入れたい。 日本は世界有数の「祭り」が多い国である。ほぼ毎日どこかで祭りがある。国内旅行でも旅先で祭りに出くわすとその旅行の濃度がまるで違う。 逆に「国民の祝日」をしっ

路地裏旅行社: 旅程を作る(1)

うまい旅程を作るにはコツがある。 1)重複を避ける 忙しい日程では同じようなところは極力一カ所で済ませる。 ケンブリッジとオクスフォードなら同じようなもの、ケンブリッジを選ぶ。アルプスはスイスから見てもフランスから見てもイタリアから見ても同じようなもの、スイスを選ぶ。 富士山は箱根から見ても西伊豆から見ても同じようなもの、温泉に安く入れて魚がうまい西伊豆を選ぶ。 カテドラル(教会)は一つ見ればあとは似たようなもの、という人にはパリのノートルダムで十分だろう(実際は見れば

路地裏旅行社: ヨーロッパに行く5つの理由

1 行ってみたい TVの旅番組で紹介されたイタリアのトスカーナの小さな村、雑誌に載っていた一枚の岬の写真、新聞に出ていたアイルランドの小島。自分が行ってみたいなと思ったところを切り抜いておこう。 旅行代理店のパンフレットが役に立つ。沢山もらってきて行きたいなと思うところを切り抜いて「行きたいノート」に貼っておく。地図も切り抜いて行きたいところに印を付けていく。 スペインのお祭り、ウィーンの音楽祭、フランスのワイン醸造、チェコのビール祭、ドイツのクリスマス市。行って参加し

路地裏旅行社: 初めて行くならヨーロッパ

●初めて行くならヨーロッパ 初めての個人旅行はヨーロッパをおすすめする。その理由は、 1 文化や歴史が多様 ヨーロッパには多くの国の多様な文化や歴史がある。それぞれの国や地域には独自の伝統や文化、建築物や美術館と路地裏と食べものがある。初めての旅行でこれらの多様性を体験すれば、世界に対する視線を大きく開いてくれるにちがいない。それは興味深く、また学びの多い体験となるだろう。 また生活様式が日本とほぼ同じなので地域に溶け込みやすい。新しい文化への適応は、アメリカ>ヨーロ

路地裏旅行社: 母のドイツ旅行

個人旅行もやってみればなんてことはない。やってみようと思う人には誰にでもできるんだ。 私の母が60を過ぎて突然「一人でヨーロッパに行きたい」と言い出してきたことがある。「初めての海外旅行」でしかも「独り旅」である。英語ももちろん話せない。 そこで、私は自分で母のための旅程を作った。そして私が知っている場所、ホテル、鉄道、駅など予約出来るところは全て予約した。そしてそれを細大漏らさず書き込んだ旅程ノートを作って母を送り出した。ドイツに支店がある旅行社にも万が一のバックアップ

路地裏旅行社: 初めてのヨーロッパ個人旅行のすすめ

●自分の足と目で旅をする ツアーで行ったヨーロッパはヨーロッパではない。それは水槽の外から見たヨーロッパ、お金を払って見たヨーロッパ。ホテルの中の食事や日本語メニューで食べるランチはヨーロッパではない。自分の足と目で見たのが本当のヨーロッパだ。 ●賢く旅をする 自分で予定を作り自分の足で歩いてみたヨーロッパは、フレンドリーでまるで家族のようにあなたを迎えてくれるだろう。バックパックを担いで歩くのが個人旅行ではない。普通のキャリーバッグでもダッフルバッグでもいいんだ。

路地裏旅行社: 望遠鏡を持って行く

旅には必ず望遠鏡を持って行く。私が永年愛用しているのはNikonの10×25HG。軽くてコンパクトでしかもレンズがすばらしく明るい。 望遠鏡は旅先の高台や展望台、山頂などで役に立つ。いやなに高いところで使うのは当たり前なのだが、でもそういう場所に立つと妙に場が持たなかったりしませんか?所在なくただ眺めるだけだったりして。 そういう時、望遠鏡が役に立つ。そしてその威力に声を上げるだろう。眼下の村の井戸端、遠くの森の花、遙か先に光る河、対岸の町のたなびく洗濯物。あれもこれも

路地裏旅行社:「関心空間」というコミュニティ

昔、「関心空間」というコミュニティがあった。2001年に発足して2016年に終了した。自分の関心事を投稿、それに自由につながりをつけ加えることが出来た楽しい「空間」だった。2002年にはグッドデザイン賞も受賞した。 簡単にキーワードが登録出来て、そこにさまざまな人が自由にコメントを書いたり、つながりをリンクすることが出来た。そのリンクで又多くの記事や人とつながることが出来た。何気なしに投稿した記事に瞬く間に色んな人からの反応があっておもしろかった。 そして「旅行」関係の投

路地裏旅行社: 「路地裏旅行社」とは

「路地裏旅行社」は旅のことを書き込んでいく空間です。 今は無き「関心空間」にあった「旅」のコミュニティ空間です。 自由に旅のことを何でも書き込んでいきます。 【路地裏旅行社】 はここから