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路地裏旅行社: 【ベネチア】 道に迷う

ベネチアは四方4kmほどの小さい街だし、周りは海と運河に囲まれているので、歩いていてどこか他の街に行ってしまって迷子になることはない。この街で一番おもしろいのは「道に迷う」ことなんだ。自動車が入ってこれないこの街では、歩いて狭い道の奥にどんどん入って行くのが最良の街の歩き方だ。

どんなに道に迷っても街から出ることはない

ベネチアではどうやってゴミを出すのか、引越はどうするのか、路地裏の小さなお店、屋台、市場、街路ごとにあるバル、広場にはカフェ。歩いていると次々にいろんなものが出て来て興味は尽きない。路地を探検しよう

ベネチアの夜、友人たちで「バーカル(バル)」ホッピングに出掛けた。橋を渡ると必ず小さなバーカルがあって、陽気なイタリア人、観光客がたむろしている。一軒で一杯とカウンターのおつまみを一つだけ摘まむ。どんどん路地の奥に入っていくぞ。

そそられますなあ

覚えておくと便利な通りの名前
Salizada(サリザーダ) 背骨という意味でちょっと広い通り
Sotoportego(ソトポルテゴ) 建物の下を通り抜けるトンネルの様な道
Fondamenta(フォンダメンタ) 運河に沿った道
Calle(カッレ) その他の通り

Piazza(ピアッツァ) 広場という意味だがベネチアではサンマルコ広場にしか使われない。
Campo(カンポ) 元々は田畑や野原のこと。普通の広場はこう呼ばれる。広場には必ず教会と鐘楼が隣接している。

Sotoportego(ソトポルテゴ)wiki 家の下を通り抜ける道
リアルト橋へ、サン・マルコ広場へ
(venicetravelblog.com)

どんなに道に迷っても帰り道は簡単だ。街角には必ず黄色い「Per Rialto」(リアルト橋へ)または「Per St.Marco」(サンマルコへ)の矢印がある。帰りはこの標識に従えば難なく帰ることが出来るんだ。
 
さあ、迷路の探検に出かけよう。

(蛇足ながら)ベネチアにおけるトイレが問題だ。極めて数が少ないのだ。
 ・ホテル、美術館、レストラン、バルでは必ずトイレに寄っておくこと
 ・公営トイレは有料なので小銭 €1.5(220円)を用意しておくこと




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