マガジンのカバー画像

『最長片道切符の旅』を旅する

36
宮脇俊三『最長片道切符の旅』新潮文庫をそのまま辿る旅。 片道切符の路線を文庫片手にそのまま追い掛けます。 廃線になった路線はバスで丁寧に辿ります。 1978年(昭和53年)の日本…
運営しているクリエイター

#列車

『最長片道切符の旅』を旅する day00 旅の企画

宮脇俊三「最長片道切符の旅」新潮文庫 オリジナルの宮脇俊三『最長片道切符の旅』新潮文庫は、鉄道ファン、特に「乗り鉄」のバイブルともいえる書です。 先生は、全線完乗を達成した後、出版社(元中央公論社常務取締役)を退職し、自由の身になったところで「最長片道切符」を旅しようと考えます。 この旅は今から45年以上前の1978年(昭和53年)。その後、路線や列車の廃止が相次いだため、この本はタイムカプセルのように当時の鉄道状況や時代を埋め込んだ記録となっています。 「最長片道切符

『最長片道切符の旅』を旅する day34 数珠つなぎにされた睾丸

京都 1046(のぞみ)1124 新神戸 1129(こだま)1140 西明石 1148(新快速)1223 尼崎 1230(宝塚線)1329 篠山口 1339(福知山線)1355 谷川 1517(加古川線)1733 加古川 1737(神戸線)1747 姫路 1912(姫新線)2028 佐用 2040(姫新線)2132 津山 今回は三泊四日で、京都から加古川を回って姫路から津山、日本海側に回って伯備線、芸備線、木次線と山陰、山陽を行ったり来たりしながら、最後は山陰線の江津から今

『最長片道切符の旅』を旅する day30 日本人が一番幸せな一週間

近江今津でおいしい一晩を過ごして、翌朝始発で出発。が、途中で1時間近い待ち時間がある。ならば、途中下車して寄り道をして琵琶湖畔の桜を見に行こう。米原から東海道本線、岐阜から高山本線で美濃太田まで。今日は「花見」と「乗りつぶし」の日なのだ。 近江今津 0615(湖西線)0622 マキノ 0715(湖西線)0731 近江塩津 0737(北陸本線)0811 米原 0812(東海道本線)0846 大垣(東海道本線)0849 美濃赤坂 0855(東海道本線)0901 大垣(東海道本線

『最長片道切符の旅』を旅する day25 ローカル線のひそかな楽しみ

昨夜、深夜にチェックイン、そして今朝は夜明けにチェックアウト。昨夜降りたときに迎車を頼んであったタクシーで森宮野原駅へ。今日も始発だ。これから直江津、糸魚川、松本経由で名古屋まで。 森宮野原0620(飯山線)0701 戸狩野沢温泉 0706(飯山線)0751 豊野 0824(しなの鉄道)0941 直江津 0947(えちごトキめき鉄道)1025 糸魚川 1050(大糸線)1148 南小谷 1207(大糸線)1415 松本 1419(中央本線)1622 中津川 1639(中央本