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記者から学ぶ文章術-日常生活にも活かせる!-

どうも、マサです。

近年、Twitterやインスタ、ブログ、あるいはYouTubeなどで、「どうすれば読んでもらえるか」を考える機会も多くなってきたと思います。

そこで、人に読んでもらうために日々、工夫して文章を作っている「記者」がどんな風に文章を書いているのか、紹介していきます。

今回はこの本を参考にしました。

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「経済教室」や「やさしい経済学」などの編集も務めた元日経新聞記者の松林さんの本です。本のURL→https://www.amazon.co.jp/dp/4766424964/

まず、文章のゴールとはなんでしょうか。

これは、人に最後まで読んでもらうことでも、人の心を動かすことでもなく『人の行動を変えること』です。これがゴールなのです。

読んでもらって終わりではなく、そこから本を買うであったり、店の紹介であれば「実際にお店に行ってみる」などの、行動に導くことが最終的なゴールだということです。

これを念頭において、プロがどのように文章を作っているのか、分析見ていきましょう。

☆まず「読ませどころ」を考える

読者はこれらのために読んでいます。

1、知らなかった情報を知れた
2、予想外の展開になった、いい意味での裏切り、常識の覆り
3、別々の要素がつながる

これらを読者に感じさせるような文章を意識するだけで格段に文章の質は上がります。

☆文章構成にはパターンがある

* 逆三角形(ニュースなどの伝えるための文章)


※逆三角形について
情報の優先順位を決めて、優先順位の高いものから(重要度の高いものから)書き始めていく。
図を描く。(5W1Hを盛り込む。)

* 三部構成(論じる)序論、本論、結論の三部構成。論文など


情報の優先順位を決めて、優先順位の高いものから(重要度の高いものから)書き始めていく。
図を描く。(5W1Hを盛り込む。)


* 起承転結(心を動かす)小説など

起承転結について
起は「つかみ」に当たる部分。ここは、インパクトを重視して、とっておきのネタを持ってくる。


* 起承展転結(心を動かす)長めの文章の場合

☆読みやすい文を書くための三原則!


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① シンプルな文章は読みやすく、分かりやすい。

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② 結局のところ何が言いたいの?とならないように。

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③ 受け身の文は主体が何か分からなくなる。

   例:*月*日に運動会が開かれた。


☆文章をつくる時の注意点


☑️ 体言止めは最小限に。

例:首相は会見で、「まずは現行の捜査を見守るべきだ」と主張。

(長い文章を区切る際に有効な手段ではあるものの、使いすぎると文章の流れを止めてしまう。)


☑️ 単調な文章になるのを防ぐ。


☑️ 読みやすくするために、漢字の割合は3分の1にする。

例:文章に漢字が沢山出てくると読み難く感じます。

 ぶんしょうに かんじが でてくると よみにくく かんじます。

例のように極端に漢字の比率を変えると、分かると思います。

適度に漢字に直してあることが読む上で重要な要素になってくるのです。

『漢字を減らす方法』
 [言い換え]
例:「開始する」→「始める」、「増加する」→「増える」
[親しみのある言葉にする]
例:「船舶」→「船」、「被保険者」→「保険に入ってる人」


☆さらに良い文章にするには?

* 写真をつける。
* イメージ図を描く。
* データを伝えるときは、「大きさ」「変化」「比率」を伝える。必要ならばグラフ、表を用いる。(数字そのものが重要なのではない、ということ。)

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* 具体例、例え話を入れる。

ざっと説明をしましたが、今回の説明したことの一部でも意識するだけで、より読んでもらい、人の行動を動かす文章に変身するはずです。

ぜひ、参考にしてみてください^ ^

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