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スクールコーチのケンさん ~自己紹介~

はじめまして。日本スクールコーチ協会の理事をしています「ケンさん」です。

これから社会を担っていく人々がより誇りをもって人生を歩めるようにお手伝いしたいという想いから様々な活動をしています。その一環でnoteでの執筆をスタートさせました。

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簡単な自己紹介

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簡単な自己紹介
通称:ケンさん。
1974年:明治大学 文学部卒業
1975年~2011年:千葉県の公立小学校の教師
1985年:弁証法・認識論の研究会立ち上げ
2008年:日本スクールコーチ協会へ
2019年:研究機関紙『自由学藝』の発刊開始
   
趣味:バンド演奏
学生時代から仲間とときどきバンドを組んで演奏をしています。担当はドラム。手足を駆使する脳トレとしてもいいです。

特技:空手・居合
一応有段者でもあります。

日本スクールコーチ協会とは

日本スクールコーチ協会は、コーチングを通じて生徒・学生が元々持っている才能や可能性に気づき、自らの力で夢・目標に向かって望む人生の実現を支援している団体です。現在は、日本の教育をよりよいものにしていきたいという志をもった先生方のプラットフォームを目指して活動しています。

協会が立ち上がったのが2008年ですので、もう12年が過ぎようとしています。これもたくさんの関係者の皆さまのお力添えのおかげです。


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協会の立ち上げに参加

協会に入ったきっかけは、NLP(※)のセミナーでの蘓原さん(現・協会理事長)との出会いです。協会に"入った”というよりは協会の"立ち上げに携わった”という形です。

当時、小学校教師であった私は退職が近く、何か人と関わる分野で活動ができればとのことからコーチングを学び、その延長でNLP(※)を学んでいたところでした。

蘓原さんは、コーチングを教育にとり入れることによって、子どもたちがより幸福になれるチャンスが膨らむ、といった理念をコーチングの学びの過程で持つようになり、それを組織的に展開することにしたんです。

賛同者は主にビジネスの場で活躍しているプロコーチたちでした。確か7人ぐらいだったように記憶しています。中には教育に携わった経験がある、というコーチもいましたが、学校教育現場で直近まで、というコーチはいませんでした。

私は当時現役の教員で、NLPの学びと同時にコーチングを学んでいました。そこに蘓原さんからお声がかかったのです。教育現場からの生の声やアドバイスなどを協会の運営に生かす、というあたりが私の役目だったように思います。そしてスクールコーチを育てる、という目標に向かって動きだしたわけです。

※NLPとは
Neuro-Linguistic Programming(神経言語学的プログラミング)の略。1970年代にカリフォルニア大学で研究が始まった心理学で、感情・思考・行動をコントロールしたり、他社に対する影響力を高めたり、短期間に信頼関係を築いたりするスキルのこと。(出典:ダイヤモンド社『ビジネススキル大全』)


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教員経験をもつ私の役割

協会の立ち上げメンバーのほとんどが、ビジネス関係のコーチたちの中ので、私だけが現役の教師でした。

立ち上げ当初は、組織としての立ち上げに関する実務的な課題が多く、現役教師であった私がどのような役目を果たすべきかはっきりしませんでした。

私は学校教育現場で授業をする、とか、教育相談をする、とかそういうことしか経験がありませんでしたので、その頃は協会立ち上げイベントなどのお手伝いをしていました。

しばらくして、スクールコーチを養成するためのプログラム作りが始まりました。養成講座をつくるにあたって、理事長の蘓原さんは、”コーチとしての在り方を大切にすること”・国際コーチング連盟に認められる世界水準のプログラムであること"を重視していました。コーチの在り方がそのまま子どもに伝わると考えていたからです。

次に考えなければならないのが、学校教育現場に入るという前提でどのようなプログラムが必要か、という問題でした。その頃は、まず最初のスクールコーチは、すでにコーチングの経験がある人が対象でした。ですので、コーチングのスキルに関するプログラムは後回しになり、それ以外でどんなプログラムが必要か、ということになったのです。そこで、例えば「学校」とか「教育」とか、「人間理解」などのテーマが浮上してきました。このあたりから、私の出番が多くなりました。


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教育の本質を考えることが教育現場を強くする

私は元々弁証法・認識論を教育現場で生かすことを実践してきましたが、同時に研究会という形で実践だけでなく論理的な学び・指導も行っていました。そこでは教育論(上達論)もテーマにあがることがありました。ですので、教育現場に介入する人材に必要な項目が自然と出てきました。

また、協会としての最初の出発にあたって、ということで、遠慮なく「これは大事だ」と普段から考えていたことを、そのままプログラムに取り入れていきました。例えば、「教育一般論から学校教育の本質へ」といった内容です。(これはほとんど「講義」調の形式でしたのであまり評判はよくありませんでしたけど・・・。)でも、常に大上段に構えて「○○とは何か」と必ず本質論で筋を通す内容を心がけました。

それは理論の重要性を身に沁みて分かっていたからです。そこが弱くて教育現場が右往左往するのを実際に見てきたのです。だから、協会のこれからの活動では、最初の理論的な面の整理はとても大事だと思っていました。そういう意味でも経験が生きたと思います。


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だれもが誇りをもって歩める人生に

これまでの教員時代の経験で学んだことを発信したり、協会の活動で関わり合った教育関係の後輩たちと共に学び・研究するという形で、これから社会を担っていく人々がより誇りをもって(主体的に)人生を歩めるようにお手伝いしたいと思っています。

noteを通じて1人でも多くの方のお役にたてるようなTipsを発信していきたいと思っておりますので、これからよろしくお願いいたします。

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