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345. キャプテン菅井友香の覚悟 欅坂から櫻坂へ・・・②


・・・続き



③2020年7月 コロナ禍に配信された「欅坂46 season’s 28の欠片」


2020年7月4日

欅坂46 season’s 28の欠片
というスペシャルインタビュー特番がYouTubeにて配信される。

メンバーそれぞれ思い出深い場所でインタビューを受けるという内容だ。

欅坂のこれまで。
そしてグループの現状。

それぞれが感じでいることを素直に話すインタビューだった。


当時メンバーによって話している様子が違うように感じたのを覚えている。

色々と思いあぐねているメンバーもいれば
何か強い覚悟を決めてはっきりと話しているメンバーもいた。


このインタビューが収録された段階で裏では
どれだけ改名の話が進み
どれだけのメンバーが納得していたのかは分からない。

菅井キャプテンも後に「メンバーもなかなかすぐに受け入れられるものではなかった...」
と話している。

メンバーそれぞれ改名に向けて感じることの差が
まさにこのインタビューで現れていたのかもしれない。


④2020年7月 ついに改名発表「KEYAKIZAKA46 Live Online, but with YOU!」


2020年7月16日

インタビューが配信されてから約2週間後。

コロナ対策厳戒態勢の中
初めての無観客オンライライブ「KEYAKIZAKA46 Live Online, but with YOU!」が開催された。



オンラインライブのためカメラワークを重視したライブとなり
会場を大きく使いとても構成がしっかりとした内容だった。

そしてライブの終盤。
ガラスを割れの披露で汗だくになったメンバーたちが真ん中に集まった。

そして菅井キャプテンが代表で語り始めた。


パフォーマンスで息が上がっているのと
間違った伝わり方にならないよう言葉を選び丁寧に話そうとしているのと
何か覚悟を決めている強い意志と

様々な感情が伝わってきた。



...そして
10月のラストライブをもって
欅坂46は改名することが発表される。




相当な茨の道が待っていると思います


その言葉を聞いた時に
欅坂で活動したこれまでの過酷さ。
そしてその経験から察したまた新しいものを作るというこれからの過酷さ。

非常に重たいものを感じた。

まっすぐとカメラを見る菅井キャプテンの目は
怯え覚悟が逐一変化しているように見えた。


メンバーも
ファンも
これから一体どうなるのか誰も分からない...

果たして彼女たちが幸せになれる世界は待っているのだろうか?

そして彼女たちのメンタルは追いついていけるのだろうか?


素直な笑顔で活動できる姿など
この時全く想像が出来なかった。




続く・・・









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