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252. 「ハッピーオーラ」との向き合い方

①日向坂46宮田愛萌 卒業発表


本日2022年9月7日

日向坂46宮田さんの卒業発表がありました。

以前から体調不良でお休みをする機会も多く
心配に感じている人も多くいました。

宮田さんは98年生まれで日向坂2期生の最年長。

1期生の高本さん、東村さん、高瀬さんと同い年。

お姉さん的な立場で2期生、3期生を見守り続けていた姿がありました。

日向坂2大ぶりっことしてかつて在籍していた柿崎さんと活躍し
改名前の「ひらがな推し」時代から番組を盛り上げていました。


最前線で引っ張るというより
そっと色んなメンバーに寄り添って支え続ける姿が印象的でした。

ここ1年間ほど体調面で戦い続けているのがずっと伝わってきていました。
本当にお疲れさまでした。


②グループカラー×年齢


卒業理由を見たり考えていたりすると
グループのカラー、イメージといったことでふと個人的に思ったことがありました。


○○坂と言えば・・・

というなんとなくのイメージがあります。

乃木坂なら「清楚
櫻坂なら「可憐さ、カッコよさ
日向坂なら「ハッピーオーラ


そこに「年齢」というものを掛け合わしてみます。

グループカラー×年齢


10代からアイドルという職に就き
20代のどこかで卒業するパターンが多いです。

年数で言えば10年ぐらいですが
この10年間は人生で見た目も精神も一番成長していく時期です。

とにかくテンション高く過ごしていた10代から
段々と落ち着きをみせる20代になっていきます。

さらに
いくら若いからと言っても10代と比べれば体力も落ちていく。
そういった部分からも年を重ねると共に落ち着いた雰囲気というものが自然と醸し出されていきます。


③乃木坂は「清楚」


乃木坂は「清楚」というグループカラーがあります。
(そういうイメージの曲だけではありませんが)

どこか落ち着いた印象が全体の雰囲気で漂っています。

そうなると若いのに大人っぽい・・・
そういった印象が強くなり
年齢を重ねたほうが落ち着いていくので
グループカラーに近づいていく。

歳を重ねるほどに味が出ていく・・・
という部分がある気がしています。


④櫻坂は「可憐さ、カッコよさ」


櫻坂は「可憐さ、カッコよさ」というグループカラーがあります。
(同じくそういうイメージの曲だけではありませんが)

元々欅坂時代には思春期に悩み続ける「少年」を表現し続けていました。

そのため若いからこその生々しさ。
若いからこそ爆発力。
そういったものが込められていました。

しかし櫻坂に改名し「少年」が少し大人になって
視野が広くなった姿が込められるようになりました。

メンバーが年齢を重ねたのも並行したおかげで
歳を取れば取るほど味が出るグループカラーになったと感じています。

最年少の山﨑が大人っぽい印象になっていくのも
こういったグループカラーが影響している部分があると思います。


⑤日向坂は「ハッピーオーラ」


日向坂は「ハッピーオーラ」というグループカラーがあります。
(三度目ですがそういうイメージの曲だけではありません)

元気な姿、人を笑顔にする姿。
我武者羅でとにかく頑張る姿。

10代のテンションの高いハツラツさといったものが非常に伝わってきます。
いわゆる王道の青春を過ごしているという印象が一番強いかもしれません。


⑥ハッピーオーラが実は抱えていること


3坂道のグループカラーをざっくり個人的に比較したときに感じたこと。
それは日向坂は年齢を重ねれば重ねるほど
グループカラーから遠くなっていってしまう感覚があるのかもしれない・・・ということでした。

最初に書いたように20代になればなるほど
落ち着きというものが自然と出てきてしまいます。

乃木坂、櫻坂は落ち着きに合わせたグループカラーになっている。
逆に日向坂は落ち着きに合わせて抗っていかないといけない部分が出てくる。

そこで色んな負荷が掛かってしまい上手くいかなくなってしまうこともあるのかな・・・と感じました。

日向坂の4期生オーディション早いな!
と知らされた時は思っていたのですが
もしかしたら思春期真っ只中の10代を補強することで
グループカラーを保ちたいという思いもあるのかもしれません。


⑦グループカラーだけじゃない


(そういうイメージの曲だけではありません)

と、くどくど書いたのには理由があります。

グループカラーというのは覚えてもらうためにも大事なものですが
そこに拘り続けてしまうと新鮮さが無くなってしまう裏を持っています。

あれ?今までのイメージとなんか違う。

そういったものをアクセントで入れることで新鮮さが保たれていく。
日向坂が抱えているものを解決するのはまさにここなのかな・・・
と感じます。


いまではポジティブなイメージが強い日向坂ですが
かつての「けやき坂」時代では
影の印象を強く感じる楽曲(切なさ、クールさを感じる)も多くありました。

(個人的に感じるのは期待していない自分イマニミテイロそれでも歩いてる

日向坂になってからも表題曲ではこんなに好きになっちゃっていいの等があります。

そういった楽曲がこれからアクセントになって
重要になっていくのような気がしています。

クールだったり、切なかったり、落ち着きの部分もあるよ!
そういった雰囲気も持ち合わせていければより活動もしやすいのかなと感じます。


あれ?今までのイメージとなんか違う
を楽しみにこれからも見ていきたいと思います。



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