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355. なんだか不思議な芸能の構図
最近思ったこと。
芸能界って少しややこしい構図で成り立ってんだな・・・
ということ。
ファン・視聴者
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タレント・事務所
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スポンサー
果たしてタレント・事務所は誰のために仕事をしているのか・・・?
CMだったり案件だったりそういったものはスポンサーから依頼が来る。
「御社の○○さんが最近人気じゃないですか? 今度新しく発売するうちの商品をぜひ○○さんが紹介して広めてくれませんか?」
とよくある話だが、スポンサーとしては自分のところの商品が売れることが第一優先であり、タレントに宣伝してもらうというのは手段である。
言っちゃえば別の方法で商品が売れるのであればタレントを使って宣伝しなくても別にいい、ということになる。
ファン・視聴者目線でいうと
好きなタレントを目にすることが第一優先であり、タレントが紹介したものを買ったりするというのは言ってしまえば二の次である。
どんな方法でもタレントの活躍する姿が見られればそれでいい、というものだ。
そんな中で間に挟まれながら商売しているのが芸能界というものなのかもしれない。
スポンサーからの仕事の依頼というのは言ってしまえば金儲けであり、利益のためという言わば超現実的な話だ。
逆にファンの要望はタレントの活躍で心躍りたい。
夢をもらうような話だ。
最近話題になっている某事務所の話を俯瞰して見ていると、超現実的な話と夢の話が入り乱れているからとても複雑な気持ちになるんだなと分かってきた。
個人的にはどちらの立場も分かる。
人生生きてくにはお金は重要だし
でも心を安定させるためには心躍るエンタメも大事。
そのバランスを取るのが非常に難しい。
タレント・事務所が安定的な仕事の供給をするためには常にこのバランスを考えることが大事だし
内部の管理チェックを怠ることでいとも簡単にこのバランスは崩壊してしまうんだな・・・と強く感じた。
櫻坂に注目していると
ファン⇔櫻坂・運営⇔スポンサー
という構図がよく頭によぎる。
CDの発売、曲の宣伝・・・
もちろん広がっていくことは良い事なんだろうけど、本来その仕事の中心は運営がすることだよな・・・
と思ったり。
自分としてはあまりお金の調達というか超現実的な話になっていくと、本来の夢の部分が楽しめ無くなったり集中できなくなったりするため、あまり入り込みたくない。(もちろん大事な事であるのは重々承知だが)
なんだろう。きっとそこまで考えてしまうと趣味感覚ではなく仕事感覚になっちゃうからなのかもな・・・と。
某事務所の話が流れる度にこの芸能界という構図ってのは不思議だな・・・と思う日々だ。
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