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374. (4/9)欅坂46とは一体何だったのか?2024 ~5年間で吹き荒れた最大瞬間風速~

・・・続き


※欅坂46について個人的に今まで感じてきたことを記していきます。あくまで個人が勝手に思っていることというのを強調しておきます。人それぞれ感じ方、楽しみ方が違う。それらを重々承知したうえで書いていきます。

・・・とまあ最初にこう注意事項を書いておかないと危ない。と思うのもこの数年間欅坂46を堀りに掘り下げてきたからか分かってきたものかもしれません。




⑤自信が持てなかった不器用なメンバー達



不器用で上手いことやるといったことが苦手だった欅坂46。
特に思春期の引っ込み思案な様子が強く表れているような印象だった。

その不器用さが自信を持てないというところに結びつき、グループ全体が不安定になっていった。


しかしその不器用さにファンは惹かれ支えてあげたいという一因になっていたのは間違いない。


「私も同じく不器用で、人に自分の思いを上手く伝えられなくて・・・」
そんな状況と欅坂の世界観、雰囲気が似ていて多くの人が共鳴を起こしたのだと思う。



⑥「居心地の良い世界を求め続けること」と「殻にこもること」


とにかく自分にとって居心地の良い世界を探し求め、自分の内側へ内側へと入り込んでいった印象を受けた欅坂。


だが個人的にはある意味世間を拒絶し、殻に閉じこもって行ってしまっているように感じていた。


自分だけが辛いんだ。何も分かってくれないんだ・・・
といじけてそのまま終わっていってしまう印象が個人的にはあった。

そこからじゃあ幸せに進むためにはどうすれば・・・
どう行動すれば・・・
というところまではいかない印象だった。

辛い・・・分かってくれない・・・その状況のまま終わっていく印象・・・



その後の櫻坂では
辛いことがあって大変・・・という気持ちは引き継がれつつも、それを共感し合いながらどうその状況を打破しようか考えて行動しようよ。

というような印象に変化したと思う。

個人的にも、同じところでグルグルしていたとしても何も変わらない。
何か行動しないと成長につながらない。

という考え方を持っていたので、櫻坂以降の楽曲の方がより自分に近くイメージしやすいものが増えたと感じている。


以前ラジオでTAKAHIRO先生がメンバーの田村藤吉と共演していた時に、TAKAHIRO先生が考える欅坂と櫻坂の違いを話していた。


まさに欅坂から櫻坂への成長。
子供から大人への成長。


年齢を重ね経験を重ね、そうしていくうちに人は成長し考え方も変わっていく。
つらいことに対する対応力も強くなっていく。


そういった欅と櫻の違いというのを踏まえたうえでもう一度欅を振り返ってみると、幼い気持ちをただただありのままに表現していた時間が欅だったのかもしれない。

そしてその世界観というのはTAKAHIRO先生たちスタッフ陣が演出しただけでなく、欅坂のメンバーがリアルな日常で醸し出していた性格や雰囲気もあったから出来上がったのだろうと思う。



欅坂でファンを辞めた人。
櫻坂からファンになった人。
欅坂から継続して櫻坂でもファンでいる人。


これらの違いにはある意味
子供の無邪気さに共鳴する人。
大人の葛藤に共鳴する人

子供から大人への成長過程に共鳴する人

といった自らに響き渡るポイントの違いがあるのかもしれない。


かくいう自分は欅坂の終盤から櫻坂に共鳴していった。

無邪気に生々しく生きた結果大きな大きな壁にぶち当たった。
さあ絶体絶命の状況の中でどう立て直す???

そのタイミングで自分には響き渡ったのだと思う。

無邪気すぎる世界というのは自分には合わなかったのだろうな・・・と。


続く・・・





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