最低で最高な転職の話
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最低で最高な転職の話

坂口淳一@ライバー事務所PRIME

英単語「want」には、「欲しい」以外にもう1つ意味があることをご存知でしょうか。

それは「欠けている」です。

高校生の頃に英語塾の先生が「人は欠けているものを求めてしまう、だからwantには2つの意味があるんだよ。」と説明していて、教室に文学的な言葉が響き渡っていた様子がずっと心に残っていました。

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私は現在32歳。社会人を10年以上経験していると、1人の社会人として自分は何が得意で不得意なのか、自分は世の中的にどこのポジションにいるのか、わかってきます。

私の場合は「どこでも何でも70点が出せる」ポジションの中で、どうすれば自分の価値を高められるのか、と考えながら過ごしていました。

一方でポジションが確立してきているにも関わらず「なにか足りない」と焦る気持ちも高くなっていたんです。


私は昔から「起業家」の話がコンテンツとして好きです。

有名な企業の立ち上げから成功までについて書かれたWeb記事や本はつい読んでしまいます。

「憧れ」に近い感情を抱いていて、つい心が求めてしまう。

でもなぜ求めてしまうのか、自分の中で言語化できていませんでした。


8年以上ウェブ系の会社を渡り歩いたのち、私は2018年に傘の会社に入り、「傘の会社の人『かさぐち』」としてTwitterやnoteで発信をしておりました。

人生30年も生きていると、どうすれば殻を破って一回り大きい自分になれるか、自分なりのパターンが見えてきます。

私としてはそれが「今までにないジャンルに深く触れた時」でした。

ウェブばかりやっていた自分にとって、今までにないジャンル。

それはリアルなプロダクトの世界なんじゃないかと感じ、また知人に誘われたことも相まって、傘の会社に転職しました。

ただ、ワケあって、私はそんな傘の会社からの転職を決意し、2020年の3月頃から転職活動をはじめました。

今思えば完全に自分が悪いのですが、他責モードになっていて、新しい会社を探し求めるようになっていたんですよね。

それが、過去3回転職をした私の、人生において「最悪」な4回目の転職活動の始まりだったのです。


まずタイミングが最悪でした。ちょうどコロナ禍が訪れていた頃。

コロナ禍が落ち着いてからの転職でも良かったのかもしれませんが、その時の自分は「早く転職したい」の気持ちが勝ってしまったのです。

当時はすべてリモート面談になっていて、時間は調整しやすいので面接はたくさんこなせるのですが、世の中の状況が刻一刻と変化していくがために、通過した面談が保留になったり、そもそも募集自体が白紙になることも相次ぎました。

過去3度の転職活動は、人に誘われてすんなり内定が出ていたため、転職活動が長期化すること自体が初めての経験で、焦りがどんどん募ってきます。

「自分には価値が無いんだ。」

普段は悩まない性格なのですが、当時は本気でそう思って、精神的に追い詰められて寝られない時期もありました


この時期は、今までで1番、奥さんに頼りました。

自分で自分のことがわからなくなってしまったんです。

自己理解を深めるために、前田裕二さんのベストセラー本「メモの魔力」の付録についている「自己分析のための1000問」を途中までやってみたのですが、自分1人でやると全くはかどらず、奥さんに質問してもらい、奥さんに回答する形で自己理解を深めました。

やってみると「自分が大切にしていること」「最も優先度が高いこと」「なぜ今回自分が転職したいと思ったのか」など、どんどん言語化されていき、自分がどうなっていきたいのかが明確になっていきました。

奥さんが最高のコーチになってくれて、本当に感謝しかありません。


具体的な気付きとして、今までの転職において自分は入社する前に期待値が高すぎたのだと気づきました。

それまでの転職は、誘われて入社することが多く、それによって「社会人として一定のポジションを確立できた」と勘違いしていた。

また期待値が高いせいで我慢ができなくなっていたし、他人からの拒絶に触れる機会が圧倒的に減っていました。

8年以上いたウェブ業界を離れ、違う業界に行ったのに、殻を突き破れない自分が目の前に表れてしまったのです。

そして壁が表れたら、壁を突破せず、壁の中でうまくやろうとしてしまう。

そんな自分が、自己理解を深めるにつれどんどんイヤになっていきました。


転職活動をしている時、心がやたらと本を求めていて、月に8冊のペースで本を読んでいましたし、また「名著を100分で理解できる」がコンセプトのNHKオンデマンドの番組「100分de名著」を見ることを日課にしていました。

なにか、人生の答えを探していたのだと思います。


現在、私は32歳。

この年令にもなると、転職活動は当然、スキルや経験で見定められます。

そんな中で「私を1人の人間として見てくれているな」と感じられた会社がありました。

それが今回の私の転職先である「株式会社PRIME」です。

最近盛り上がっているライブ配信業界。そこで活躍するライブ配信者(通称:ライバー)さんの育成・マネジメントをしているスタートアップです。

自信を喪失している中で、PRIMEだけは私の話を、スキルだけでなく人間性も含めて見てくれたし、評価をしてくれて、私としても面接の中での対話を通して、お互いにカルチャーフィットも問題ないと感じられたように思えました。

面接も盛り上がり、予定時間を1時間近く超えて面接をする時もあったほどです。

そして、受けている中で1番「先が読めない」会社でもありました。

ライブ配信業界自体もまだ固まっていない状況のなか、ライバーさんをどのように育成するか?という課題を解決しようとしている。

すごく惹かれるものがありました。


面接の中でもPRIMEは私を評価してくださっていると感じられたのですが、今までの反省を活かし、評価に浮かれることなく、とにかく自分の中で会社に対する期待値を下げる努力をしていきました。

会社がどうなったとしても、私がしぶとく働き続けられるか?

辛い時も耐えて、壁を突破できるか?

その問いに答えられるかどうかが、今までの私に足りていなかった「覚悟」だったからです。


結果、内定を頂き、現在PRIMEに入社して現在2ヶ月ちょっとが経ちました。

1つ言えることがあります。

私は人生において「最高」な転職をしました。


もともと、こういった退職ブログ的なものは転職のたびに書いていたのですが、いつも何も成し遂げられずに転職をしてしまっていたので、恥ずかしい思いを避けるために、今回は控えるつもりでいました。

でも、働けば働くほど、PRIMEって最高だなと。

PRIMEのことを書かないのはもったいない。

そう思って、今回のnoteを書くことにしました。


良いところを挙げるとキリがありませんが、1つ言うとすれば「私に壁を突破させてくれたこと」が私にとっては、本当にありがたかったです。

スタートアップがゆえの環境なのでいいわけをするヒマもありませんし、ほめて育てるなんて言う甘っちょろさがないので、常にどこがダメなのかを突きつけられますし、それをどう突破すべきかを教えてくれます。

「32歳にして教えられるのってどうなんだろう」とも考えたりしましたが、実際今の自分ができていないわけで、むしろ教えてくれている幸運を活かして、スピード感を持って成長をしていこう、と考えを切り替えました。


働くなかで、自分がコンテンツとして起業家のストーリーを求めてしまう理由がハッキリとわかりました。

それは私に「0→1」が圧倒的に欠けているから。

0→1に必要な要素はたくさんあります。

・逆境を乗り越える力
・拒絶を乗り越える力
・1点に絞る力
・分解して見る力 etc...

起業家はこれらの要素を必ず兼ね備えています。

力は「スキル」とも言い換えられますし、「精神力」という観点もあります。

特に「精神力」が私には圧倒的に足りていませんでした。

でもスタートアップは、どうしたって逆境だし、拒絶を乗り越えないといけませんし、見る部分を絞って分解していかないとまったく解像度が上がらず、大きな企業に勝てなくなります。

徹底的に絞って分解して、他の人が見つけていない秘密を見つけてハックして、広げていく…そういった0→1に必要なことをPRIMEは経験として教えてくれました。

私が求めていて、足りていなかったのは、スタートアップ的な0→1の要素だったのです。


足りていなかった要素に気づき、仕事の中で実践を繰り返し、最近1つ大きな進展がありました。

具体的な内容は言えませんが、私にとっては「壁」を突破できた出来事だったのです。

たった2ヶ月働いたくらいで突破できる壁なら大したこと無いのでは?と思うかもしれませんが、自分の中では明確に「今までであれば超えられなかった壁」でした。

しかし「壁」はたいてい、そんなに厚さがないので、実際に成長した幅として、現時点ではそこまでは多くは無いのかもしれません。

でも「壁」を突破できた体験、そして向かうべき方向が見えた今、今まで足りていなかった部分をスピードを持って補い、成長していける。

そんな予感にあふれていて、ワクワクしています。


始まりは「最悪」な転職でしたが、今の私は「最高」な転職をした、と強く思います。

過去は変わらないと思っていましたが、未来が過去を変えることもあるのだと、気づけました。

これから先、今以上に「最高な転職だ」と言えるように、泥臭く頑張っていきます。


・・・最後に。

スタートアップが常に人材を求めているのは、人材が足りていないからです。

まさにPRIMEも足りていません。

・事業部長
・営業
・エンジニア
・バックオフィス

このあたりの職種が特に足りておらず、興味が湧いた方はぜひ応募していただけるとうれしいです。

壁を突破したい人、スキルをスタートアップで活かしたい人は特におすすめです。


また、ライブ配信に興味がある方も、ぜひPRIMEに応募してみてください。

副業を探している方、本職の仕事が減って困っている方、在宅の仕事を探している方にはピッタリですよ!

私のお知り合いの方でしたら、ぜひDMなどでご相談いただけるとうれしいです。

ぜひご応募、お待ちしています!

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坂口淳一@ライバー事務所PRIME

だいたいスターバックスで、あえてホットティーを飲みながらnoteを書いているので、ホットティー1杯くらいのサポートを頂けたら、こんなにうれしいことはありません。

今年読んだおすすめ本「2020年6月30日にまたここで会おう」
坂口淳一@ライバー事務所PRIME
ライバーさんの事務所「PRIME」で働いてます。 https://primeagain.co.jp/ 趣味はリアル脱出ゲーム。