忘れられていく悲しみ 消えていく喜び

お金で買えるもの

お金って、働けば対価として頂ける。 うちの国は資本主義だから、基本的には頑張れば頑張るほど頂ける金額は増える。そりゃ簡単に手に入るわけではないし、金額も人によるけれど、誰だって努力すれば多少なりとも手には入る。 世の中の大体のものはお金で買える。食べ物にも飲み物にも、車にも家にも、なんなら知識にも価格がついてる。だからお金さえあれば大抵のことはなんとかなる。 だから、頑張ることさえできれば、物質的な豊かさをいくらでも享受できる可能性がある。お金さえあれば物はいくらでも手

小さな愚痴

寝て醒めると、突然寂しさが込み上げる。ひとりぼっちだと自覚する。 今日もまた1人で大学に行って、ほどほどの知り合いと授業を受けて、たわいの無い話だけをして、その間笑顔はキープで。 その後部活に行って、まぁ仲のいい方の友達たちと会う。これも笑顔はキープで。 何か悩みを相談できる間柄ではない、それほど距離が近いわけではない。ぼくと価値観が違いすぎて受け入れられないのは目に見えている。だからちゃんとした関係は築かない。終わりが見え透いているから。傷つくのが怖いから。 もう気

よれたメイク

今日学校で鏡をみたら、ほうれい線にファンデーションが溜まってた。 メイクが下手なのは否定しないけど、でも普段はあんまりそうならない。今日だけずいぶん極端。 なんでそうなったか理由を考えてみる。 普段とメイクを変えたわけじゃない。寝た時間も起きた時間も一緒。いつもと同じ。 たぶん変わったのは笑顔の量。作った笑顔の量。 本心のままでいられる人は大学にはいないから。だから、知っている人の前でいるときはいつも笑顔。もはや意識もしてない。笑顔。 今日は疲れてたのに人と会う

メイクに興味がある男の子が、周りの視線とかなんとか理由をつけてメイクするのを諦めるの、すごく勿体無いと思う。 意外となんとかなるもん。周りの人もアレコレ言ってくることもないし。仮に思ってても言わないみたい。

大っ嫌いになるくらい好き

ぼくはクズ。見紛うこともないクズ。最低。上手くいくはずないって分かってたのに、やっぱり案の定上手くいかなかった。分かってたのに。相手を困らせて関係をぶち壊しただけ。 ぼくには珍しく毎日のようにLINEしてさ、なんならたくさん電話してたし、2人でご飯いって遊びに行って。電話なんてほとんど誰にもかけたことなかったのにさ。 なんならぼくのセクシャリティ的なものもバラしてたし。相手も、酸いも甘いもちょこちょこ教えてくれてた。 あの子はいつも思わせぶりだった。平気ですきとか送って

他人の犠牲になろう

世間の企業情報に躍る福利厚生の数々。 結婚休暇、産休、育休...etc 公的制度にもたくさん。 扶養控除、家族割、遺族年金、子育て支援金に学校無料化...etc 素晴らしい世の中だと思います。働いて、結婚して、子どもをつくって育てて。そういう幸せを社会みんなで応援してるわけですから。 普通の人がより幸せに生きていけるように。たくさんの人がより幸せに生きていけるように。大多数の人が幸せに生きていける。 みんな笑顔だよ？素晴らしいじゃん。 それでいいじゃないか...

どこで間違ったのか

ぼくはどこで間違えたんだろう。 日々の振る舞い？性格？人格？発言？態度？ 性別？顔？そもそも生まれてきたこと？ ぼくはどれだけ間違えてきたんだろう。これからどれだけ間違えるのだろう。考えては涙を流してる。いつもそう。 どうしたらいいんだろう。何をしたって間違える。 人を不幸にして、闇を振り撒いて、未来ある幸福な人々の時間や感情を食い潰してるだけ。 楽しいことを楽しいと認識できない。楽しいことを理解できないし記憶できない。 ただ悲しいことだけをたくさん溜め込んで

とうとうぼくもひとりぼっちになるんだね。いつか来る、が今来たね。

みんな幸せになっていく。幸福を概ね揃えて人生を歩んでいく。 それを横で応援し見守ることはあれど。自分が当事者になることなんて永遠に起こり得ない。 そうわかっていて他人の幸せを祝う。これからもずっとずっと。

ずっとずっと大切だった人が誰かのものになるって、つらいものがある

女の子の格好して男と遊んで騙すって、未来のぼくかもしれない。心を満たす手段がそれしか無くなるのかも。男の子を騙せたっていう自尊心が欲しくなる気持ちがよくわかる。