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これからの時代に求められる建築【週刊Nocturne#4】

どーも。咲夜いつです🌸

今週の週刊Nocturneのお時間がやって参りました。
早速ですが、ご覧の皆様に嬉しいお知らせがあります㊗️
な、なんと、なななんと、週刊Nocturneに新メンバーが加入しました🎉

週刊Nocturneとは、週ごとに決められたお題に対して、メンバーそれぞれが独自の視点からの記事を投稿していく、新感覚週刊マガジンです!

いろんな人の考えを知れるといいなと思っているので、興味がある方はぜひコメントして下さい!!(見る専でも全然OKです!!)

そんな週刊Nocturneも早いもので、本日で第4回目(1ヶ月)を迎えました。
記念すべき第4回目のお題目は、、、

#建築 です。

建築か〜。むずいな😅。

建築についての全くの初心者なので、いろいろ突っ込みどころはあると思いますが、ご容赦くださいませ。

■住宅の解体

先週の土曜日に今回のテーマは「建築」と決まり、本屋に行って建築関係の本を探したり、図書館に置いてあった、662ページもあるパタン・ランゲージという本を読み出したりと、いろいろと試行錯誤してみたものの、何を書いたら良いのか、全然思い浮かびませんでした😅。

今日の朝ふと、以前見たNewsPicksのスマートシティの回を思い出したので、今回はこの動画を見た感想をメインに、建築について考えていきたいと思います。錚々たるメンツ(NTTの副社長さん、東京都市大学の教授さん、Next Commons Labの代表さん、建築家の隈研吾さん)で結構面白いので、もし気になった方は視聴してみて下さい。

冒頭部分に、スマートシティ化で我々の生活はどうなるのか?という問いに対して、建築家の隈さんは『非定住』と答えました。どうやら、スマートシティにおけるキーワードは、『非定住』であるそうです。その説明として、

 建築だけでできることって限られていると思う。建築にいろんな新しい技術を装備して、自然素材を使って五感に訴えるっていう風なことをいろいろやっても、ライフスタイルが変わらないと、本当の意味でのスマートシティは成り立たないのではないか。僕は建築やっているから余計に自分の仕事の限界を感じる。

という風に仰っていました。

ふむふむ。

次に、スマートシティ化は理想の世界をもたらすのか?という問いに対して、隈さんは『住宅の解体』と答えました。その説明として、

これからは単位を見直さないといけない。単位の中でも拘束力が強いのが住宅だと思う。住宅を所有しないと1人前じゃないというのが20世紀の経済の基本で、それが定住を生み、僕らの縛りになっていた。

と仰っていました。

なるほどなるほど。

「非定住」と「住宅の解体」ですか。

■都市と地方

先ほど隈さんが仰っているように、スマートシティ化が進むにつれて、「非定住」と「住宅の解体」が行われるのかもしれません。

実際、Airbnbやカーシェアなどもかなり普及しているみたいです。
インドネシアに家を1つ持っている人が、旅行している間は自分の家を他の人に貸す収入を使ってホテル代を支払うことで、世界中どこを旅していても、1年間の住居に関する支出は家賃1件分で賄えてしまうみたいな感じで、非定住を実現している人も存在しています。

では、住宅が解体されていく中で、人口減少の時代に入り、住む人の数が減る(とされている)中で、建築に求められているのはなんなのでしょうか?

ちょっと考えてみたところ、今から求められる建築は、大きく分けて以下の二つなのかなって思いました。

1. 超高齢化社会になるにつれコンパクトシティの需要が高まり、今よりも都市部への人口集中が進むことによって生まれる需要に応えるための、より人がいっぱい住める都市ビル

2. リモート化が進み、田舎でも自分の就きたい仕事に就けるようになることで、都市ビルではない、自然豊かでのんびりできる家に住みたいという需要に応えるための、より人間らしく住める家。(ローラさんのような。)

普通に考えたら、もうすぐ世界の人口は減少方向へと移行するのだから、もう家を建てる必要はないような気はしますが、地方に住めなくなった高齢者の都市部への流入や核家族の増加、外国人の流入などがあり、まだまだ建築界に終わりが見えそうにありません。仙台でもいまだに高層ビルの建設が進んでいます。一方で、地方では空き家問題が加速度的に進んでいるのですが。。。

■住むだけはでない何か

先ほどは効率的な都市ビルか地方の素敵な一軒家かという、場所的な話をしていたのですが、今度は、どのような物を建てるのかという、アート・デザイン的な話をしてみたいと思います。

以前読んだ記事を掲載させていただきます。

この記事をざっくり説明すると、

イタリアのミラノで行われる世界最大級の家具見本市のミラノサローネ。有名どころではルイ・ヴィトン、エルメスなどのハイブランドだけではなく、日本のブランドも含めた世界中の企業が、インテリアや空間の展示を通して自分たちのブランドメッセージや世界観を伝えようとする。中でも2019年のGoogleは頭ひとつ抜けていた。今回のGoogleの展示コンセプトは「a space for being(=ありたい姿であれる空間)」。部屋の中に入ると、腕にウェアラブルラブルデバイスを装着し、自動的にバイラルデータが取られる。3つの部屋を出ると、1対1の仕切りのある部屋でGoogleのカウンセラーと対面し、「あなたがいちばん快適に感じた部屋をバイラルデータから分析します」と言われ、結果を告げられます。Googleは「無意識下で1番快適に感じている部屋をバイラルデータから導き出す」という新しい体験を提供してくれました。このように体験を通して新たな価値を提供することこそがサービスデザインの本質であり、明らかにGoogleの展示は、インテリアやプロダクトデザインの展示とは異なる展示だったといえるでしょう。


この記事は部屋についてでしたが、建築にも当てはまると思います。
ただ家に住むのではなく、その家に住むことによって、『住む』ことの新たな価値を提供できる家。

冒頭の隈さんの言葉でいうなら、住む人のライフスタイルを変えてしまう、そんな新たな価値観を提供できる家。(単位は家か施設か町か国か分からんが。)

そんな物がこれからの時代に求められている物なのかなって、素人ながらに一生懸命考えてみました。

               ***

おしまいおしまい。

またね〜〜〜。

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