保健室から「青春の汗」
6月1日、配信しました。
学校クラスターが出始めていました。
今でも、ニュースなんかでよく聞きます。
「調査の結果、濃厚接触者はいないとのことです。」
いないわけがない。
マスクをはずして15分以上接していないか?
対面して会食していないか?
という、規定には当てはまらなくても、
マスクの素材や付け方、
運動時とそれに関連する場面(例えば更衣室での様子や、練習の合間の様子)でのマスク不着用の実態等はなかなかとらえがたい。
つまり、ウレタンマスクで鼻を出して、至近距離で会話をしていても、
濃厚接触者にはなりません。
部活動で、マスクをはずして接触プレーをして、休憩中にはマスクをせずに5分ほどおしゃべりしていても、
濃厚接触者にはなりません。
いいのかなあ?
と思いながら、「保健室から」vol.11を配信しました。
「保健室から」vol.11
「青春の汗」
「クラスター」よく聞く言葉です。意味は?「群れ」とか「集団」ですね。
コロナウイルス関係では「集団感染」。
去年はクラスター発生は病院や介護施設で起こるものでした。クルーズ船なんていうのもあった。どれも限られた空間に体力的には弱い方々が大勢おられた。(クルーズ船は元気な人が多いが、なにせ平均年齢が高い)
ウイルスが広がるには条件がそろっていた。
くらべて、今年は依然として病院や介護施設での発生はあるものの、飲食店やバーベキュー、そして職場や学校で発生している。
学校関係者がこういうのもなんだけど、学校ってよほど気を付けないとウイルスにとっては最高の繁殖環境です。狭い空間に大勢の人間がいて、しかもその人間が活発に動き回る。向かい合ってしゃべって、飯食って、走り回って、取っ組み合って、青春の汗を飛ばし合う。私がウイルスならうれしくって仕方がないと思います。
若いから感染しても無症状者が多い。無症状だから動き回って周囲の人に伝染させてしまう。ある意味で、ご老人やご病人よりも始末が悪い。
最近は学童や保育所・幼稚園でもクラスターが発生している。小さい子供にはいくら注意しても、なかなか感染対策が行き届かない。向かい合ってしゃべって、飯食って、…
で、みなさんは高校生なんだから、勢いに流されずに、冷静な判断で感染対策を万全にね。
むやみやたらに、青春の汗やら何やら(何だ?)をまき散らさぬように。
6月1日といえば、高校ではちょうどインターハイ予選大会が始まる頃でした。
校内で感染者が出たら・・・
部内で感染者が出たら・・・
大会参加の可否についての判断は、地方の教育委員会や、現場の学校に丸投げされました。
全国には苦渋の決断を迫られた学校がいっぱいあったと思います。
でも、インターハイや高校野球大会については運営の統一ルール作り、いや、それ以前に実施するか否かを、文部科学省が責任を持って判断すべきことだったんじゃないか。
決断、判断・・・
無理ですよね、あの人たち(大臣たち)には・・・
と、書いて、noteに投稿しようと思ったら、究極の丸投げが報道された。
来たる衆院選の敗因の責任をとりたくなかったんだろうか?
まさか、推薦人20人が集まらなかったとか・・・
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