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保健室から vol.23 「おとな」

7月21日に配信しました。
医療従事者の方々や高齢者にはワクチン接種がかなりおこなわれていた頃です。
「私なんかのところに通知が来るのはまだまだだろなあ」
と思っていたら、通知が来た!
今年度中に60才を迎える私はそこそこ高齢者らしい。
ということで、私もすでに一回目の接種を終えた頃のことです。



保健室から  vol.23
「おとな」

65歳以上の方々にはかなりワクチン接種が行き渡ってきたようです。
みなさんのおじいさん、おばあさんはいかがかな?
我が家ではばあさんが1回目を打ちました。
ばあさんは接種直前に、
「すっごく太い針で打つから死ぬほど痛いらしい」と言い出した。
それでも連れて行くと、
「いつ打たれたのかわからなかった。ちっとも痛くなかった」だとさ。
ばあさん、いったいどこからガセ情報をもらってきた?

さて、ワクチン接種による抗体の効果は、2回目の接種後2週間経ってから出てくるそうな。(ファイザー、モデルナで多少違うのかな?)

では、抗体ができるとはどういうことか?
そもそもコロナウイルスは球形に突起が生えたような形をしている。
この突起が王冠(クラウン)や太陽の光冠(コロナ)みたいだから「コロナ」ウイルス。この突起はスパイクといいタンパク質でできている。

ウイルスが体内に入ると、まずスパイクが細胞の受容体とくっつく。
するとスパイクが消えちゃったり、なんとかという酵素が働いたりして、
(勉強したけど、よくわからなかった。無念!)
ウイルスが細胞内に入り込む。
ということは、ウイルスのスパイクと私たちの細胞の受容体がくっつかなければ、
ウイルスは細胞内には入り込まない。

スパイクにすっぽり当てはまるのが抗体です。
抗体がウイルスを認識すると体中のいろんな免疫が働き出す。
ウイルスを食べちゃったり、ウイルスが侵入した細胞を壊しちゃったり、
戦い方をみんなに教えたり。

新型コロナウイルスのワクチンはm(メッセンジャー)RNAワクチンといって、
ウイルスがタンパク質を作る遺伝情報だけを人工的に作ったモノだとか。
この遺伝情報を体内に取り入れることで体はスパイクを疑似体験して抗体を作りだす。
そしてまた、このmRNAが壊れやすいことこの上ない。
だからマイナス何十℃で保管しなければならん。めんどくさいやっちゃ。

というところで、今回はここまで。また連載になってしまった・・・。



自分が接種するモノだからいろいろと調べました。
調べていく中で、もちろん反ワクチン論も拝見しました。
でも、接種した。
それが私の(というか、大多数の)判断。

ところで、今日60歳を迎えました。
まあ、特段の変化はございませんが・・・

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