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海外マーケット振り返り

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昨日の海外マーケット振り返り(7/10) ~レムデシビル期待などで株価上昇~

昨日の海外マーケット振り返り(7/10) ~レムデシビル期待などで株価上昇~

<株式>米株は上昇。バイオ医薬品メーカーのギリアド・サイエンシズが買いを集めた。COVID19治療薬としてのレムデシビルが患者の死亡リスクを62%引き下げる可能性があると発表したことが好感された。また、来週からQ2決算が本格化する中で、来週の決算を控える大手銀行を中心に金融株への買いが強まってダウが上げ幅を拡大。そのまま楽観論優勢で引けまで続伸。久しぶりにダウがNASDAQ以上に上昇した日となった

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昨日の海外マーケット振り返り(7/3)

昨日の海外マーケット振り返り(7/3)

<株式>
米国は独立記念日で休場。現物は動きなしも先物はアーリークローズで取引されたが、反落となった。東京時間は小動きとなるも、東京時間終わりからロンドン時間寄り付き後にかけて一時的に買い圧力が強まるものの長続きせず、欧州株とともに再び下落基調に。米国時間にはフロリダやアリゾナなど懸念州の感染拡大ヘッドラインを受けて売り圧力が強まり、結局は前日比▲0.5%程度で引けた

<債券>こちらも米国祝日に

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昨日の海外マーケット振り返り(7/1)

昨日の海外マーケット振り返り(7/1)

<株式>
米株(S&P500)は続伸。ナスダック総合指数は史上最高値を更新。一方でNYダウは下落。東京~ロンドン時間では、日銀短観の悪さや国家安全法成立後の香港にて初の逮捕者、日銀オペ増額なしで円債発のベアスティープなど、株安・債券安が進む地合いの悪いマーケットだったが、米国市場開始前のADP統計で前月分が大幅改定のポジティブサプライズになったことやその後、ファイザーとバイオNテックのワクチン報道

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昨日の海外マーケット振り返り(6/30)

昨日の海外マーケット振り返り(6/30)

<株式>米株は続伸。新型コロナウイルス感染拡大や米中通商対立を巡る懸念はあるものの、ファンダメンタルズ改善期待などを背景にしっかりとした値動きとなった。経済指標では、シカゴPMIが最近の好調なPMI系データとは異なり、市場予想を下回る結果で失望となったが、その後に発表されたカンファレンスボード米消費者信頼感指数は2011年以来の大幅上昇。ただし、いずれも市場反応は薄かった。コロナ関連では、米国立ア

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昨日の海外マーケット振り返り(6/29)

昨日の海外マーケット振り返り(6/29)

<株式>米株は大幅反発。全米不動産業者協会が発表した5月の中古住宅販売成約指数が統計来の大幅上昇となり、ダラス連銀製造業指数も市場予想を上回るなど引き続き経済指標の改善が目立つ他、ボーイング737MAXが試験飛行開始で大きく買われた。懸念のコロナ感染拡大状況に関しては、フロリダの感染者数が過去1週間平均よりも下回ったことで株買いで反応、その後、他の懸念州でも同様の結果が出てきたことで、センチメント

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昨日の海外マーケット振り返り(7/2)

昨日の海外マーケット振り返り(7/2)

<株式>米株は続伸。注目された米雇用統計が市場予想よりも強い結果となり、経済回復期待が高まった。大幅上昇して寄り付いた米株は、その後、米国の新型コロナ新規感染者数が5月9日以来の大幅増加を記録したと伝わり、S&P500種株価指数は日中高値を離れた。それより先にはフロリダ州が、1日の感染者ならびに入院者数が過去最多の増加となったと報告していた。こうした感染状況が、米雇用統計で示された強材料を相殺する

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