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Week1(1):タイ語 トーン概要

タイ語学習者にとって、ものすごく習得が難しいと言われるトーン。私も他の生徒達も大変苦労しています。アルファベットは読めるようになるんですよ、でもトーンが………….。

2022年の初めからタイ語を始めたという Laura(確かfrom Germany)は「慣れるのに1年かかったよね」。私が前のクラスでパニクっていると、Nataly(from New Zealand)には「1ヶ月や2ヶ月勉強したぐらいでピーピー言うんじゃない。しばらくかかる。」と教えられました。

クラスの中には中級・上級者もいらっしゃるので(もともと独学でいくらか勉強してきた人もいるし、何回かこのクラスを取っている人もいる)、それと自分を比べてしまって「自分はデキない子!」と思っちゃうんですけど、そうすると精神的に追い詰められて焦るばかりで学習が進まないというループにハマってしまうので、途中でみんなにものすごく励まされて「とにかく自分と他のクラスメートを比べない!自分のペースで楽しみながら続ける!」を心がけるようになりました。

さて、その難しいトーンですが、

タイ語のトーンは5つに分かれ、
1、中トーン(通常話すトーン)Middle tone
2、低トーン(通常話すより低いトーン)Low tone
3、落ちるトーン(通常話すところから急に降りる)Falling tone
4、高トーン(通常会話より高いトーン)High tone
5、上がるトーン(通常会話から伸びる感じで昇るトーン)Rising tone

図にしてみまして、こんな感じです。

Thai 5 Tones

High, Middle, Low はそのままの音をキープして発音(これがなかなか難しいんですよ💧)、Risingは出だしの中音から少し下がって昇り、Fallingは出だしの中音から少し上がってから急に落ちる感じです。

このトーン、基本的にはアルファベット(子音 Consonants)によって決まり、アルファベットはトーンによって3つのグループに分かれています。

1、中音子音 Middle class consonants
2、高音子音 High class consonants
3、低音子音 Low class consonants / 2グループ

文字通り、中音子音はトーンが中音、高音子音は高音(昇音 Rising tone)、低音子音は... ちょっとややこしいので、またこれはその時が来た時に。

そして、基本のトーンに加え、トーンマークによっても変わります。赤色の部分がトーンマークです。これらがついている時は基本トーンは無視され、トーンマークで示されたトーンが優勢になります。

(Middle toneにはトーンマークはありません。)

文字や図で見ていても分かりづらいですので、Kanitsa先生のビデオでどうぞ😁

「おじいちゃん、知らないの?」

文1つの中に5トーンを全部入れた単語でトーン練習です。

คุณปู่ไม่รู้หรือ

(Grandpa doesn't know? おじいちゃん、知らないの?)

คุณ(クン/You, Mr., Mrs., Mis., Miss.)
ปู่(プー/Grandpa)
ไม่(マイ/not)
รู้(ルー/know)
หรือ(ルー/疑問詞)

1SENTENCE (5 words) to master all Thai Tones

このビデオを見ながらคุณปู่ไม่รู้หรือ を歌うように舐めるように繰り返し「なんだ簡単じゃん!私はカンペキ!」とか思ったりするんですけど、それは大きな間違いで…….。

ではまた!

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