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大阪の縄文~弥生時代

大阪は河口に位置する街ですので、縄文時代の地層にたどり着くまでには3m以上掘らなければならず、縄文時代の遺跡は極端に少ないものとなっています。
ですが、大阪のど真ん中に縄文時代の遺跡があります。

森之宮貝塚@大阪市中央区

年に数日、展示室を開放して一般公開しています。



縄文時代の人骨がほぼ完全に残っていることは、とても珍しいそうです。


これだけ深いと、そうそう発掘調査はできそうにないですね~
汽水~淡水の貝が確認されていることから、このあたりは、海から湖(河内湖)に変遷していったことが実証されています(縄文時代晩期~弥生時代中期(約3000~約2000年前))。

これは、とてもすごいことだと思いませんか?
河内湖は、古事記の神武東征の際に記載されていますからね~
やはり、河内湖は、実在していたのです。
そして、なんとなくですが、古事記の神話は、弥生時代の中期~後期ことを記載しているような気がしています。
鏡の祭祀、ニニギの天孫降臨、そして神武東征…
ある程度は、事実に基づいているのだと思います。

古事記、日本書紀は、もう一度、ちゃんと読まないといけないですね~


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