#1 知識があるのに、結果を出せないのは「型」を知らないことが原因です
仕事をしていると誰もが悩むことがあります
本番で能力を発揮しきれない
勉強しても実力に繋がらない
いつも損してしまう
一番分かり易いケースは、会議で意見を求められたのにうまく伝えられなかったり、質問されて答え返せなかった時です
頭の中には、良いアイデアや意見があるのに、それを伝えきれません
専門書を読んで勉強し、熟考を重ねたのに、提案をうまくまとめきれないケースや、提案したのに採用されない残念なケースもあります
努力をしてない訳ではない。やるべきことはやっているつもりなのに、うまく行かない。そんな経験は誰にもあると思います
その一方で、軽々と成果を上げている同僚がいたりします。自分の方が準備もしているし、考えも深いのにと、損しているように感じてしまいます
なぜ、そんなことが起こるのか。その理由はシンプルです
力の使い方を知らないから成果が出ないのです
「我流で力まかせに、剣を振り回しても、達人にはなれない」と言えば納得して頂き易いかもしれません
達人は誰よりも「力が強い」から強いのではなく、「型」を極めているから強いのです
このnoteで、誰もが達人になって力を発揮できる「型」を伝えます
「知っている」と「できる」は違う
仕事で成果を出せなかった時、多くの方は「知識が足りなかったせいだ」と考え、より多くの知識を得ることに力と時間を使います
もちろん、経営の基本的な理論や用語を知らないと解決策を考えることができないのは確かです
ですが、知識を積み上げることで名経営者になれるなら、経営学の先生は、すべて優れた経営者であるはずです
知識と実践の間には必要なものがあり、それが無くては力を発揮することができないのです
「型」ってなんだろう
「型」とは、「力を成果に繋げるための実践的な理論」です
武道を思い描いて頂ければ分かりやすいと思います
剣道には「構え」と言われる「型」があります。上段、中段、下段、八相の基本形の下、上段では正眼、人、水と構えが展開しています
野球には「フォーム」があります。「打つ」「投げる」「走る」が基本能力ですが、それぞれにフォームがあり、どんな選手もその習得から始めます
これらの「型」は、長年の実戦から得られた英知をまとめたものです。どんなファインプレーも、その礎には「型」があります
それらが、一瞬のうちに組み合わされ、実戦で成果を目の当たりに見た時、魔法のように感じるのです
力を発揮するための合理的かつ実践的なノウハウ、それが「型」です
「型」を習得すれば、誰でも冒頭の悩みを解くことができます
→ #2(次回)は、ビジネスにも「型」があることを説明します
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