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#12 まだ見ぬものを創造しコミットする。最初にリードするのは自分自身です

自分自身が第一歩、次は他人を動かしてメンバーを増やさねば、事を成すことはできません
チームが大きくなり、組織、社会をリードする存在になります

自分自身をリードする

自分自身が「海の向こうに新天地がある」と信じきれないとしたら、人を説得して仲間にしようとしても無理だと思います

もちろん、自分だって見たことがない訳ですから不安はあります
それでも新天地の姿を描き、自分自身を鼓舞し、納得させなくては、行動は始まりません

成し遂げたい何かを持たないリーダーはいないのです
大それたものでなくとも、組織の中で役割を担えば、達成目標を掲げるはずです

目標を達成した時の姿を目指して活動します
『目標創造』を行い、目標達成に向けて自分自身をリードして動かす力がリーダーシップの源泉です

チームをリードする

次にやるべきことが仲間作りです
目標が高いほど、多くの仲間が必要です
今度は、自分ではなく、他人を説得し行動を引き出さねばなりません

そのために必要な力が『コミットメント』と『伝える力』です
コミットメントとは「約束し、結果に責任を負う力」です
コミットメントを果たすことで、リーダーは信頼を高めます

伝える力は「自分の達成したいことを伝え、人を動かす力」です
伝える力が、リーダーの下に集まり協力する人たちを増やします

このふたつは車の両輪のようなもので、ふたつが揃わないと人を動かし、チームを運営することができません

組織や社会をリードする

チームが大きくなると組織になります
多数の個人や組織からなる社会はさらに大きな存在です
組織や社会をリードするにも、目標創造、コミットメント、伝える力が必要です

チーム時代と異なる点は、リーダーを育成する仕事が加わる点です
もはや自分の能力だけですべてをカバーすることはできません
自分と同じようにリーダーシップを発揮できる人を増やせば、その数の何乗倍の組織を動かすことができます

リーダー候補に聞くべき質問とは?

「どんなリーダーになりたいか」ではなく、「リーダーになって何を成し遂げたいか」です
リーダーシップのスタイルは、「成し遂げたい」ことを実現するための手段です
カリスマリーダーと目標達成の方法は違いますが、サーバントリーダーだって「成し遂げたい」ことを持っています
そのためにチームメンバーを支援します

「貴方が成し遂げることは何ですか」
もし、それが無いとしたら、あるいはそれがあっても、
それをいつ実現するかコミットすることを躊躇うならば、
「まだリーダーになる準備ができていない」のです

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