JPCA若手医師部門病院総合医チーム

日本プライマリケア連合学会若手医師部門病院総合医チームが運営しています。

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JPCA若手医師部門・病院総合医チームがnoteをはじめます!

こんにちは。日本プライマリ・ケア連合学会(JPCA)若手医師部門・病院総合医チームです。まず、わたしたちがどんなチームなのか、紹介させてください! 1. JPCA若手医師部門って?  JPCA若手医師部門の発端は、2004年、旧日本家庭医療学会中の有志の会として発足しました。翌2005年に、正式な下部組織(若手家庭医部会)として承認され、若手が家庭医というキャリアを積極的に選択できるような、日本の後期研修プログラムを作ることを目標として活動を行ってきました。2010年の3学

    • “プライマリ・ケア2024年夏号”使える論文My Top5

      日本プライマリ・ケア連合学会の実践誌、”プライマリ・ケア”の『使える論文My Top5』は若手医師部門 病院総合医チームが紹介しているリレー連載です。 2024年夏号は、市立池田病院 救急総合診療部の青木が担当しました。 『病院総合医×抗菌薬適正使用 編』と題して、以下の5つの論文を紹介しています。 1.黄色ブドウ球菌菌血症の管理におけるベッドサイド診察の有用性 Telephone Consultation Cannot Replace Bedside Infectio

      • 今年度1回目のゆる~くつながる会を開催しました

        6月20日に今年度初回のゆる~くつながる会を開催しました。 医学部5年生、初期研修医1年目の2名の方が参加して下さいました! 病院総合医チームからは合田先生、青木先生にご参加頂きました。 会の流れ 自己紹介などのアイスブレイクを行った後、参加者+病院総合医チーム2名の2グループに分かれて、20~25分×2回じっくりお話してもらいました。 出てきた質問 ・総合診療医に関する専門医制度がよくわからない。内科プログラム?総合診療プログラム? ・病院総合医はどんなことをしている?

        • 第15回日本プライマリ・ケア連合学会学術大会 2024での当チームの企画紹介

           2024年6月7日~9日に浜松で行われる第15回日本プライマリ・ケア連合学会学術大会で専門医部会若手医師支援部門病院総合医チームの企画をお知らせします!  当チームからはオンデマンド配信「アルコール使用障害、生活保護、知的障害をもつ患者の主治医になろう」と現地開催のキャリアcafé「現地版!病院総合医とゆる~くお話しする会」を企画しています!  また関連企画として病院総合医委員会の開催する「病院総合医のキャリアを聴こう,語ろう,つながろう!」についても紹介します! 「ア

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        • JPCA若手医師部門病院総合医チーム#活動紹介
          26本
        • JPCA若手医師部門病院総合医チーム#おすすめの本
          22本
        • JPCA若手医師部門病院総合医チーム#企画紹介
          16本
        • JPCA若手医師部門病院総合医チーム#研修プログラム紹介
          4本
        • JPCA若手医師部門病院総合医チーム#勉強会リポート
          1本
        • JPCA若手医師部門病院総合医チーム#キャリア紹介
          9本

        記事

          『第3回 シン・若手病院総合診療医カンファレンス』活動報告を雑誌寄稿

          今回は2023年12月23日に開催した『第3回 シン・若手病院総合診療医カンファレンス~今日から始める退院支援~よりスムーズな医療連携のヒ・ケ・ツ~』を医学書院「総合診療」5月号に寄稿したためその報告です。 『シン・若手病院総合診療医カンファレンス』は日本プライマリ・ケア連合学会(JPCA)と日本病院総合診療医学会(JSHGM)の連合で開催した企画。 今回の会のテーマは『退院支援』。 3人の講師の先生によるレクチャーと、その後Q&Aのコーナーで自由にディスカッションをしてい

          『第3回 シン・若手病院総合診療医カンファレンス』活動報告を雑誌寄稿

          おすすめの本〜アルコール関連2冊〜

          今回おすすめする本は、アルコール依存症関連の2冊です。 どちらも、とっても気軽に手に取れる本です! だらしない夫じゃなくて依存症でしたこちらは、さまざまな依存症(アルコール、薬物、ギャンブル)の人とその家族の、苦悩と葛藤の日々、回復までの道のりを描いたマンガです。このマンガは、厚生労働省 依存症対策推進室による2018年度の依存症普及事業の一環として掲載されました。 第一話は、アルコール依存症の夫とその妻の物語から始まります。第二話以降、妻は、薬物依存症やギャンブル依存症

          おすすめの本〜アルコール関連2冊〜

          “プライマリ・ケア2024年春号”使える論文My Top5

          日本プライマリ・ケア連合学会の実践誌、”プライマリ・ケア”の『使える論文My Top5』は若手医師部門 病院総合医チームが紹介しているリレー連載です。 2024年春号は、『外来診療 編』と題して、東京都立多摩総合医療センター 救急・総合診療科の齊藤が担当し、若手医師をメインターゲットに外来診療で役に立つ5つの論文を紹介しました。 1. 降圧薬内服のタイミング Cardiovascular outcomes in adults with hypertension with

          “プライマリ・ケア2024年春号”使える論文My Top5

          第3回 シン・若手病院総合診療医カンファレンス~今日から始める退院支援~

          お知らせ日本病院総合診療医学会と日本プライマリ・ケア連合学会の若手部会が共催で行うシン・若手病院総合診療医カンファレンス! 第3回のテーマは「今日から始める退院支援 〜よりスムーズな医療連携へのヒ・ケ・ツ〜」です! 「医療」には医学的な診断・治療分野がある一方で、在宅での社会サービスの調整や施設・病院間の連携といった福祉的な分野もあり、医学・福祉の両面を適切に提供することが「医療」と考えられます。しかし、医学教育において福祉についての教育が施される場面は少なく、退院支援に

          第3回 シン・若手病院総合診療医カンファレンス~今日から始める退院支援~

          論文紹介~月間の労働時間外80時間を超えても体は大丈夫?~

          今回は論文紹介の記事です。 2024年度から時間外労働は960時間/年と法律で決められた時間を厳守する流れが、今まで見て見ぬふりをしてきた医師にも適応されるようになりました。皆様、その準備はできているでしょうか。 いや、そもそも当直・休日も当番の仕事に緊急呼び出しもある医師に他の職種と同じ時間外の設定するのは無理があるだろう!という意見もあるとは思いますが…。今回はその点は置いておいて。 今回の論文は、そもそもこの労働時間は何から決めているのか、過剰に働くとどのようなリス

          論文紹介~月間の労働時間外80時間を超えても体は大丈夫?~

          第2回病院総合医とゆる〜くお話する会を開催しました!

          2023年8月29日に開催しました、第2回「病院総合医とゆる~くお話する会」の活動報告です。 今回は医学科6年生 1名が参加してくださり、病院総合医チームからは卒後7年目 2名と3年目1名が参加しました。 会の様子の一部を紹介します。 ・なぜ病院総合医の道に進むことにしたのか ・病院による病院総合医の立場の違い ・総合内科、総合診療の違い ・初期研修中に回ったほうが良い診療科 ・息抜きの仕方、趣味の話、SNSとの付き合い方まで... 上記のような話題で盛り上がり、約1

          第2回病院総合医とゆる〜くお話する会を開催しました!

          おすすめの本~深く息をするたびに~

          今回は病院総合医として集中治療にどのように関わるかを見つめなおすきっかけとなった本を紹介します。 集中治療後症候群(Post-Intensive Care Syndrome:PICS)とは? PICSとはICU入室中あるいは退室後に生じる身体障害、認知機能障害、精神障害です。PICSを発症すると、退院したあとも仕事に戻れなかったり、人間関係を築けなかったりするため、患者さんの人生は大きく変わります。PICSは原疾患の後遺症として起こるのではなく、救命のための治療によって新

          おすすめの本~深く息をするたびに~

          “プライマリ・ケア2023年夏号”使える論文My Top5

          日本プライマリ・ケア連合学会の実践誌、”プライマリ・ケア”の『使える論文My Top5』は若手医師部門 病院総合医チームが紹介しているリレー連載です。 2023年夏号は、『総合内科×血液内科 編』と題して、神戸市立医療センター中央市民病院 血液内科の西久保が担当し、鉄欠乏性貧血とCOVID-19というcommonな病気に関連した5つの論文を紹介しました。 1. 高齢者での経口鉄剤 Rimon E, et al. Are we giving too much iron? L

          “プライマリ・ケア2023年夏号”使える論文My Top5

          今年度第1回目の開催をしました!

          日本プライマリ・ケア連合学会 専門医部会 若手医師支援部門 病院総合医チームが主体となって運営している、病院総合医との少人数オンライントーク企画「病院総合医とゆる~くお話する会」の活動報告です。 今回は医学科6年生 1名、初期研修医 2年目 1名が参加してくださいました。 話し手として、病院総合医チームからは卒後7年目 2名が参加しました。 ・初期/後期研修は大学病院 or 市中病院 どちらが良いか? ・病院総合医を目指すにあたって初期研修の選択研修で選択すべき科は? ・

          今年度第1回目の開催をしました!

          おすすめの本~医療者のためのリーダーシップ30の極意~

          本日は、リーダーシップを学びたい人の入門書としてオススメな「Thirty Rules for Healthcare Leaders 医療者のためのリーダーシップ30の極意」をご紹介します。 専門医資格を取得する、またはチーフレジデントを務める医師6年目前後に、リーダーシップについて学びたいと思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか? もちろん、Business School内のMaster of Business Administration (MBA)を取得することも

          おすすめの本~医療者のためのリーダーシップ30の極意~

          おすすめの本~「レジデントノート増刊 新版 入院患者管理パーフェクト」

          当チームのOBの官澤洋平先生、また担当理事である病院総合医委員会の石丸裕康先生が編集された「レジデントノート増刊 新版 入院患者管理パーフェクト」が出版されました! 大好評の「入院患者管理パーフェクト」が新版に。病棟での仕事術から入院患者に生じる“主疾患以外”のあらゆる問題への対応まで、幅広く解説!入院から退院のその日まで、病棟診療の勘所がバッチリわかる1冊! こちら、当チームのOB・OG、また現メンバーが多数執筆に関わっています!病院総合医としての腕の見せ所がとてもコン

          おすすめの本~「レジデントノート増刊 新版 入院患者管理パーフェクト」

          2023年度 病院総合医とゆる~くお話する会

          病院総合医との少人数オンライントーク企画、その名も「病院総合医とゆる~くお話する会」です。 日本プライマリ・ケア連合学会 専門医部会 若手医師支援部門 病院総合医チームが主体となって運営しています。 「病院で働く総合医、ちょっと興味あるかも」「身近にいないなぁ、話を聞いてみたいな」という方にピッタリの企画です。 2022年度は小野、原田を中心に運営させていただき、各回それぞれユニークでチャーミングなチームのメンバーの方々に出演いただきました。 オンラインで計4回開催させてい

          2023年度 病院総合医とゆる~くお話する会