S男#2 - 20話

1セッションを終え、彼とベッドの上で抱き合い、キスをし、見つめあって話をする。私の一番好きな時間かもしれない。セックスよりこっちの方が愛情を感じる。
終わった後でも私は彼のものを、喋りながら触って遊ぶのが好きだ。
Can I play with your arcade? と聞くと、of course, I updated yesterday for you.
彼はゲーセンマシーンを自分で作って、リビングにマシンがある。
200以上のゲームが入っていて、ボタン、ジョイスティック、ローリングボール、ガンなど、1つの機械についている。
パックマンを始めると、彼は、フィル・コリンのレコードをかける。
鉄拳、テトリス、など懐かしいゲームを一緒に並んで遊ぶ。
レコードが終わって、次に私の好きなThe Pretty reckless のWho you selling For のレコードに針を落としてくれる。いいタイミングで、いい曲をかけてくれるパーソナルdjの彼が好き。

途中で、お腹減ったねと言うと、ご飯食べに行こう。何食べたい?と聞かれたので、最近できた、日本食のうどん屋さんに行きたいという。
彼は、うどん?食べたことないけど、行こう。と言ってくれた。
ついて、すぐに座れた。でもすぐにレストランは混んできて、外で待つ人が増えてきた。ほんとラッキーだった。
メニューをみて、彼が、何頼んだらいいからわからないから、僕のも、あなたが好きなの頼んで良いよと任せられた。
冷たいのと暖かいうどん、天ぷらなど、いろいろ頼んだ。
ぎこちない箸づかいをする彼を見て、愛おしく感じる。
美味しいねと言ってくれて嬉しかった。


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