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犬と私


こんにちは☺️








私が幼い頃、両親はビーグルを飼っていました。
名前はグース。写真で見ても可愛くて、話を聞くとやんちゃな犬だったそうで。






犬は、家族に対して順位を決めていますが、私の母はご主人ではなく遊び相手と思われていたようで、沢山いたずらをされた、と言っていました。








私が赤ん坊で兄も幼い頃、兄が体調を崩してしばらくの間病院に通ったり、入院をしたりと忙しかったらしく、その間は犬の世話を祖父母に頼ったら、祖父母のご近所さんがグースを大変気に入ってしまい、最終的には譲ってしまったそう。








何とも言えないエピソードですが、母は未だに「もう少しタイミングが遅ければ、グースは私たちと暮らせていたのに」って言ってます。






が、それは嫁姑の関係もあり、当時は何も出来ずに詳しい思いをしたそうです。その後、我が家では一度も動物を飼っていません。














時は流れ、ある夏の日にオランダ人に出会いました。彼は黒のラブラドールを飼っていました。




またまた時は流れ、一緒にラブラドールと生活が出来る日がやってきました。














小さい頃から、ずっと犬と生活がして見たくて両親にお願いしても、叶わなかった夢が20歳超えてから叶うとは思ってなかったので、初めて会った時はとても嬉しかったことを覚えています。








名前はJill/ジル。女の子で現在9歳。
とってもフレンドリーな性格ですこしおバカなジル。会う人皆んなに挨拶をしに行きます。









ラブラドールは身体が大きいので急に引っ張られると、私は転んでしまいそう。
他の犬と遊びたい時はとっても強い力で引っ張られます。






オランダでは犬の躾は厳しいので、ジルは噛むことは絶対にしませんし、吠えることもほとんどありません。







仕事も学校も無い、オランダではニート状態の私はジルの散歩係になる事が多く、また遊び相手です。
私も遊んでもらってます。


彼以外に、知り合いのいないオランダに来て不安になる事もあるのですが、犬があるおかげで1日に3回は必ず外に出て歩いて、気分をリフレッシュする事ができます。












そんなジルが、ある日体調を崩してしまいました。一晩に5回も戻してしまい、とても心配に。
原因は、ビーチに行った際に興奮し過ぎて砂を食べてしまった事。動物病院に連絡すると、そのまま朝まで様子を見て、まだ悪ければ来てください。と言われ待つことに。






心配であまり眠れませんでしたが、翌朝は少し回復した姿が見れてホッとしました。






ホッとした気持ちと、同時にとても尊く、彼女はペットってゆう簡単な枠ではなく、家族なんだと改めて感じました。









貴方が居てくれて、私は毎日楽しいよ。
おバカで困る事もあるけど、笑わせてくれるし、見てるだけで幸せになれる。







私はオランダ語が全然出来なくて、言葉の壁に悩まされてばかり。疲れると英語も喋りたく無い、誰とも喋りたく無い。






そんな風に落ち込む時も、何にも気にせずいつも通りなのは犬です。犬だけです。







9歳は老犬にあたる年齢。私は貴方に出会って、まだ2年そこらだけど、私の大切な存在です。







これからも、沢山遊んで、沢山散歩に行こうね!








可愛い、かっわいいジリちゃん❤️

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