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医師国家試験のドキドキな思ひ出

ツイッタランドでは、近頃国試のツイートが多い。

「もうすぐなのかな?」と調べてみたら、今年2021年の国試は、今週末2/6-7にあるみたいね。

医師国家試験は90%の人は合格するが、10%の人は落ちる。

せっかくなので、私の国試はどうだったか思い出してみた。

なにせ十何年も昔のことなので、詳細にはもちろん覚えていないが、何個か思い出したことがあったので書いてみる。


私の大学の県には試験会場がなかったため、隣の県で受けることになった。

みんなでワイワイ移動。

当然、最寄りのホテルに泊まり、そこから試験会場に通う。

私の時は試験は3日間だった。

私は卒業時、成績はよかったので、あんまり心配をしていなかった。

合宿のような、イベントのような、そんな感覚だった。


私の経験からのアドバイス

■ケータイは鳴らすな!


常識中の常識だが、何を隠そう、私のケータイが試験中に鳴った。

初日の、朝一発目の試験中に。

私の席は一番前の、教卓のまんまえだった。

試験監督は怖そうなおじさん。

サイレントモードにした、と思っていたのに、サイレントモードがオフになっていたようだ。。。


ケータイの音が鳴った瞬間、私は思った。


「終わった。。。国浪決定(国試浪人のこと)か・・・」



でも特に何も言われず、試験時間は過ぎていく。

かなり動揺した私は、冷静になるまでに少し時間がかかった。

「ダメかもしれないけど、とりあえず、問題解かなくっちゃ」


そして試験時間終了。

見直しもできた。試験自体は大丈夫。

試験監督のおじさんは言った。

「先ほど、携帯が鳴った人がいますが、次、鳴ったら失格です。

もう一度、皆確認するように」

と。


よかったー


とりあえず、失格にはならなかった。


ふうっと胸を撫で下ろした。


誰からのメールか確認すると、部活の後輩からで

『先輩、今日から国試ですね!頑張ってください♡」

という可愛いメールだった。

「今度会ったら、このエピソードを語ろう」とクスッと笑った。


その後速攻、携帯の電源を切った。


そして、翌日からは持っていかなかった。

携帯はホテルでお留守番だ。


みんな、ケータイが鳴らないよう、くれぐれも気をつけてね!


■禁忌股をふむな!

禁忌股とは

・患者の死や不可逆的な臓器の機能廃絶につながる選択肢
・医師として順守すべき法律に抵触する選択肢


のことで、私の記憶によると、私の年は2個踏んだら、不合格だった。

私は模試でも、卒試でも、禁忌股を踏んだことがなかった。

「踏むわけがない」と思っていた。



でもね



国試の合否の紙が返ってきた時、禁忌股を1個踏んでいたことが発覚!!


あっぶねー


あぶねかったわ


なんで本番でそんなことを・・・。


みんな、禁忌股を踏まないよう、くれぐれも気をつけてね!



あと思い出したことといえば

私はエビのアレルギーが時々出ることがあるけど、エビ好き。
国試の前の日にエビを食べようとしたら、親友に「もしアナフィラキシーにでもなったらどうするの?」と全力で止められる。
あの時はありがとう!

心配性の同級生の男の子が、ホテルについてすぐ、部屋の乾燥を気にして、浴室に全力で熱湯を溜めた。
なぜかその熱気、湿気がその階じゅうに充満し、「なんだなんだ」と騒ぎになった。





もうあと数日。

あとは今までの頑張りを、いかに本番に発揮できるかだ。

体調を崩さず、なんとか乗り切ってね。


頑張れー!!




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