トマトマト

物理の先生やってるトマト缶。モットーは無知の知。楽しさ追求系デュエリスト。遊戯王はマス…

トマトマト

物理の先生やってるトマト缶。モットーは無知の知。楽しさ追求系デュエリスト。遊戯王はマスターデュエルよりもキャラゲーのデュエルリンクス民派です。#ポケモン#プリキュア 気軽に絡んで下さい。辛い鬱の支援活動もしてます

最近の記事

解析力学について

今日は解析力学について書いていくぞ。解析力学はニュートンが作った力学を進化させたものだ。ニュートン力学が理解できてない君は先にそちらを学ぶ方がいい。話は逸れたが、ニュートン力学は軸を設定するのが自由であったという見方を考えると逆に言えば、適切な軸を設定するのが難しいということを意味する。それを解決したのが解析力学だ。力学をエネルギーの観点から機械的にどう運動するのか知ることができる。そのためにラグランジアンやハミルトニアンと言った新しい概念が出てくる。これを用いたのがラグラン

    • signalの良さについて

      今日はsignalの良さについて語ろうと思う。signalはLINEやWhatsAppなどと同じチャットツールだ。最大の特徴は何かというとセキリュティの高さ、個人情報を守るということに全力を上げてることなんだ。LINEは韓国企業でサーバーが中国や韓国に置かれていて情報ダダ漏れ。WhatsAppなどは個人情報を収集し広告とすることでビジネスモデルが成り立っているんだ。でも、signalはなんとどちらでもない。寄付によって運営している。またエンドツーエンド技術と言ってセキリュティ

      • お医者さんに診てもらうときに大切なこと

        病院に行き、お医者さんに診てもらうときに大切なことは、次の二点だと思う ・見せるのが恥ずかしいところでもさらけ出すこと ・嘘をつかず、正直に相談すること 筆者の原体験なのだが、私は浣腸をしたことがある。(真面目な話)知らない方のためにいっておくと、浣腸とはおしりの肛門部に、薬液を入れて、腸の壁の面を滑りやすくし、また、腸を刺激し、腸の動きを活発にして、便を出す便秘薬のことです。要するに便秘のときに使うものです。このときは恥ずかしかったですね。(笑) お医者さんは治すのをサ

        • 指導者のあるべき姿

          忘れない内に書いておこう。冬休み中だっただろうか、日本では珍しい興味深い良い指導方法を見た。筆者はある寒い日の中、散歩がてらフラフラしていたのだが、キャッチボールをしている父親ひとりと子供3人の光景が目に飛び込んできた。 見る限り、12歳くらいの長男(指導者から軸がずれないようにとアドバイスされながら)、続けて7歳ぐらいの女の子、6歳ぐらいの男の子の3兄妹である。女の子はボール遊びがあまり好きではないようだった。 私がこの光景を見てなぜ足を止めたのかというと、ボール穴が空

        解析力学について

          日本の入試制度と研究者育成との相性の悪さについて

          日本の入試というのは、典型的な問題をいかに正確に速く解けるかが求められる。(もしくは少し工夫された問題)一方で、研究ではその必要はない。むしろ試行錯誤して失敗だらけだ。 入試では失敗が許されない。不合格になるからだ。研究では別で失敗しても良いし、失敗から新しい成果が出ることすらある。(セレンディピティ) 何が言いたいかというと、求められる能力が逆なのである。ひょっとすると、不合格者の方が研究者に向いていた可能性すらある(特に難関大) もちろん、両方できる天才タイプもいる

          日本の入試制度と研究者育成との相性の悪さについて

          理系の世界

          理系は国語も得意でないといけない。 なぜなら、数式は言葉だからだ。大学院以降、正しく計算するだけは求められなくなる。どのように考えたか、どのような過程を踏んだのか説明をもとめられる。高校まで数学や物理とはまるで違う世界だ。 このことに戸惑う学生が多いので、知っておいてほしい。 大学に入ってからではおそいのだ。高校にいる時に、数学が得意(計算)だから数学科へなんて考え方をしてると痛い目に遭う。物理学科もまた同じである。 そのことを高校教師は教えてくれない。そもそもしらな

          理系の世界